今後というか、今年の年末の実業団女子駅伝に期待できる陸上選手として、3日連続で、豊田自動織機の沼田未知、ユニバーサルエンタテイメントの鷲見梓沙、ダイハツの前田彩里の紹介記事を書きました。
今日は、高校女子駅伝にスポットを当てます。
新人高校生として活躍が期待できる逸材が群馬県に集中しています。富士見中の金子美聡と林英麻、それに大類中の不破亜莉珠の3人です。
全中駅伝のTV中継解説者(宗猛さんだったような・・・?)が、林英麻の走りをみて、中学生レベルではなくすでに高校生ランナーとして走っても遜色ないと語っていました。 中学生に混ざった異次元の走り・・・って表現をされていたのが印象に深く残りました。
この3人が常盤高校に進学するのかどうかで、年末の高校駅伝の勢力図に大きく影響がありそうです。 この時期になっても中学生の進学情報ってつかむのが困難です。
今年の全国都道府県対抗女子駅伝3区で区間賞を群馬の林英麻と同タイムで分けた大阪の高松智美ムセンビはお姉さんの望がいる中高一貫校の大阪薫英女学院高校に進学は間違いないでしょう。
大阪薫英女学院高は優勝チーム5人中、3人が残っています。成長著しい嵯峨山佳菜未、1500m記録ランキング1位の高松望ムセンビ、前田梨乃です。 ここにスーパールーキー高松智美ムセンビが加わると強力ですね。 連覇も視野に入っていると思います。
去年2位の立命館宇治高校も5人のメンバーで区間賞だった安藤富貴子と小西真亜子が残っていますし、アンカー勝負で大阪薫英の加賀山恵奈(立命大へ進学)に競り負けた真部亜樹も1月の全国都道府県対抗女子駅伝6区で区間賞の走りで成長を見せています。
去年3位の群馬常盤高校も、岡本春美、樺沢和佳奈、篠崎玲奈の3人が残りますが、優勝を狙うには、新戦力として金子、林、不破のスーパー中学生トリオのうち1人でも多くの加入が望まれます。
もう1校注目したいのが、第4位だった山梨学大付属高です。ここの島田美穂の成長が著しいです。 全国都道府県対抗女子駅伝では、実業団選手の多く出場する第1区で4位と健闘していましたし、2月の福岡国際クロカンも2位に入り、3月28日開催予定の貴陽での世界クロカンの代表に選ばれています。
島田美穂と三浦裕佑美香の経験者2人を中心に選手層の厚い山梨学大付属高も侮れません。
樺沢和佳奈と共に全国中学校駅伝での富士見中2連覇に貢献した林英麻と金子美聡が共に常盤高に進学して、常盤高の駅伝黄金期を築いて欲しいと思っています。
進学といえば横浜金沢中のリンズィ・ヘレナ芽衣はどこに進学なのでしょうか? 華のあるランナーなのでちょっと気になります。 荏田それとも白鵬??