
私が興味を持っている3本を紹介します。
1本目は「ハゲタカ」です。NHKドラマの後継となりますがテレビ朝日木曜日9時(7月18日スタート)の「ハゲタカ」ではその後の鷲津政彦の活躍が描かれているようです。東芝の原発子会社買収話なども登場してくるのでしょうか。楽しみです。
2007年版NHKドラマでは主役の天才ファンドマネージャー鷲津政彦を大森南朋、TV報道記者三島由香を栗山千明が演じていました。
テレビ朝日版の鷲津は綾野剛が主演です。三島由香役は見当たりませんが、沢尻エリカが脇を固めています。彼女が演じるのは、日光の有名ホテルを経営する家に生まれ、東京のホテルで勤務するフロントマネージャー・松平貴子です。彼女は、綾野剛演じる鷲津の「敵」へと成長してゆくキャラクターらしいです。
そういえば、この二人、綾野剛が主演の映画「新宿スワン」や沢尻エリカの動かぬヌードに落胆させられた映画「へルター・スケルター」で共演していましたね。
来年2019年に「平成」という時代の幕が下りますが、思えば「平成」はバブル景気という熱狂の中で産声をあげました。その直後のバブル崩壊、失われた10年、リーマンショック、アベノミクスによる株価上昇、経済の乱高下に揺続けた平成の30年を振り返るにはこの「ハゲタカ」はうってつけのドラマかもしれません。
真山仁原作の「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」でお馴染みの伝説の企業買収者鷲津が、真山が特別このドラマのために書き下ろしたその後のエピソードでどのような辣腕を振るうのか今から楽しみです。期待しています。
相場英雄の「不発弾」を原作とした今放映中(全6話、6月10日スタート)のWOWOWのテレビドラマ「不発弾」も原作から一歩踏み込んで明らかに「東芝」をモデルとして物語の展開を推し進めています。(原作でも「東芝」らしきモデルが出てきていますが、企業買収における多額の投資の架空拠出のエピソードはオリンパスのケースをモデルとした物語だったと記憶しています。TVドラマはオリンパス事件ではなく原作で触れることのなかった東芝の米国原発子会社買収の話にすり替わっていました。)
「不発弾」では謎の金融コンサルタントの古賀遼を椎名桔平(駆け出しの証券マンだった若い頃を三浦貴大)が演じており、バブル崩壊後に積みあがった財テク投資の損失を企業買収等で捻出したお金で相殺しようとしますが、買収といえば私にとっては外資系投資ファンド代表の鷲津政彦のイメージが強いです。
返ってきた「ハゲタカ」鷲津と放映中の「不発弾」の古賀の「平成」の幕引きである今現在の物語を見比べるという楽しみ方もありそうです。
2本目はTBS金曜10時の「チア・ダン」です。 広瀬すず主演映画「チア・ダン」の数年後の後日談といった感じですね。
広瀬すずが副顧問になって出演するようですが、TVドラマの主演は土屋太鳳です。「陸王」での役者ぶりが評価されたのでしょうか阿川佐和子も高校の校長役で出演しています。7月13日金曜日スタートです。
映画繋がりのTVドラマといえば、「この世の片隅で」もそうですね。
「のん」が主人公の声優を務めたアニメ映画の実写版で、広島の戦後を普通に生きようとする女性の物語「この世の片隅で」です。
主人公北條すずを松本穂香、そのすずを嫁に貰う北条家長男を松坂桃李が演じます。
主人公役には下馬評で「のん(能年玲奈)」の呼び声も高かっただけに「のん」の広島弁ファンの私としてはちょっと残念ですが、映画「孤狼の血」で広島弁を駆使していた松坂桃李には期待しています。
7月のいつからのスタートかははっきりしませんが、TBS日曜日の9時からの日曜劇場「ブラックペアン」(6月24日が最終回)の後継ドラマとなります。