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Would-be ちょい不良親父の世迷言


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映画「ミッドナイトバス」_トンネルを行き来する長距離バス運転手の生活のバランスが大きく傾く物語!

f0090954_09090884.jpg有楽町すばる座で観ました。なかなか興味そそられる物語の構図でした。

長距離深夜バスを利用するひとたちの群像劇のようなイメージを与える題名ですがそうではありません。

川端康成の「雪国」の冒頭の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は汽車での話ですが、こちらの「ミッドナイトバス」は関越トンネルを経由して新潟と東京を行き来する高速バスの運転手を主人公とするお話です。

バスの運転士の方々は一般に言って、この関越トンネルが、新潟(日本海側)と東京(太平洋側)の切り替えポイントになるようです。日本海側は雪が降っていても太平洋側で晴れている等、トンネルを境にして天候の違いから見える風景も違っており、気持ちも切り替わるそうなのです。

バツイチ中年男の高宮利一(原田泰造)は、新潟~東京間を走る長距離深夜バスの運転手です。東京大田区山王小町で小料理屋兼定食屋を営む恋人・志穂との再婚を考えていた矢先、息子の怜司(七瀬公)が東京での仕事を辞め、突然帰ってきます。すると16年前に幼子二人(怜司とその妹彩菜)を残して去った元妻・美雪(山本未来)が新潟に住む痴呆気味の父親(長塚京三)の世話のため戻ってくるところにも鉢合わせます。娘の彩菜(葵わかな)は友達とルームシェアをしながらインターネットでマンガキャラのグッズの売り出し事業を立ち上げようと奮闘する傍ら、交際相手との婚約話に親同士の対面が必至となり、兄が戻ってきた利一の家に彼女も顔を出します。

このことがきっかけで、新潟での利一の周りに今までバラバラだった家族が集まってきました。

利一は、トンネルを東京に抜けると恋人の住居兼お店にいそいそと通うバツイチの独身男でありながら、新潟に抜けると復活した頼られる父親であり元夫に戻るという二重生活を強いられることになるのです。というか、新潟での父親兼元夫としての比重が高くなってきました。

利一の働く会社の名前が白鳥交通、そして新潟は渡り鳥「白鳥」で有名です。さらに白鳥は家族単位で渡ることまで紹介されると、この映画の結末は、別離した家族の再結集の話に思えてしまいました。

しかし利一には、どんなに惹かれたとしても、一度別れてしまった道は二度と交わらないという現実が待っていました。

父親として長男・長女の再出発、元夫として、元妻の再出発に尽力をした利一は、新潟での父親業に比重をかけすぎ、東京の彼女にまで父親視点から再出発を勧めて別れてしまっていました。

新潟での父親の役割を終えた利一は、新潟にも東京にも自分と寄り添ってくれる家族、あるいは恋人も何もいない、ただのはぐれ渡り鳥になってしまうというお話でした。

というか、渡り鳥のはずだった自分の元を、元妻、長男、長女がそれぞれ旅だって行ったため、新潟の生活が誰もいない沼のようになってしまいました。

今度は、自分がはずみで別れた恋人(小西真奈美)に会いに行こうとするところで終わっていました。

結末は観客が勝手に想像してくださいという突き放されたようなエンディングでした。最後まで面倒見てよ!と思ってしまいました。

伊吹有喜の直木賞候補となった同名小説を原作とした映画作品でしたが、ラストシーンが少々違っていました。

原作では長男が東京での再出発の折、志穂(小西真奈美)の元を訪ね料理や琵琶茶のお礼に行っています。そのとき志穂から利一に嫌われ別れたたと聞き、怜司は自分が突然家に帰ってしまったことで二人の関係がぎくしゃくしたことに気づき、志穂に言います。

利一が志穂を新潟に連れてきた時が、ちょうど怜司が東京から帰ってきた日だったのです。そして自分が食べてしまったけど志穂のために利一が食事の準備もし、布団にシーツを掛けていたこと、庭で野菜を育てようとしていたこと等、志穂と新しい生活を考えていたらしいこと等をです。

そして彼女が大森の山王の小路の小料理屋から転職した先は、映画では都内のお店のように感じられましたが、原作では東京から遠く離れた京都の割烹料理屋になっていました。でも原作では、怜司に志穂が京都での電話番号を伝えていたため、利一さえ志穂に自分の気持ちを伝えれば寄りが戻りそうな雰囲気大でした。

まあ、映画でもイメージは一方通行の戻れないお話ではなく、行ったり来たりのトンネルの話だったので寄りは戻る可能性が大きいとした方が無難かもしれませんが、どうでしょう。元の鞘に戻るのか? 逃がした魚は大きいということになるのか? あなたはどう思いますか?

人は聞きたいことしか聞かず、見たいことしか見ませんから、解釈は人それぞれでしょうが、私は志穂が利一との思い出の場所を出て、新天地で新しい人生を始めたということで、利一への未練は断ち切ったと思います。別れを持ち掛けられたときの苦しさ、悲しさのトンネルを越えて新しい人生を始めた彼女に、トンネルの反対側から反省と未練を持ち込んでくる利一へ彼女の傷ついた感情が納まりきれるとは思えません。彼女が形だけの再出発で、心をトンネルの向こうに置き去りにしていれば話は別でしょうが。

あの利一にも懐いている志穂が飼っている柴犬がかすがいの役を担ってくれることを祈りましょう。


by zoompac | 2018-03-07 09:10 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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