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女子52㎏級の五輪代表への途_角田夏実がジャカルタアジア大会でオール1本勝ち優勝!

f0090954_09474259.jpgジャカルタアジア大会女子柔道52㎏級の出場選手に角田夏実_つのだなつみ(了徳寺学園職)を脅かすレベルの選手は出場しておらず優勝の本命とされていました。

この階級では日本の志々目愛、阿部詩が外国勢を寄せ付けない圧倒の強さなのです。

その一方で、角田は対戦成績でコソボの選手(マイリンダ・ケルメンディやディストリア・クラスニキ)やフランスのブシャールに負けが続いています。

そのあたりが配慮されて、4月の選抜体重別で阿部詩も志々目愛も退けて優勝した角田が世界選手権@アゼルバイジャン・バクー(9月20日~27日)に選出されず、ジャカルタのアジア大会出場に回ることになりました。

そのアジア大会では絶対の本命と目されていた日本代表角田夏実が全試合一本勝ちの圧勝で柔道競技日本代表に今大会初の金メダルをもたらしてくれました。

角田の得意技が「巴投と腕挫十字固」とは参加選手に広く知れ渡り、誰もが警戒する中でしたが、それでもこの伝家の宝刀技をしっかり決めて見せてくれました。

準決勝からTV観戦しましたが、両足での巴投「一本」を取っていました。決勝はパク・ダソル(韓国)から巴投「技有」からもつれたところを電光石火の腕挫十字固「一本」という完勝でした。この形にはまれば向かうところ敵なしという印象でした。

現行の選抜システムでは、五輪代表に選ばれるには2年以上継続して世界で突出した成績を残すことが必須です。それには世界選手権の代表で居続けることが大事です。

その意味で、今年の世界選手権代表となっていない角田は志々目や阿部に続く3番手という位置づけになっています。

普通、世界選手権に出場するためには、講道館杯を勝ち抜いてグランドスラム東京に出場(4名)し、欧州国際大会で上位に残り、権利を得た上で4月の全日本選抜体重別に勝利しなければならないということになっていました。

しかし昨年度から「世界選手権で優勝した選手がグランドスラム東京にも優勝したら、その時点で翌年の世界選手権代表が内定」というシステムが採用されました。これは言ってみれば「1番手がもっとも有利であり続ける」システムということになります。他の選手にとってみれば、翌年の世界選手権代表の枠がそもそもなくなりかねない大ピンチ。これを確実に止めるには自身がグランドスラム東京(2018年はグランドスラム大阪です。11月23日~25日)に出場して直接対決で勝つことしかないということです。

このわずかなチャンスですが、角田はアジア大会優勝で、グランドスラム大阪の切符を手にしました。(講道館杯に出場する必要はありません)大逆転に向けて1歩進みました。

後は、9月の世界選手権での志々目や阿部の戦績結果を待って、グランドスラム大阪でライバル対決を制することです。

そのグランドスラム大阪には彼女が苦手とする外国選手も多く登場します。

ちなみに去年12月のグランドスラム東京は阿部詩が優勝しましたが、角田はフランスのブシャールに負け、敗者復活でも志々目に負け、7位という不甲斐ない結果でした。

角田にとって今年のグランドスラム大阪は、五輪の代表権を入手する大きな決め手となる来年の世界選手権の代表切符が獲得できるかどうかの正念場になります。角田の捲土重来が楽しみです。

角田、阿部、志々目の3人の直接対決は、阿部が志々目に強く、志々目は角田に強く(選抜体重別では決勝で角田が志々目を下しましたが、昨年のブダペストの決勝で志々目が角田を破っています)、角田は阿部に3戦3勝です。じゃんけんのような三つ巴の関係です。

このTV観戦のとき、52㎏級リオ五輪の銅メダリストの中村美里が解説をしていました。引退の旗幟を鮮明にしていない中村ですが、この時点で国際大会の参戦していないと東京五輪代表への道は険しいですね。

今だと11月3日の講道館杯からの参戦となりますが・・・・。 志々目、阿部、角田の三強を突破するのは困難でしょう。

by zoompac | 2018-08-31 09:48 | スポーツ | Comments(0)

鈴木亜由子(JP日本郵政G)が初マラソン初優勝でMGCの出場権を獲得!

f0090954_12463129.jpg5000m、10000mのトラックや駅伝などで長らく活躍する一方で故障にも苦しんできた26歳の鈴木亜由子が26日に行われた北海道マラソンで初マラソンながら2時間28分32秒で優勝し、20年の東京五輪代表選考会(マラソングランドチャンピオンシップ=MGC)への出場権を手にしました。

同日は、ジャカルタのアジア大会でも女子マラソンが行われ、TVでは遅咲き32歳の野上恵子(18銀行)の力強い銀メダルの走り(2時間36分27秒)が映し出されていました。

