山の神「柏原」がいたチームでも、設楽兄弟がいたチームでも2位どまりだった東洋大が、第本命青学大を押さえて、全日本大学駅伝初制覇を達成しました。
1区、服部勇馬、2区服部弾馬、3区口町亮が、3区連続の区間賞でした。
青学大も1区、一色恭志が区間2位、2区小椋裕介が区間5位、3区田村和希が区間2位、4区久保田和真が区間1位でした。
いったん、4区の東洋大桜岡駿が久保田の猛追でトップに並ばれましたが、中継点前でスパートし、チームの順位を1位にキープしてのタスキ渡しでした。
5区、6区は東洋、青学の鍔迫り合いとなりましたが、7区の東洋の堀龍彦が区間1位の走りで青学の橋本峻を突き放してアンカーに30秒余りの貯金を作って繋ぎました。
青学のアンカー神野大地はやはり故障上がりで本来の走りができませんでしたね。
東洋大のアンカー上村和生が2位青学との時間差を拡げて逃げ切りました。 東洋大史上初の全日本大学駅伝優勝のインタビューに声を詰まらせた酒井監督の涙が印象的でした。
駒大はずーっと早稲田の後塵を拝していましたが、アンカー区間で早稲田を抜いて3位でのフィニッシュでした。
4位早稲田、5位東海、6位明治までが、来年のシード権を獲得しました。
7位は6位明治と3分差の10位でタスキを受けたアンカー・ニャイロの爆走で6位明治に5秒及ばなかった山梨学大でした。
レベルの高いレースでした。 箱根2016での東洋、青学、駒大の三つ巴の争いにますます目が離せませんね!