今日は、仙台杜の都の全日本大学女子駅伝の他、九州、福岡の地で、実業団女子駅伝予選会が新システムで開催されます。 正午から15時までBS-TBSで中継されます。
昨年まで、東日本、中日本、西日本の各ブロックで行われていた全日本実業団対抗女子駅伝予選会が今年は一本化されました。 その第一回予選会がプリンセス駅伝と名付けられ、暮れのクイーンズ駅伝本戦に向けて14枠の争いを繰り広げます。
昨年暮れのクイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝大会)でシード権入りした次の8チームを除いての予選会です。
1位デンソー、2位ダイハツ、3位ヤマダ電機、4位豊田自動織機、5位第一生命、6位九電工、7位ユニクロ、8位しまむら
本日のプリンセス駅伝(予選会)では24チームがエントリーしていますが、上位14チーム+去年のシード8チームの計22チームで今年の12月13日(日)の本戦・都大路対決(クイーンズ駅伝)となります。
予選会のトップ通過にどれくらい意欲をみせるか、チームによって戦略、思惑は様々でしょうが、注目される上位予選突破チームとしては、尾西美咲、松崎璃子の二枚看板に、清水裕子が故障から回復、それに桑原彩、森智香子という強力新人が加入した積水化学が筆頭でしょう。 本戦でも優勝争いの一角に挙げられるほどの充実ぶりです。
世界選手権では故障で振るわなかったけどスーパールーキー鷲見梓沙が加入したユニバーサル・エンタテインメントも外せません。 昨年は故障で出場できなかった区間賞女の異名をもつ中村萌乃も復調しているようです。
去年1区で翁田あかりが転倒し区間26位とスタートから躓いた天満屋も虎視眈々と予選トップ通過を狙っていると思います。 今年の世界選手権のマラソン代表重友梨佐と10000m代表小原怜が長距離区間の3区と5区に入るようなら本気です。 13回連続シード圏内入賞がとだえた去年の雪辱を晴らそう意気込んでいると思いますよ。 西脇舞という期待の新人が岡山大から加入していることも好材料でしょう。
この積水化学、ユニバーサル・エンタテイメント、天満屋の3チームのトップ争いを中心としたレース展開となりそうです。
もう1チームあげるとしたらパナソニックでしょう。山崎里菜、加藤麻美の二枚看板に、松山祥子、森田香織・詩織の双子の姉妹が期待通りの走りをすれば、上位チームを脅かすかもしれません。
鈴木亜由子擁するJP日本郵政グループも初お目見えです。創設2年目のほやほやチームですが上位14位内での予選突破に期待しています。 このチームで走る豊川高校卒2年目の関根花観という選手も強いランナーです。