野上は、今年3月11日の名古屋マラソンを日本人3位(2時間26分33秒)の成績で、すでにMGCへの切符を手にしていました。

ちなみに名古屋マラソンの日本人2位は岩出玲亜(ドーム)でタイムは2時間24分38秒、優勝は鈴木亜由子の所属するJP日本郵政Gの関根花観(2時間23分07秒)で、それぞれMGC出場を決めています。

鈴木は今回も米国合宿中の疲労で足に痛みを抱えた状態での出場でしたが、前半の天満屋の谷本観月の飛び出しにも動じず、25キロ過ぎに体調を確かめギアを上げていきました。33キロで谷本をかわして一気にゴールを目指しました。後半の21キロの方が前半よりも1分速い走りは、まさに駅伝等で鍛えた天性のギアチェンジの賜物でした。

スピードやギアチェンジが魅力の鈴木亜由子です。

同僚の関根と切磋琢磨すると同時に激しいレースの駆け引きに耐えられる体造りを万全にしてもらいたいです。

by zoompac | 2018-08-30 12:48 | スポーツ | Comments(0)

食べ歩き 「韓の台所 別邸」@渋谷道玄坂_佐藤さん考案の「シャトーブリアン」との駄洒落を信じて気を抜いて食してしまった極上のお肉!

f0090954_10075419.jpg「韓」(ちなみに「かん」ではなく「はん」と読むのだそうです)の名を持ちながら、扱っているお肉が山形牛というお店でした。

渋谷駅から道玄坂を上がっていくとファミマが1階に入っている道玄坂センタービルが見えますがその7Fにあります。

この道玄坂付近に、「韓の台所」と名のつく店が3軒あって、それぞれ違う客層をターゲットにしているようです。

おひとり様でも楽しめるバルのような店、カジュアルな店等‥。

この「韓の台所 別邸」はちょっと高級でお洒落な店でした。

お店はかなり広く個室も充実しているので接待用に使えます。

外国人観光客らしい人たちも多く入っていました。

「山形牛」ということがよくわからないらしく、「神戸ビーフ」かと聞き返していました。

和牛上タン(分厚い肉と普通に薄い肉の2種類)、特選和牛上ハラミ(牛肉の大トロって感じ)、すき焼きロース(大きな肉でご飯を巻いていました)、そしてシャトーブリアンステーキ。f0090954_10111958.jpg

「シャトーブリアン」の名の由来についてお店の人に聞いたところ、うちの社長の名が佐藤なのでダジャレでなないでしょうかとの答えでした。

妙に納得させられて笑ってしまったのですが、後で調べたところ全然違っていました。

シャトーブリアン(Chateaubriand)とは牛のヒレ肉(テンダーロイン)の中で中央部の最も太い部分のこと(牛1頭からとれるヒレ肉およそ4kgから600g程しか取れない)、およびそれを使ったステーキです。

最高級のフィレ肉(テンダーロイン)からさらに中心部を選んだもののみをシャトーブリアンといい、脂肪が少なく、肉質に優れた極上のステーキなのです。

名前は、佐藤のシャトーという駄洒落ではなく、19世紀初頭のフランスの政治家フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンが料理人に命じて作らせたことから、このように呼ばれるようになったそうです。そのおいしさから、その部位ばかり食べていたグルメのシャトーブリアンの名前が由来だったのですね。

ついでながら、彼は作家でもありました。「レ・ミゼラブル」や「ノートルダムの背むし男」で有名なヴィクトル・ユゴーの御師匠さんらしいのですが、フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンの作品はカトリック色が強いためかあまり日本には紹介されていないようです。

ナポレオンから教皇庁大使参事官に任命されましたが、大使のフェッシュ枢機卿(ナポレオンの叔父)と折り合いが悪くさらにアンギャン公ルイ・アントワーヌ処刑にも反発して辞任しました。さらにナポレオンをネロに例えた批判を書き、パリから追放されました。

ナポレオン没落後、ブルボン王家の王政復古の下でプロイセン大使、イギリス大使、そして外務大臣(1822年 - 1824年)を歴任しました。その後、王制を支持する一方で自由主義的な主張をするようになり、1830年の7月革命後は新王ルイ・フィリップに忠誠を誓わず、再び文学生活に戻った人物です。

柔らかくて美味しい肉でしたが、店員さんの説明にあった佐藤さんのシャトーじゃないですかという駄洒落で笑いながら気を抜いて食するのではなく、フランスの有名なグルメ人のことに想いを馳せながら腹筋に気合を入れて食べるべきだったと深く反省した「韓の台所 別邸」@渋谷道玄坂での食事でした。

by zoompac | 2018-08-29 10:12 | 酒・ワイン・珈琲・旅 | Comments(0)

