木場シネマ109で観ました”Babel”。
”遠い昔、言葉は一つだった。神に近づこうと人間達は転まで届く塔を建てようとした。神は怒り、言われた。”言葉を乱し、世界をばらばらにしよう” やがて、その街は、バベルと呼ばれた。
モロッコの兄弟、アメリカの夫婦、日本の親子、メキシコの大家族、近くにいながら心は離れ、混乱を増していく。日本人がモロッコのガイドに渡したウィンチェスター銃の発砲事件を巡って物語が展開していく。一見、ばらばらの話しが一つに紡がれていく。
菊池凛子扮する聾唖の女子高生綿谷チエコはまさに体当たりの演技。アカデミー賞助演女優賞ノミネートで話題が先行した感はありましたが、印象は強く残りました。あの挑発で、あの歯医者、あの刑事さんの反応・・・になるのかな、うーん相手によりますかねぇ?