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2018年 02月 24日 ( 1 )

「ローマ人の物語2 ~ローマは一日にしてならず(下)~」_ローマ繁栄の要因

f0090954_07080531.jpgHBOのテレビドラマ「ROME」を観たのですが、いきなりユリウス・カエサルが登場していました。1話目が「失われた鷲 "The Stolen Eagle"」、2話目が「ルビコン渡河 "How Titus Pullo Brought Down the Republic"」

塩野七生の「ローマ人の物語」だと、この後の3巻~5巻が「ハンニバル戦記(上中下)」でカルタゴの英雄ハンニバルとローマの知将スキピオとのポエニ戦役が語られた後、6~7巻の勝者の混迷(上下)で後にカエサルと雌雄を決することになるポンベイウスがローマの覇権拡大を果たしますが、内部から病み始めたローマは内乱状態に陥ります。

そして、8~13巻で真打ユリウス・カエサル登場です。8~10巻がルビコン(渡河)以前、11~13巻がルビコン(渡河)以後です。

ですから「ROME」の1話は塩野七生の第10巻め、そして2話は第11巻あたりに対応しそうです。ドラマの第12話でカエサルが暗殺されますのでこのあたりが塩野七生のローマ人の物語の第13巻でしょう。ですからTVドラマ「ROME」を観るのはもう少し塩野七生の「ローマ人の物語」を読み込んでからとします。

その後テレビドラマは24話までとなっています。おそらく塩野七生のローマ人の物語の14~16巻のパクスロマーナ(上中下)で描かれるユリウス・カエサルの甥で養子の「オクタビアヌス」改め「アウグストゥス」がカエサルの構想通り初代皇帝としてその後200年続く帝政の枠組みの整備構築の物語がそのドラマの13話から24話に対応するものだと思われます。ちなみに塩野七生の物語は全43巻です。

さて、この2巻目では、ギリシアから視察団が戻ります。ローマはしかしながら秩序重視型のスパルタの政体も自由重視型のアテネの政体も取り入れることはなく独自のシステムを模索していきます。

結果として正解だったのではないでしょうか、ギリシアは結局都市国家以上の発展はできず、ペルシア戦争には結束して勝利しますが、その後は再びアテナイとスパルタとかの有力都市同士の激突となり深刻な内乱状態に陥りました。プライドが高くて自国(都市国家)ファースト過ぎました。結局ギリシアの辺境のマケドニアのフィリッポス2世によって統合されてしまいました。そのフィリッポス2世の息子のアレクサンドロスがマケドニア王になったBC336年にはマケドニアとギリシア軍がオリエントに遠征しペルシア帝国を滅亡させます。ただアレクサンドロスはBC323年に33歳の若さでバビロニアで病死してしまいます。

彼の死後、帝国はプトレマイオス朝エジプト、セレウコス朝シリア、アンティゴノス朝マケドニアの3大国とその他の小国に分離・分割され、ギリシャ本土は小ポリス国家が再度分立する状態になってしまいました。

これらの国々は、BC2世紀からBC1世紀までの間に、全てローマに滅ぼされ征服されてしまうという結果になったのですから、結果論ですが、当時は新興国であったローマは先進国として絶頂期にあったアテネやスパルタの政体を取り入れなくてよかったのです。

著者の塩野七生がローマのすぐれていた点をいくつかとりあげていました。

①その一つにローマは敗北から学ぶ(P.115)ということがありました。
エピソードとして面白かったのはBC390年にケルト人にによって7ヶ月ローマを占領されたエピソードです。

ケルトはギリシア式の呼称です。ローマ人はガリア人と呼びました。今日ではケルト人はアイルランドに押し込まれた感がありますが、古代ではヨーロッパの最も広い地帯に住み着いていた民族でした。

紀元前6世紀頃から移動を始め、一部のケルト人がアルプスを越え今日のミラノからポー川流域に住み着きました。ローマと彼らの間にはアペニン山脈が横たわっていたうえにエルトリア人の勢力圏もありました。ところが、ローマがエルトリア系の王を廃して共和制に移行したことから、ローマはエルトリアを敵に回し、ケルト民族の防波堤となっていたエルトリアを撃破してしまったのです。

やがてエルトリア領内に侵入してきた勇猛なケルト人はローマに狙いを定めます。タイミングの悪いことにローマはエルトリア撃破に活躍した武将でもあったカミルス独裁官を貴族と平民の対立に巻き込み挙句の果て平民派によってローマから追放されていました。

結果としてケルト人のローマ占領を許してしまいました。ケルト人はさんざんローマでの強奪・破壊を徹底した後、居心地が悪くなり、ローマから賠償金を払うからローマから出て行ってくれというオファーをのみました。

ローマはカミルスを呼び戻し以降20年かけて、1)防衛を重視しながら破壊されたローマの再建、2)離反した旧同盟諸部族との戦闘と国家安全の確保、3)貴族対平民の抗争の解消を行ったのです。敗北から学んだローマは再建のために必要な政治改革を結果的に実行することになりました。

呼び戻されたカミルスは戦闘のためにローマ人が圧倒されたケルト人の戦法を模倣しました。そして武器や武装も改良したそうです。このことでカミルスはロムルスに次ぐローマ第二の建国者と呼ばれるに至りました。カミルスに武田信玄の戦法や赤備えの甲冑などをそっくり模倣した徳川家康の印象が重なりました。

何事であれ改革は効果が見えてくるまでに長い期間を要するものですが、ケルトショックの屈辱が、カミルスの(政治・軍備)改革を推し進める原動力になりました。

②フランチャイズ方式 ローマ連合共同経営
塩野七生氏はローマ人の美点を寛容と開放性であると指摘していました。
ローマ人は敵を打ち破っても敵に市民権を与えるなどして同化して勢力圏を拡大していきました。
彼女は、古代ローマ人が後世の人々に遺した真の遺産は、広大な帝国でも、2000年経ってもまだ残っている遺跡でもなく、宗教の違い人種の肌の違いも超えて同化を進めた彼らの開放性だと言っています。

「われわれ現代人は、あれから2000年経っていながら、宗教的には非寛容であり、統治能力より統治理念に拘泥し、他民族や多人種を排斥しつづけている」との嘆きも付け加えていました。

ローマは同化制度で成長を続け、ハンニバルに完膚なきまでの敗北を喫した時も同化先の新しい血を新陳代謝のように取り入れることで立ち直りも容易にできたのです。

③高速道路のアッピア街道
ローマだけが都市国家として生まれながら都市国家を超えていった原動力となったのがこのインフラ整備でした。他国にはこうした発想がありませんでした。
道路が国土の「動脈」であることは今日ならば誰でも知っていることですが、2300年もの昔、それをわかっていたのはローマ人だけでした。
ローマ人は、政治・軍事・行政上の必要からアッピア街道だけではなく次々にローマに通じる幹線道路を敷設していきました。そしてこの高速道路網こそが「ローマ連合」を有機的に機能させる上での重要極まりない動脈になったのです。


by zoompac | 2018-02-24 07:11 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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