夕方4時から9時まで、木場シネマ109で、Flags of our Fathers (父親たちの星条旗)と The Black Dahlia (ブラック・ダリア)の2本を続けて観ました。
父親たちの星条旗は、クリント・イーストウッド監督ですが、スティーブン・スティルバーグも製作に関わっています。硫黄島上陸シーンは、”プライベート・ライアン”を彷彿とさせるものがありました。日米双方の視点から描く硫黄島二部作の先陣を切る”父親達の星条旗”は、日本の運命を決定付けた一枚の写真を通してアメリカ側の真実が明かされます。
ブラック・ダリアは画像の雰囲気がいいです。この雰囲気はブライアン・デ・パルマ監督の名作”アンタッチャブル”以来です。さすがに、この監督は古きアメリカの雰囲気を出すのが上手いですねぇ。
世界で一番有名な変死体としてのブラック・ダリア事件が起きたのは日本の敗戦から2年経った1947年でした。女優志願の本名エリザベス・ショート、22歳、が殺されたのは、ロスアンゼルスのハリウッドの南でした。豊な黒髪を高く結い上げた髪型が目だって”ブラック・ダリア”の渾名がついたそうです。
ブラック・ホークタウン出演のジョシュ・ハートネットと色っぽい中にも知的な香りのただようスカーレット・ヨハンソンが出色でした。