5月7日(土)~ 8日(日)に岐阜メモリアルセンター長谷川競技場で行われた中部実業団対抗陸上競技大会の決勝から、去年の暮の全国実業団対抗女子駅伝で3連覇を達成したデンソーと惜しくも2位に終わった豊田自動織機のガチの対決をみました。
この試合に限って言えば、今期の豊田自動織機のほうがよさそうですね。 デンソーのエース高島由香が抜けた穴が大きいですね。 純エース格のデンソーの光延友希が欠場していたことは割り引いて考えていたほうがいいかもしれませんが、豊田自動織機のほうが選手層が厚くなってきたような気がします。
注目していた、デンソーの倉岡奈々の1500mでしたが、豊田自動織機の藪下明音(4:23.82)、横江里沙(4:24.21)、福田有似(4:26.25)が上位3位まで独占し、倉岡は4位(4:26. 79)でした。
5000mの上位3位は、豊田自動織機のアン・カリンジ(15:38.77)、デンソーの小泉直子(16:05.14)、豊田自動織機の山本菜緒(16:12. 50)で、デンソーの岡未友紀が6位(16:44. 92)でした。
10000mの上位4人は、デンソーのスーサン・ワイリム(33:22. 36)、豊田自動織機の林田みさき(33:26.08)、デンソーの橋本奈海(33:38.82)、デンソーの水口侑子(34:04.05)でした。 ちなみに去年の全国実業団対抗女子駅伝では、アンカー区間を林田が2位でタスキをもらってトップを走る橋本を追っかける展開でしたが、林田が力んだためか橋本に逆に差を拡げられて逃げ切られてしまいました。
豊田自動織機の期待の新人、島田美穂と前田梨乃はジュニア3000mに出場し、ワン・ツーフィニッシュを決めていました。島田が9:32.93、前田が9:35.40でした。