アジア大会選手権2018@ジャカルタ_新旧こもごもの女子水泳選手たちの東京五輪に繋がる活躍をみました。

6個(50、100の自由形とバタフライを2個づつ計4個の個人種目、100X400mフリーリレー、100X400m メドレーリレー)の金を荒稼ぎした池江里佳子、200m背泳銀の後同日の100X400mフリーリレーの2泳(池江璃花子、酒井夏海、青木智美、五十嵐千尋)に急遽駆り出されて金、その後の日程の100m背泳で金メダルを獲った酒井夏海は、彼女が参加する最終種目の100X400m メドレーリレーの1泳の背泳ぎでも中国を押さえてトップで鈴木聡美、池江璃花子、青木智美に繋いで日本新、大会新の金に貢献しました。ちなみに、酒井夏海は金3個、銀1個でした。

東京五輪に向けてまだ伸びしろが期待できそうな頼もしい高校生スイマーの活躍が目についたアジア選手権大会の女子水泳競技でした。

一方、ロンドン五輪で200m平泳ぎ銀メダルだった鈴木聡美はその後長らく低迷していましたが、このアジア大会の50mと100mの平泳ぎで優勝し久しぶりに存在感を示してくれました。100mX4のメドレーリレーの平泳ぎでも圧巻のパーフォーマンスで酒井夏海が1泳でつけた中国との差を拡げて池江璃花子に繋ぎました。金メダル3つ獲得した鈴木は今年27歳ですがまだまだ伸び盛りの高校生のような元気な泳ぎでした。

復活といえば、200m平泳ぎで優勝した渡部香生子もそうですね。

2012年2月の中学3年のとき当時の平泳ぎの第一人者の鈴木聡美を短水路200mで破って優勝し、高校1年でロンドン五輪代表入りし、岩崎恭子の再来のような騒がれかたをしていました。

瞠目するほどの活躍を見せつける反面、成績にムラがあり、ロンドン(200平14位)、リオデジャネイロ五輪ではメダルに遠く及びませんでした。リオ五輪の200m平泳ぎでは渡部香生子が準決勝敗退の一方で金藤理絵(今年3月に29歳で引退)が金メダルに輝きました。

2015年の世界水泳平泳ぎ200mで金メダルを獲って以来鳴かず飛ばずといった渡部も気がつけばもう大学生(早稲田)です。

まだ、なのか、もう、なのか微妙ですが、21歳です。今年のパンパシフィック選手権も体調不良で棄権していた渡部でしたが、このアジア選手権の舞台で久々に彼女らしい切れのある泳ぎを観ることができました。

ちなみに、このアジア選手権での200m平泳ぎは連覇となります。

韓国、仁川で行われた2014年のアジア大会では高校生として、今年の池江のように元気いっぱいで6種目の競技に参加していました。

そのときの渡部香生子の戦績は 50m平泳ぎ4位、100m平泳ぎ2位、200m平泳ぎ優勝、200m個人メドレー2位、400mメドレーリレー優勝、400mフリーリレー2位でした。

リオ五輪でバルセロナ五輪の岩崎恭子以来24年ぶりの金メダルを獲得した金藤理絵は、東海大生の2008年に北京五輪代表に選ばれ200m平で7位でした。2009年の日本学生選手権水泳競技大会の女子200m平泳ぎを2分19秒65の日本記録(2018年現在更新されていません)で優勝した後長らく低迷しました。何度も辞めようと思いながらも夢を追い続け遂に2016年のリオ五輪の200m平で世界の頂点に立ちました。

100m平の日本記録(1分05秒88)保持者の渡部香生子にはこの金藤の復活劇がいいお手本になるのではないでしょうか。

飛ぶ鳥落す勢いの池江や酒井の活躍の他にこうした過去の栄光と挫折を味わった鈴木や渡辺の復活躍動も印象に残ったアジア選手権大会@ジャカルタでした。

まだまだ、世界とアジアの間には高い壁がそびえていますが、2年後の彼女たち(池江、酒井、鈴木、渡部)のさらなる進撃を期待しています。

by zoompac | 2018-08-28 09:24 | スポーツ | Comments(0)

読書「ファーストラヴ」島本理生_第159回直木賞受賞作、読んではみたけれど・・・!

f0090954_09032831.jpg第159回(2018年上半期)直木賞受賞作品です。

オール読物9月号の直木賞選者の方々の選評を読みましたが、他の選者の支持がさほどでもない中、伊集院静氏が口泡を飛ばしてこの「ファーストラヴ」を激賞されていた印象が残りました。

受賞作品は選者の多数決で選ばれるのではなく、声の大きい影響力のありそうな選者の意見に取捨選択を繰り返しながら、結局はその意見が少数派だったとしても、そこに求引され収束していくものだなと思ってしまいました。

私も一読して、文章の上手さと巧みな(サスペンス調の)構成は感じることはできましたが、やはりこの類のテーマには、「それがどうしたの!?」という感想が残ってしまいます。

文章の巧みさからするとこの作品は、私のあまり好きではない(お金を出してまで読もうと思わない)芥川賞にこそふさわしいという印象です。

直木賞には読んでワクワクドキドキの楽しい作品を期待しています。

この「ファーストラヴ」を読んでいるうちに、いろいろな過去の事実が明らかにされていくのですが、それを心地よいと感じる人と、私のように回りくどいと思う人と、読むひとによって印象が違う作品なのだろうと思います。

それにしても主人公のカメラマンの旦那さんの人間が出来過ぎでした。あり得ないでしょう!

