昨日の「プリキュラ」は4歳の孫娘のリクエストで、今日の「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」は8歳の孫息子の選んだ映画です。
これも109シネマズ木場で観ました。
GPはグランプリのことです。そういえば、映画の中でカーレースのシーンがありました。
いちいち孫息子が、横で、仮面ライダーフォーゼ、とかブラックとか、ナニナニだぁという解説付きでした。最初は、映画館でしゃべっては駄目という駄目だしをしていましたが、しんみりと見入ったり聞き込んだりする映画ではないんですね。孫と同世代の小学校低学年生が大勢観ていて、そうしたおしゃべりや嬌声が気にならないアクションと爆音だらけの映画でした。
孫も思い切り内から込み上げる想いを声にして発散していました。
仮面ライダー3号を演じていたのは及川光博でしたが、ちょっと違うでしょ・・・という感じと、よくやってますね・・という苦笑いを禁じ得ず、何故だか恥ずかしくなってしまいました。 彼のヘンシーンシーンとそれを観ている自分の場違い感なのでしょうか。
映画の世界に溶け込む孫の姿を横目に、及川博光の仮面ライダー姿に映画の世界に入り込めず孫という隠れ蓑がありながら何故だか極まりの悪い想いをしてしまいました。
しかし、ウルトラマンにいろいろ種類ができていたのは知っていましたが、仮面ライダーもこんなにたくさんの種類と仲間が誕生していたのですね。そして、孫は映画の内容そのものを楽しむというより、自分の記憶の引き出しから、画面に次々登場してくるキャラクターを照会する作業に忙しいように見えました。
オートバイに乗らない、仮面ライダードライブってのが結構活躍していました。
映画の後半で、スーパー戦隊(手裏剣戦隊ニンニンジャー)もゲスト出演してわけのわからない共演劇になっていました。仮面ライダーの映画のストーリーとの脈絡が全然読めずに、単にオモチャ会社と映画会社の共謀による宣伝かと穿った見方をしてしまいました。
狙いは違わず、映画が終わった後は、孫ちゃんたちに拉致されて、3階の109木場シネマズのすぐ下にある2階のおもちゃ屋へ直行させられました。 彼らの作戦は、1)欲しいおもちゃを欲しいと直接訴える、2)欲しいおもちゃを手にして最大限の愛想を振りまく、3)欲しいおもちゃのの前で念を入れて固まって動かない・・・でした。 孫の歓心を買いたいおじいちゃんには、どの作戦もとても有効でした。 孫にはとっくにお見通しだったかもしれませんね。