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本屋大賞2018候補作_私の一押し本命は「かがみの孤城」!

本屋大賞2018候補作_私の一押し本命は「かがみの孤城」!_f0090954_07011566.jpg2018年本屋大賞ノミネート10作が発表されました。(作品名五十音順)

『AX アックス』(伊坂幸太郎/KADOKAWA)
『かがみの孤城』(辻村深月/ポプラ社)
『キラキラ共和国』(小川糸/幻冬舎)
『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日本社)
『屍人荘の殺人』(今村昌弘/東京創元社)
『騙し絵の牙』(塩田武士/KADOKAWA)
『たゆたえども沈まず』(原田マハ/幻冬舎)
『盤上の向日葵』(柚月裕子/中央公論新社)
『百貨の魔法』(村山早紀/ポプラ社)
『星の子』(今村夏子/朝日新聞出版)

気になった作品のコメントです。

本屋大賞2018の最有力候補は辻村深月の「かがみの孤城」だと思います。和製ナルニア国物語って感じで、いい年こいたおっさんが読む本じゃないよなと思いつついつも間にかかがみの向う側の世界に引きずり込まれていました。ふと我に戻ったときには読み終わっていたという不思議な体験をさせてもらいました。まあ、昨年の「王様のブランチ」の一押し小説だけのことはありました。まだ読んでいない本も多いのですが、今年の本屋大賞の大本命だと確信しています。

伊坂幸太郎は2008年に「ゴールデンスランバー」で本屋大賞を受賞しているのでとりあえず外します。

小川糸の「キラキラ共和国」は、去年の本屋大賞4位の「ツバキ文具店」の続編のようです。「ツバキ文具店」は多部未華子主演でNHKのドラマ10でドラマ化されました。同じ鎌倉で文具店を営む代書屋のポッポちゃんのお話です。今回は雨宮鳩子から守景鳩子に姓が変わっています。幼稚園児QPちゃんのパパのミツローさんと結婚したんですね。

巻を措く能わず、とはまさにこのこと――。鮎川哲也賞を受賞し話題沸騰の新人・今村昌弘の「屍人荘の殺人」も気になっています。 デビュー作にして前代未聞のミステリー国内部門ランキング3冠に輝いています。(『このミステリーがすごい!2018年版』第1位、『週刊文春』ミステリーベスト第1位、『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位) とんでもない理由の密室殺人を理論的に解き明かす本格推理小説の傑作のようです。

「罪の声」で2017年本屋大賞第3位の塩田武士が、 俳優・大泉洋を主人公に「あてがき」した挑戦作!が「騙し絵の牙」です。「斜陽の一途を辿る出版界に、圧倒的リアル筆致でメスを入れる!」という宣伝文句です。

「楽園のカンヴァス」や「暗幕のゲルニカ」等の絵画ものを得意とする原田マハが、今度は「誰も知らない、ゴッホの素顔」に迫ります。「天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正、この二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。」という謳い文句の本です。「1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す――。」と続きます。

オランダ人ゴッホに関しては司馬遼太郎氏が「街道をゆく オランダ紀行」でまとまった枚数を割いて取り上げていました。小林秀雄もゴッホが好きですね。「人生について」や「考えるヒント3」等でゴッホに関するエッセイを書いています。昨年秋に「ゴッホ、最期の手紙」という映画公開もあったのですがこちらは見逃しました。

昨年の前半は、藤井聡太四段のプロデビュー以来の連勝記録更新(29連勝)で盛り上がり、後半は羽生善治が初の永世七冠(永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖)を達成したことで盛り上がった将棋界でした。この「盤上の向日葵」にも出ていますよ、羽生善治をモデルとした棋士が。そしてもちょっとだけゴッホの「ひまわり」も登場します。
「実業界の寵児で天才棋士。本当にお前が殺人犯なのか!? 埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが調査を開始した。それから四ヶ月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは――!? 日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!」という宣伝文句です。松本清張の「砂の器」を彷彿させる小説でした。ベテランと若手刑事の聞き込み調査の足跡を追って読んでいるうちにだんだん事件の全容と犯人の動機が見えてきます。犯人は最初からわかっているのですが、何故というところが謎のまま物語の時間が前後しながら全容が見えてくる仕組みになっています。

今村奈津子氏の「星の子」もいろいろ書評での評判が良かったと記憶しています。「主人公・林ちひろは中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく」って内容のようです。前作『あひる』が芥川賞候補となった著者の新たなる作品です。

以上10作品の中で、私がすでに読んだのは「AX アックス」、「かがみの孤城」と「盤上の向日葵」の3冊です。

気になるので読んでみたいのが、小川糸の「キラキラ共和国」、今村昌弘の「屍人荘の殺人」、原田マハの「たゆたえども沈まず」、そして今村夏子の「星の子」の4冊です。 「キラキラ共和国」と「屍人荘の殺人」はすでに購入済みです。

本屋大賞の発表は4月10日火曜日です。


by zoompac | 2018-01-20 07:07 | 読書・映画・音楽
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