長電話の好きな女性にはこの作品は受けるかもしれないと思っています。

私にとってはどうでもいいテーマについてのつべこべつべこべとした女性の長電話を聴かされた印象の作品でした。

by zoompac | 2018-08-27 10:17 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

スポーツ 全中陸上2018、中距離トラックの結果

第45回全日本中学校陸上競技選手権大会が8月19日(日)~21日(火)まで岡山県のシティライトスタジアムで開催されました。

今年は、去年の男子の石田洸介(1500m@3:54.34、3000m@8:32.56で二冠)や女子の不破聖衣来(1500m@4:25.07で優勝)のようなスーパースターが不在の中混戦となりました。

男子3000m
1.藤宮 歩   大槻中(3)  福島県  8:33.96
2.吉居 駿恭  田原東部中(3) 愛知県  8:35.63
3.堀口 花道   甘楽中(3)  群馬県  8:36.29

男子1500m
1.吉居 駿恭   田原東部中(3) 愛知県  3:59.30
2.藤宮 歩    大槻中(3)  福島県  3:59.45
3.佐藤圭太   蜂ヶ丘中(3) 京都府  3:59.71

女子1500m
1.米澤 奈々香 浜松北浜中(3)静岡県  4:27.42
2.南 日向   船橋葛飾中(3)千葉県  4:28.72
3.石松 愛朱加 浜の宮中(3) 兵庫県  4:29.26

by zoompac | 2018-08-24 10:11 | スポーツ | Comments(0)

映画「ミッション・イン・ポッシブル フォールアウト」_元妻ジュリア問題にやっと決着をつけてくれました!

f0090954_17311898.jpgトム・クルーズといったらこの人という「戸田奈津子」さんの翻訳字幕で観ました。109シネマズ木場です。

トム・クルーズ主演の人気スパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第6作めです。

このシリーズの中で最高の出来だと思います。

パリど真ん中での壮絶なカーチェイス、足を骨折したビルへの飛び降りシーン、自ら操縦したヘリコプターの追撃シーン、そしてラストシーンでのクリフハンギング等総決算大安売り的なアクションのオンパレードでしたが、私が良かったと思えたのはイーサン・ハントの仲間を裏切らない頑なな姿勢でした。その延長戦にあるのが元妻ジュリア(ミシェル・モナハン)への究極の愛でした。

不特定多数の多くの命を守るためには、少数の犠牲はやむなしというのが一般的な考え方でしょう。

ドローンを使用した現代の戦争の実態を描いた軍事サスペンス映画「アイ・イン・ザ・スカイ」の中で自爆テロを防ぐためにパン売りの少女の命を犠牲にするのかどうかを巡ってヘレン・ミレン扮するイギリス軍大佐が迫りくる危機の中での決断で懊悩するシーンが印象的でした。結局自爆テロ容疑者の爆殺を優先したため民間人の少女は犠牲になってしまいました。

イーサン・ハントには、 大勢の命を救うためには目先の1人を犠牲にするのはやむを得ないなどとする大義名分は通用しません。目の前で人質になった仲間を救うことで自分に課せられたミッションの難易度が急上昇し命懸けの派手なアクションに巻き込まれていくというのがお約束のパターンです。

この「ミッション・インポッシブル」シリーズは、第3作目あたりからチームの結束力の高さも1つのテーマとして描かれる作品になってきています。

サイモン・ペッグ演じるベンジーやウィング・レイムス演じるルーサーがイーサンの強力な助っ人になってくれています。

彼ら2人こそ、第3作目のイーサンとジュリアの結婚のわけあり事情を知っている数少ないレギュラー出演者なのです。(ルーサーがそのあたりの事情をイルサに気を使いながら説明するシーンが印象的でよかったです。)

今回も相変わらずの超絶アクションを、次々繰り出してくるトム・クルーズ(56歳)でしたが、もうすぐジャッキー・チェン(64歳)の御仲間入りですね。 ハリソン・フォード(76歳)が60歳過ぎてインディジョーンズシリーズの1つに出演したのはご愛嬌でしたが、彼は50歳になる前にインディジョーンズシリーズ3作目を最後にそのアクション映画から実質的に引退していました。

