2日土曜日に、51話、52話が放映され、9月30日の最終59話まで残すところわずかとなりました。
少女時代「ユナ」の二役(夏侯軽衣と馬玉柔)がなんとも愛らしいですね。
相思相愛だった「夏侯軽衣」が亡くなり想いを断ち切れない趙雲の前に現れたのが、馬騰の娘で、馬超の妹の「馬玉柔」です。ユナが演じていますので、当然のことながら「夏侯軽衣」に瓜二つです。性格も似ています。
「馬玉柔」は、周大荒の小説「反三国志」に登場する架空の人物「馬 雲騄/馬雲緑(ば うんりょく)」がモデルのようです。
「反三国志」の馬雲緑は、天女のような美貌と男勝りの武勇を持ち、父・馬騰からはこよなく愛される娘として描かれています。 馬騰は雲緑を名高い英傑に娶らせようと考えています。 馬騰が曹操に殺害されると、雲緑は復讐の念を燃やし、兄・馬超と共に戦場を駆け巡ることになります。その後、馬超が劉備に帰順すると、劉備の勧めで馬雲緑は趙雲と結婚する設定となっています。
さて、ユナ演じる馬玉柔もモデルと思しき馬雲緑の物語同様の展開で晴れて趙雲子龍と結ばれるのでしょうか?
第51話では、父・馬騰が心配しているからと兄・馬超が迎えにやってきます。 それで西涼(せいりょう)に帰らないといけなくなった馬玉柔は、子龍に自分の想いを打ち明けるのですが、公孫宝月から馬玉柔は正体を偽っていると聞かされていた趙子龍は馬玉柔を冷たく突き放してしまいました。 最悪の別れになった趙雲子龍と馬玉柔の恋の行方が心配ですね。
「時間がかかってもいつかは私の方に(子龍の想いを)振り向かせて見せる!」という馬玉柔の決心が揺らがなければいいのですが・・・・。
しかし、最終回の1つ前の第58話のタイトルが「子龍、花婿になる」とあります。おそらくですが、趙雲子龍と馬玉柔は、「反三国志」の物語同様ハッピーエンドとなりそうです。この期に及んで公孫宝月と結ばれることはないと思っています。
なんだかんだいって、三国志の話をサイドストーリーとした、ケニー・リンとユナが演じた趙雲と夏侯軽衣に生き写しの馬玉柔の美男美女恋愛ストーリーでしたね。 三国志、豪傑・英雄好きには少々物足らない中国歴史ドラマだったかもしれませんが、私は途中からこれは恋愛がメインの物語だと割り切りました。そう割り切ると結構楽しめました。 って、まだ終わっていませんが。 9月30日の最終話まで後7話分楽しめます。