都大路で14日日曜日に開催された第36回全国都道府県対抗女子駅伝(9区間=42.195キロ)は、兵庫が14年ぶり4度目の優勝を飾りました。
兵庫県の優勝はこれまで、第19回、21回、22回の3度でしたが、その第22回は解説者の小林祐梨子氏が中学生3年生として第3区を走った大会だったようです。
今回も見どころの多い展開でした。
スピード区間の2区では、大阪の高松智美ムセンビ(大阪薫英女3年)が8人抜いてトップの座を奪いましたが、高松よりさらに速く走ったのが長野の和田有菜(長野東3年)で、14人抜きでチームを2位まで押し上げました。(写真、先頭が高松智美ムセンビ、真ん中がそれを追う和田有菜)
この2区を区間賞で走った和田と区間2位で走った高松は共に名城大に進学します。来年の名城大は駅伝でどれほど強くなるのでしょうか、楽しみですね。
3区の中学生区間は、群馬の不破聖衣来が2年連続の区間賞で相変わらずの強さをみせてくれました。 チームの順位を13位から10人抜きの3位に押し上げました。(写真右)
4区は、去年も高校1年ながら12位からトップへと驚異の追い上げを見せた廣中璃梨佳の独壇場でした。(写真左下が、キャップがトレードマークの広中凜梨佳)
今年は8位からトップを奪還しました。展開は去年同様でしたが去年7秒差で達成できなかった区間記録の塗り替えを今年の走りでは成就しました。
今年は去年の解説者の金哲彦氏の和製ラドクリフの呼び方を気にしてか、あまり首を振らない走り方になっていました。
5区の長崎の森智香子(積水化学)も廣中の勢いに背を押され区間賞の走りでした。 2位との差を40秒近くに拡大しました。 この5区を終わって2位は、須磨学園の太田麻衣が、2位の大阪、3位の長野、4位の熊本と3人抜きをした兵庫でした。
ここから、6区の西脇工の後藤夢が区間賞の走りで、トップの長崎を猛追し差をほぼ同体の2秒差までに縮めました。 次の7区の須磨学園の樽本知夏も区間賞で遂に長崎県を抜いて兵庫県がトップに立ちます。
続く、8区の中学生区間も兵庫県の石松愛朱加も区間賞で、アンカーにタスキを渡したとき、2位の大阪に55秒、3位の長崎に1分、4位の京都に1分5秒、5位の長野に1分16秒の貯金を作りました。
兵庫県は結局6区、7区、8区の3区間連続の区間賞でトップの座をもぎとり、アンカーの福田有似(豊田自動織機)が区間3位の走りで楽々逃げ切り優勝のゴールテープを切りました。
ワコールの一山麻緒が区間2位の走りで京都は連覇ならず2位に終わりました。
3位には広中凜梨佳と森智香子の4区、5区の区間賞の走りが見事だった長崎、そして4位にはアンカー9区で天満屋の小原怜が区間賞の走りをした岡山、5位が大阪、6位神奈川、7位福岡、8位の愛知までが入賞圏内でした。
2区の和田有菜の走りが印象的だった長野は9位、3区の不破聖衣来が2年連続の区間賞で走った群馬は11位に終わりました。