体を張ったトムのアクションにはただただ恐れ入るしかないのですが、今回のミッション・インポッシブル最新作の素晴らしさは、単なるアクション映画にとどまらず、イーサン・ハントの内面を深く掘り下げて描いてくれたことです。

さすがにサスペンスの名手クリストファー・マカーリー監督(「ユージュアル・サスペンス」の脚本で、アカデミー脚本賞を受賞)です。彼は、前作(5作目の「ローグネイション」)からの続投でした。

第4作の「ゴースト・プロトコル」のラストシーンで死んだと思われていたイーサンの元妻「ジュリア」が生きていたことが判明し、第5作目のお約束事として「ジュリア」が登場するはずでした。

それを楽しみにして観た5作目でクローズアップされていた女性は「ジュリア」ではなく、なんとも魅力的な元M16の諜報員イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)でした。「ジュリア」については音沙汰なしでした。

そのクリストファー監督が、この6作目に待望の元妻ジュリアを再登場させてくれました。とびっきりの彼らしい脚本を用意してくれました。

盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちでしたが、イーサンが人質になった仲間を救うことを優先したため、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまうところからこの映画は始まります。

事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与していて、手がかりはジョン・ラークという名の男という設定です。

ラークが接触するという謎めいた女性・ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFでしたが、仲間想いのイーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カビル・・・「コードネーム U.N.C.L.E.」でナポレオン・ソロを演じていました。相棒のイリヤ・クリヤキンは「君の名前で僕を呼んで」のアーミー・ハマー)を送り込んできます。

イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのですが、ミステリータッチの複層的な物語展開は相変わらずで誰が見方か誰が敵か不明です。そのあたりの趣向はこの監督さんの得意とするところですが、私の感銘を受けたシーンとは無関係なので端折ります。

場面は、帰属をめぐって、インドとパキスタンの対立が絶えない係争地であるカシミールの地です。

そこに医療活動のためにきていたジュリアと盗まれた3つのプルトニウムを回収しようとカシミールにやってきたイーサン・ハントと仲間たちが遭遇するのです。

ジュリアは共に医療活動に従事する現夫パトリック(ウェス・ベントレー)、イーサンは現在心憎からぬ思いを抱く元M16の諜報員イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)と一緒でした。

ジュリアを巡って現夫と元夫の「カサブランカ」を彷彿させる三角関係がちらりと描かれていました。

しかし、感傷にひたっている間もなく、核爆弾爆発の秒読みが始まって、壮絶なヘリコプターアクションが始まりクライマックス入りとなります。

余談ながら、あまり強調はされていないのですが三角関係の図は複合的でイーサンを巡っての元妻ジュリアと今カノ?イルサの関係もちらりとみてとれます。

前作から登場のレベッカ・ファーガソン演じるイルサ・ファウストの名前には監督の遊び心を感じました。(前作の舞台にはモロッコも選ばれていました)

レベッカ・ファーガソンもイングリッド・バーグマン同様スウェーデンの女優ですが、イングリッド・バーグマンが演じた「カサブランカ」での主人公の名前がイルサ・ラントでした。(夫役のヴィクトル・ラズローのモデルが、「EUの父」と呼ばれる日本名青山栄次郎ことリヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーというのは有名な話です。お母さんがクーデンホーフ光子です。)

イルサ・ファウストは、元諜報員ですから、イーサンの孤独な立場も危険な状況も理解できますし、自分の命は自分で守れます。運動神経も抜群でカリスマ性もあります。イーサンにとっては理想的なパートナーですね。

今回では、イーサンが別れるという形でジュリアへの究極の愛に重きを置いていました。これで第3作から引っ張りに引っ張られたジュリア問題は一件落着ですね。

次作では、イーサンとイルサの愛をもっと大胆に描いてほしいですね。それと今回登場したやや消化不良気味のカリスマ女性・ホワイト・ウィドウの事ももっと詳しく知りたいです。

トム・クルーズも寄る年波には勝てないと思うので、このシリーズもそろそろ幕引きが近いのかなと思っています。

by zoompac | 2018-08-23 13:46 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

読書「宇喜多の楽土」木下昌輝_せっかくのいい題材を下手に料理されたような気分にさせられた作品

f0090954_09032028.jpg「宇喜多の捨て嫁」の血膿の匂いが立ち込めてくるような強烈なインパクトのあった第152回直木賞候補作に続く、木下昌輝氏の第159回直木賞候補でまたしても「宇喜多の」ってタイトルでしたので飛びついて読みました。

結論から言うと、少々、期待外れでした。短編連作集「宇喜多の捨て嫁」でみられた切り口の見事さがなく間延びした感じでした。楽土=八丈島という結論なのでしょうか、この小説のメッセージが今ひとつ掴み切れなかったような感じが残りました。

