今年は、中・長距離の男子中学生の大当たりの年ですね。
2012年に兵庫県の加古川中学校の池田親が、29年ぶりに中学生の1500mの記録更新となる3分55秒90の記録を打ち立てました。
それが、今年に入って3人の中学生が、その池田親の記録を次から次へと塗り替えてしまいました。
佐々木 塁 3:53.69 河南中・岩手 2016/07/16
服部 凱杏(かいしん) 3:54.49 千種中・愛知 2016/08/24
林田洋翔(ひろと) 3:55.44 桜が原中・長崎 2016/08/06
この3人の名を覚えておくと、鬼が笑いますが、来年1月の都道府県対抗男子駅伝大会に一層興味が持てますよ。
女子は、記録更新はしていきませんが、樫原沙紀(呉昭和中 広島)、風間歩佳(船橋中 千葉)、山本安晏佳吏(琴浦中 岡山)が、8月22日~24日に行われた第43回全日本中学校選手権大会の1位から3位入賞者です。
ちなみにその全中選手権大会の男子1500mでは、服部が優勝、2位に馬場勇一郎(上郷中・愛知)で、3位に林田、4位が佐々木でした。3000mは、林田が優勝、佐々木が2位、3位には春日部豊野中・埼玉の白鳥哲汰でした。
服部は3000mは走っていなかったようですが、800mに出場し、そちらでは馬場勇一郎が優勝、服部は2位の神奈川県藤沢片瀬中のクレイ・アーロン竜波に続いて3位でした。
800mってあまり注目していないのですが、優勝した愛知・上郷中の馬場勇一郎は、7月に33年ぶりとなる中学記録を塗り替えています。1500mの全中も服部に続いて2位ですし、少しづつ距離を伸ばして走っているようです。
来年の都道府県対抗男子駅伝大会の愛知県の中学生区間に、上記の服部凱杏と馬場勇一郎が走れば、愛知の連覇も夢じゃないかもしれませんね。
さあ、トラックからいよいよロードへ、駅伝シーズンがまもなく始まりますよ! まずは、10月10日月曜日の出雲駅伝ですね。