
1月現在世界ランキング7位の伊藤美誠がダブルス、混合ダブルス、シングルスの3冠連覇の偉業達成でした。
20日のシングル決勝でその伊藤美誠にあたったのが14歳の木原美悠(JOCエリートアカデミー)でした。(写真)
中学2年といえば、2007年当時四天王寺羽曳丘中2年だった石川佳純を思い出しますが、そのときの石川は13歳11ヶ月でしたが4強入りまででした。
1-4で伊藤美誠に負けてはしまいましたが、第4ゲームで9対3とリードされたスコアから8連続ポイントで9対11で逆転勝ちをしたときの木原美悠の集中力は凄かったですね。物事に動じない伊藤が鳩が豆鉄砲うを喰らったような表情になっていました。木原の大物の片鱗をみた感じでした。
木原の快進撃がニュースになったのは、18日の5回戦で1月現在世界ランキング9位の平野美宇(みう、日本生命)を破ったときでした。
平野は第1ゲームこそ11対3と大差で奪いましたが、第2ゲームをデュースの末に10対12で落とし、その後も世界ランキング85位の木原のバックハンドの左右の揺さぶりに翻弄され、主導権を握れず、3ゲーム連続で落として、ゲームカウント1対4で敗れてしまいました。
19日の準々決勝では、世界ランキング12位の21歳、佐藤瞳(ミキハウス)にも逆転勝ちをしました。ゲームカウント1対3と追い詰められたところから逆転し4対3でベスト4に進出しました。
準決勝では森さくらを4対2で下しての決勝進出でした。
木原が平野美宇を破ったのも波乱でしたが、木原と違うブロックでは1月現在世界ランキング3位の石川佳純(全農)が6回戦で同ランキング43位の早田ひな(日本生命)に1対4で敗れる波乱もありました。
伊藤と組んでダブルスで2冠達成した早田でしたが、シングルス準決勝戦では伊藤に4対0のストレート負けを喫してしまいました。
「みう・みま・ひな」(平野美宇、伊藤美誠、早田ひな」の怖いもの知らずの花の18歳の高校生トリオと思っていたら、「みゆう」(木原美悠)というとんでもない中学生が登場してきました。
日本卓球協会は男女ともに2020年1月発表の世界ランキング上位2人をシングルスの代表候補に選出するとしています。団体戦要員の3人目は、世界ランキング、ダブルスなどの実績や相性を考慮し、メダルを取れる選手を強化本部で推薦するそうです。男女3人づつの計6人の五輪代表は、来年年1月6日に発表される予定です。
現在の世界ランキング3位の石川佳純、7位の伊藤美誠、9位の平野美宇、12位の佐藤瞳、43位の早田ひな、85位の木原美悠の世界ランキングが来年の1月にどのように変動しているでしょうか? 楽しみです。
身長はあまり卓球に関係ないと思うのですが、150㎝の伊藤美誠(18歳)、157㎝の石川佳純(25歳)、158㎝の平野美宇(18歳)、163㎝の木原美悠(14歳)、166㎝の早田ひな(18歳)の変化、特に木原美悠の成長にも注目してみたいです。
木原は、サーブも強力で、ベテラン選手でもレシーブミスしてしまうほど切れた巻き込みサーブやしゃがみこみサーブ、王子サーブなどを多用します。しゃがみこみサーブといえば中国の丁寧の勝負サーブとして有名です。丁寧の身長は172㎝です。
木原には和製「丁寧」のようなイメージを持っています。全日本卓球選手権でブレイクしたように、今年は世界の大舞台での大活躍を願っています。打倒中国の強力な秘密兵器となれば嬉しいです。