冒頭の民のための干拓による宇喜多直家の楽土づくりの理念と、関ケ原の敗戦側の一大将として追手から逃げ回ったあげく最後に追い込まれた八丈島に直家の嫡子の宇喜多秀家がそのまま居つくことのどこが楽土という表題に結びつくのか首を傾げざるを得ませんでした。

その冒頭の干拓地の描写とラストの秀家の八丈島での決意の間は、ただ淡々と秀吉の朝鮮出兵前後の事項から関ケ原の戦いの事項が秀家視点で時系列に語られているだけでした。

宇喜多秀家の立場から描かれたそれら一連の事項には新鮮に感じられる描写もありました(たとえば関ケ原の戦いにおける小早川秀秋の去就等)が、物語の構成については異議ありです。

宇喜多秀家は関ケ原を戦った武将の中では結果的に一番長生きしています。関ケ原の戦い後6年間逃げ回って、八丈島へ流されたのが1606年。秀家が没したのが1655年です。八丈島での余生は50年に及びました。

この小説は、秀家が八丈島に流されたところから始めて、フラッシュバックで、1599年の宇喜多騒動(ここもキリシタンと日蓮宗の対立構図、同じキリシタン信徒の中でも秀家の敵方となった従兄弟の宇喜多左京亮、それとキリシタン武将として有名な明石掃部(全登)とキリシタン信徒として有名な豪姫の関係を整理して描いて欲しかったです)、1600年の関ケ原(ここは枝葉末節を切り取った軽めの描写で十分)、そこから八丈島に流される逃亡生活の6年を丁寧に描いて欲しかったです。小説家として物語を作れる格好の題材ではないでしょうか。特に島津家に匿われたところあたりが興味深いですね。

そうした過去のいきさつ描写に加えて、1606年以降八丈島での生活というか大阪夏の陣に至る時代の流れを描きながら、大阪夏の陣では、キリスト教布教のために大阪側についた明石全登と徳川側として千姫救出に関わった宇喜多左京亮詮家(坂崎直盛)の物語に焦点を当て、1616年の家康の死とそのタイミングで秀家の刑が解かれ、前田利常から秀家に、10万石を分け与えるから大名へ復帰の勧誘があったことを説明すれば、秀家が何故それを断って八丈島に残る決意をしたのかということにもう少し厚みのある説得力が出てきたのではないでしょうか。

料理次第では面白い題材だったと思うのですが、「宇喜多の花嫁」で瞠目させられた腕がこの作品には振るわれていなかったことを残念に思いました。

フラッシュバックしながら、現在進行形の物語を描く手法は、伊東潤氏の「虚けの舞 」という小説が浮かんできます。

信長の息子・信雄と、秀吉に滅ぼされた北条家の生き残り氏規(うじのり)の今や秀吉の御伽衆としての生きざまを描いて印象に残る物語になっていました。宇喜多秀家という凡庸な武将ですが数奇な運命を辿った人物を描くにはこの手法がよかったのではないかと思った次第です。

by zoompac | 2018-08-22 10:04 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

スポーツ 「秋田県金足農業の大進撃!@甲子園」_秋田勢として103年ぶりとなる決勝進出!最後もあの校歌で締めくくってほしいですね!

f0090954_08480288.jpg準決勝の秋田の金足農も西東京の日大三も逆転勝利が多く勝負強いチームです。

先制したのは金足農でした。1回に4番の打川の適時打で1点をもぎ取ると、5回に追加点を得ました。

その後1点奪われ、追加点の好機となるノーアウト満塁からのスクイズ失敗もあって流れは日大三に傾きかけました。

8回の裏や9回の裏にも一打逆転あるいは逆転サヨナラのピンチに見舞われました。

しかし、5戦連続完投の豪腕吉田輝星(こうせい)投手がふんばりました。気まぐれな勝負の女神に惑わされることなく重圧を跳ね除け相手チームに傾きかけた流れを断ち切り虎の子の1点差を守り切りました。

直近2試合の投球パターンに比べると、準決勝の投球は変化球でストライクを先行させる省力粘投だったと思います。その分三振の数は減りましたが、球数も少なくてすみました。

準々決勝勝利の後のインタビューで大阪桐蔭の監督が、データ収集・分析班の隠れた努力とその貢献を讃えていました(自画自賛のようにも聞こえましたが)。映画「マネーボール」の高校野球版ですね。

金足農の吉田投手は決勝戦を見据えて、相手の収集したデータを攪乱するかのような技巧派の投球内容に切り替えたようにも思えました。

5戦連続二桁奪三振の記録のかかった試合で、吉田投手は記録を捨てあくまで勝負にこだわったのではないかと思います。

奪三振数から豪腕のイメージがありますが、実にクレバーな投手です。牽制もうまいし守備も固いですが何より勝負勘というか判断力がすごいです。

話は変わりますが、今や吉田投手のトレードマークとなった白いマウスピースもすがすがしいですね。f0090954_08475008.jpg

トレードマークといえば2006年の夏の決勝で、駒大・苫小牧擁するマー君・田中将大(現ヤンキース)と延長15回を投げ合って4:3で優勝した早実のハンカチ王子・斎藤佑樹(現日本ハム)のハンカチもそうでした。

