ルーキー池田親(筑波大)と西村陽貴(日大)のトラックシーズンは特に目を引く成績ではなかったですね。 二人とも800m、1500mの中距離ってイメージですが、箱根は20kmを走る走力が求められます。
通過は楽勝ムードの日大ですが、エントリーリストの選手名の中に1年生の西村陽貴の名はありませんでした。ちょっと、残念です。
一方、筑波大のエントリーリストの中には池田親が入っています。 筑波大のエントリーメンバーの持ちタイムから判断すると予選会突破は難しそうなのがこれまた残念ですね。
本日、朝9時45分スタート(~11時25分)でいよいよ2017年箱根駅伝の予選会がいつもの立川駐屯地飛行場で開催されます。日テレで実況中継される予定です。
今季のチームの状態や個人の持ちタイムあたりから判断すると、日大、神奈川大、明治あたりは軽く通過しそうですね。拓大、大東大、國學院も通過の可能性は高いと思われます。
城西大も個人の持ちタイムからすると上位に食い込みそうに思えるのですが、主力に故障者がいるのですかね、6月の全日本大学駅伝の予選会は12位と不調でした。
それ以上に心配なのが中央大です。全日本大学駅伝の予選会は17位でした。箱根に連続出場88回という記録が継続できるかどうか微妙な正念場に立たされています。
チームの危機感の表れでしょうか、なんと1年生の船津彰馬が主将に抜擢されています。4年生で28分台の記録を持つ町沢大雅を中心に4年生に奮起して欲しいですね。
船津主将は7月のホクレン網走大会で5000mを13分58秒16と14分切りの自己新をマークしました。 ただもともと800m、1500mの中距離選手、20㎞を走る体力については未知数です。
副主将の田母神一喜も1年生で、彼も高校時代は800m、1500mで活躍したスピードランナーでした。
20kmという距離への対応力が課題です。 通過できれば、新生「中大」の時代到来となるかもしれませんね。
10位以内の残り4枠を巡って、城西、中央、法政、東京国際、上武、さらに返り咲きを狙う国士館、創価あたりがひしめきそうですね。あえて予想するとしたら、東京国際、国士舘、中央、城西ですかね。いずれにせよ10位前後は熾烈な争いになると思います。」
東農大、専大、亜大あたりはどうでしょう。平均タイムからみてこの三校の中では専大がいいようですが・・・・。