女子第28回全国高校駅伝競走大会の府予選が今月3日、大阪市淀川区の淀川右岸河川敷コースでありました。
女子は大阪薫英女学院が1区から5区まで区間賞を独占し府予選新記録の1時間9分27秒で11連覇を果たしています。
男子代表となった関大北陽(2年連続6回目)と共に12月25日に京都市で開かれる全国大会に出場します。
11月27日に能勢町である近畿大会でのレースも注目しておきたいですね。 薫英女と兵庫代表の西脇工との一騎打ちの激突にわくわくします。全国高校駅伝大会の前哨戦といっても過言ではないでしょう。
男子の京都洛南と兵庫西脇工の対決も見ものです。
薫英は全区間区間賞の走りでした。2区の高松 智美ムセンビが区間新、4区、5区の1年生も健闘しました。特に5区の村尾綾香は去年まで全国中学駅伝2連覇中の京都桂中学のエースでした。 今年1月の全国都道府県対抗大会の中学区間8区を京都代表で走ってその区間の伝説の記録保持者久馬萌(現ダイハツ)の記録とタイ記録を叩き出した期待の逸材です。
薫英にとって明るい材料はスーパー中学生の加入にとどまりません。 1年生の時、都大路の1区を2位で走り薫英初優勝に貢献した嵯峨山佳菜未は、故障で2年の去年走れませんでしたが、今年は元気そうですね。3年生キャプテンとして戻ってきてくれました。日本一奪還を目指して嵯峨山の復活の走りが目撃できます。
去年の全国大会は3位でしたが、スーパールーキー加入と嵯峨山の復活で、大阪薫英は兵庫の西脇工業と並んで優勝争いの本命といっていいでしょう。駅伝女の高松智美ムセンビの怒涛の走りも楽しみですね。
写真は2区高松智美ムセンビから3区の嵯峨山佳菜未へのタスキ渡しです。
区間賞は次の通りです。
1区(6㎞) 19:50 竹内 ひかり(2) (薫英女学院)
2区(4.0975㎞) 13:09 NSR 高松 智美ムセンビ(2) (薫英女学院)
3区(3㎞) 9:54 嵯峨山 佳菜未 (3)(薫英女学院)
4区(3㎞) 9:53 高田 晴香 (1)(薫英女学院)
5区(5㎞) 16:41 村尾 綾香 (1)(薫英女学院)