マウスピースといえば、マー君も楽天時代に使用していましたが、すがすがしいというよりはやる気むき出しの黄色のマウスピースでした。

2006年の夏のマー君とハンカチ王子の決勝戦も日本中を沸かせた夏でしたが、今年も沸いています。

本日(21日)朝に秋田→伊丹へ日本航空の臨時便が運航する予定だそうです。JAL4730便で、秋田空港を午前8時50分発、伊丹空港10時15分着です。ちなみに決勝戦の開始時間は14時です。

トレードマークといえば、吉田投手のマウスピースや胸アツだけではありません。試合後の勝利の校歌を、背を反らして全力で歌う選手全員の姿もそうです。

豪腕吉田投手を支えるチームの集中力とチーム力がその姿に象徴されているようにみえます。

ベスト8を目指した対横浜戦では、4:2とリードされた8回の裏にスリーランホームラン(高橋)で4:5とひっくり返し、9回表に150㎞の直球を含む渾身の吉田の熱投で勝ちきりました。

準々決勝の対近江戦では、9回の表まで2:1で負けていました。

9回の裏の逆転劇の口火を切ったのは、対横浜戦で逆転となるスリーランホームランを放った高橋でした。ヒットで塁に出ると、続く選手は送りバンドを失敗しながらポテンヒットで連続出塁です。その次の選手はフォアボールで満塁。

そこからスクイズでした。近江のサードの選手が1塁に送球する間に、セカンドランナーまで果敢にホームにすべりこんで、劇的なツーランスクイズを成功させての逆転勝利でした。

セカンドランナーはサードベースを回ってもほとんど躊躇しなかったですね。勇気のいる選択というか押せ押せの勢いに乗った蛮勇とも思えるほどですが、勝利の女神はその勇気に微笑んでくれました。

この準々決勝の試合での金足農の全得点は、ホームランで叩き出した対横浜戦と違って、すべてスクイズで稼いだものでした。

その試合巧者の金足農が対日大三戦ではノーアウト満塁の追加点のチャンスをスクイズ失敗で無得点となって一転してピンチを迎えたのは愛嬌でしたが、このチームには大阪桐蔭が駆使するデータではとらえきれない、勘と火事場の馬鹿力とチーム力があると思います。

データを駆使する科学統計的な大阪桐蔭にはローテーションで回せる3人の投手と高校野球の日本代表となっている何人ものスラッガーがそろっています。入ってくる情報が示す結果は春夏2回目の連覇を狙う大阪桐蔭の圧倒的な有利です。

ただ、勝負は下駄をはくまでわかりません。

こうなってくると、判官びいきですが、臨時便にまで乗っかってやってくる東北の沸騰しそうな応援と期待に応えるべく、データに現れにくい金足農のここぞという集中力とチーム力で、東北初の優勝をしてほしいですね。

そして金足農の”全力校歌”をまた聞きたいです。

「可美(うま)しき郷(さと)我が金足 霜しろく 土こそ凍れ」・・・・格調高い歌詞とメロディーを対照的なのですがそれこそ泥臭く何度ものけ反って口を大きく上げて高らかに吠えるように歌い上げるあの校歌を。

by zoompac | 2018-08-21 08:49 | スポーツ | Comments(0)

読書「下町ロケット ゴースト」_池井戸潤の村上春樹化が気になります。

f0090954_20455067.jpgこれはこれで1つの物語として読めるのですが、短編連作集の1つの短編のようにも思えます。短編として1つの物語を描くのですが、その中にもう1つ大きな時間軸の物語が形作られていくって感じがしました。

これを読むと、次作(今秋刊行予定の「下町ロケット ヤタガラス」)が早く読みたくて待ちどおしいという、今まで何度か村上春樹作品を読んだとき感じた「続きがありますよ」の「引っ張り感」たっぷりの物語でした。

大きな話の流れは、この本の宣伝文句にも書いてあるのですが、宇宙(そら)から大地へと動いていて、佃製作所もその動きに巻き込まれて新たな戦いの幕が上がりそうな雰囲気なのです。

この「下町ロケット ゴースト」は、そのあたりの宇宙(そら)から大地への伏線をあれこれ描きながら、これはこれであるトランスミッション製造に特化したベンチャー企業の特許権侵害の訴訟問題を扱った物語になっていました。

池井戸潤氏は相変わらずストーリーテラーとしてのしたたかさを進化させているようですね。

ミッション・インポッシブルのトム・クルーズのアクションがこれでもかこれでもかと進化して度肝を抜かれる感じですが、池井戸潤氏のストーリー展開も離れ業っぽい感じがします。

