写真左が陸上5000mを走る山梨学院附属高2年の期待の新鋭小笠原朱里選手@ホクレン網走大会です。
結果を先に言っておきますと、世界陸上ロンドンの参加標準記録突破はできませんでした。
6月25日に行われた陸上日本選手権2017の女子5000mでJP日本郵政Gの鍋島莉奈(優勝タイム15:19.87)と同じくJP日本郵政Gの鈴木 亜由子(準優勝タイム15:20.50)に続いて、高校生ながら3位に入った小笠原朱里(山梨学院高)は大健闘でしたが、そこでの記録は15分23秒56で、参加標準記録(15分22秒00)に1秒56届きませんでした。
日本選手権2017_女子5000m
1 15:19.87 鍋島 莉奈 JP日本郵政G
2 15:20.50 鈴木 亜由子 JP日本郵政G
3 15:23.56 小笠原 朱里 山梨学院高
4 15:26.25 一山 麻緒 ワコール
5 15:28.62 阿部 有香里 しまむら
6 15:29.74 松崎 璃子 積水化学
7 15:34.64 木村 友香 ユニバーサル
8 15:36.19 森田 香織 パナソニック
9 15:36.65 尾西 美咲 積水化学
10 15:40.59 矢田 みくに ルーテル学院高
その1秒56を取り戻し参加標準記録突破を7月13日のホクレンディスタンス2017@網走で目指した小笠原でしたが、14位に沈んでしまい、記録も15分49秒07で遠く及びませんでした。
1 14:58.20 シュル ブロ TOTO
2 14:58.82 パウリン カムル ルートイン
3 15:19.96 グレース ブティエ キマンジィ スターツ
4 15:27.39 木村 友香 ユニバーサル
5 15:29.50 マータ モカヤ 大分東明高
6 15:29.96 阿部 有香里 しまむら
7 15:30.32 尾西 美咲 積水化学
8 15:31.39 倉岡 奈々 デンソー
9 15:32.25 上原 美幸 第一生命グループ
10 15:33.14 森田 香織 パナソニック
11 15:34.17 KIM DO YEON K-Water
12 15:36.74 JEONG DA EUN K-Water
13 15:43.26 加世田 梨花 名城大
14 15:49.07 小笠原 朱里 山梨学院高
15 15:50.01 鷲見 梓沙 ユニバーサル
小笠原朱里は気持ちを切り替えて、インターハイ3000mに懸けてくるでしょう。
連覇を狙う仙台育英のエカレラや大分東明のモカヤが8分台の記録で群を抜いていますが、9.01.53のルーテル学院、矢田みくに、9.02.95の西脇工、田中希実、9.07.03の長野東、和田有菜に続く9.07.55の記録を今季4月に出しています。
日本選手権では実業団選手にも負けない走りを見せてくれた小笠原朱里が、8月1日予選、2日決勝のインターハイ@山形でここ一番での勝負強さで活躍する姿を期待しています。