
女子の48㎏級の第1シード近藤亜美と第2シード浅見八瑠奈のリオ五輪代表の座を巡っての対決は、頂上決戦の場を迎えることなく、4年前同様、浅見八瑠奈が初戦敗退となる一方、近藤亜美が2014年以来2度目の体重別優勝することであっさり決着がついてしまいました。
男子73㎏級は第1シードの大野将平が第2シードの中矢力を決勝で下して、堂々の五輪代表の座を射止めました。(写真)
男子81㎏の第1シードの永瀬貴規も強かったですね、体重別での3年連続の決勝の相手の長島啓太を下して、体重別3連覇を飾りました。
一方で、男子60㎏の第1シード高藤直寿、66㎏の第1シード海老沼匡、女子57㎏の松本薫は、それぞれ第2回戦で1本負けという不甲斐なさでした。
それでも国際試合でのこれまで蓄積したポイントが多いのでこの3人は五輪代表に選ばれましたが、ちょっとリオに向けて暗雲漂っていますね。
結局、4月3日時点で五輪代表には次の選手が選ばれました。
男子:60kg 高藤直寿、66kg 海老沼匡、73kg 大野将平、81kg 永瀬貴規、90kg ベイカー茉秋、100kg 羽賀龍之介
女子:48kg 近藤亜美、52kg 中村美里、57kg 松本薫、63kg 田代未来、70kg 田知本遥、78kg 梅木真実
女子78㎏超級の代表は4月17日の柔道全日本女子、男子100㎏超級の代表は4月29日の全日本選手権大会後に発表されます。