取引先から受注していたトラクター用のエンジン製造が打ち切られるところから話が始まります。

一方、佃製作所の財務の責任者殿村の父が倒れ、彼が実家の農業を手伝うため会社を辞める決意をします。その殿村がまだ辞任を決意する前のことですが、彼が休暇を取って実家の手伝いをしているときに佃製作所の社長の佃航平が様子を見に殿村の実家のある栃木県にやってきます。

そこで佃航平はトラクターを運転しながらギアチェンジが原因で作業ムラを起こしていることに気づき、その問題を解決すべくトラクター用に作業ムラを起こさない高性能のトランスミッションを開発することを思いつきます。

トランスミッションを作る会社を紹介してもらった佃航平は帝国重工を辞めた業務企画の天才と技術畑の天才2人によってはじめられたギア・ゴーストという会社を訪れます。その社名から、表題の「下町ロケット ゴースト」が採用されています。何となく過去に対する怨念のイメージを漂わせています。

そこでロケットエンジンのバルブを制作している佃製作所の技術を駆使してそのギア・ゴーストで製造しているトランスミッションのためのバルブの入札に参加させてもらいます。

佃製作所の試作品は、そこの島津裕という天才技術士から高い評価を得て入札を勝ち取ります。ちなみに天才エンジニアの島津裕は女性でした。

そんな矢先、ギア・ゴーストのトランスミッションが特許侵害で訴えられる問題が起きてしまいます。

莫大な特許侵害料を要求されて経営危機に陥りそうなギア・ゴーストを買収したいと思う佃航平でしたが、そこは技術と仁義に生きる浪花節男です。相手の弱みに付け込むことを潔しとはしません。

以前同じような問題で存亡の危機にあった佃製作所を救ってくれた知財の神さま神村弁護士をギア・ゴーストに紹介します。

今回の「下町ロケット ゴースト」は、この特許侵害問題に関する紆余曲折の物語がメイン・テーマでした。

ギア・ゴーストも神村弁護士のおかげで窮地を脱するのですが、その後、事業方針の食い違いからトップの二人のうち島津が会社を辞めてしまいます。

たぶん彼女は佃製作所に入ってトラクター用のトランスミッションを制作することになるであろう筋立てがミエミエなのですが、池井戸さん・・・。 あ~あ、気になるなぁ、ニューヒロイン・島津の行く末が・・・・。 早く続きを読みたい!

一方、いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工が、業績悪化からトップが交代し、事業方針を変更しようと動き始めていることも並行して語られていきます。

帝国重工のロケット開発事業スターダスト計画からの撤退ということで計画推進者で佃航平の良き理解者である帝国重工宇宙航空部本部長の財前道生は衛星ヤタガラスの打上プロジェクトを最後に宇宙航空企画推進グループへ転属になることを佃に告げます。

そのときの財前の言葉に読者も驚かされます。彼は衛星ヤタガラスを使って日本の農業を救いたいといったのです。ロケット打ち上げという金喰いプロジェクトがいかに重要で役に立っているのかを世間に知ってもらう布教活動に財前は今後没頭することになるというのです。こちらもどういうことになるのか興味津々です。

余談ですが、農業と言えば、JA全中の財務報告制度が農林水産省から金融庁の管轄になるということでしょうか、平成31年からJA全中に会計監査人設置という機関設計が義務付けられました。

農協を下部組織とした膨大な預金量を誇る巨大組織JA全中のバランスシートに民間の一般に公正妥当と認められる会計処理の番人といえる会計監査人(監査法人)の監査が入るということです。

JA全中の財務報告の透明化という体制移行に向けて現在大々的な準備が始まっているようです。

預金量も大きい組織なので、日本の大企業がバブル崩壊後に処理を誤って膨大に膨らませてきた不良資産の「飛ばし」・・・相場英雄の小説でいうところの「不発弾」のようなものが隠蔽されていないことを祈るのみですね。開けてびっくりパンドラの箱ってのは無にしてほしいです。

今後の日本の将来を展望するにあたって、農業政策にどうメスを入れていくのは大きな問題です。会計報告制度を透明化するプロセスは避けて通れないですね。政治家小泉進次郎の満を持した活躍の場も近いかもしれません。

下町ロケット ゴースト 並びにアケガラスを原作とした下町ロケットシリーズのTVドラマのテーマが「農業」というのも興味をそそられます。10月のTBSの日曜劇場で放映が予定されています。島津裕を誰が演じるのかも楽しみです。

田舎に引っこみ農業に従事することを決意した殿村はどのように次作の物語に関わってくるのでしょうか? そして帝国重工の財前の布教活動とは? アケガラス偏の秋の刊行も待ちどおしいです。

by zoompac | 2018-08-20 08:15 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

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