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再び、筋肉の話

私の人工股関節置換手術が前方アプローチだったため、6月29日のブログ記事では触れませんでしたが、股関節の後ろ側の筋肉構造は複雑で、そこには俗にインナーマッスルと呼ばれる外旋筋群が横たわっています。

対ウルグアイ戦で、コロンビアのエース・ストラーカーのハメス・ロドリゲス選手が、胸でワン・トラップして、芸術的なボレー・シュートを決めましたが。あの脚のキックの力を支える筋肉が「外旋筋群」です。

再び、筋肉の話_f0090954_54657100.jpg専門的には深層外旋六筋筋群と呼ばれています。深層とはインナーという意味で、外旋というのは俗に言えば、廻し蹴りのような動きを指すと思えばイメージしやすいと思います。これらのインナー・マッスル群は、1)梨状筋、2)内閉鎖筋、3)外閉鎖筋、4)上双子筋、5)下双子筋、6)大腿方形金の6つの筋肉から成り立っています。

今も、人工股関節置換手術の主流は、お尻の横の骨の出っ張った部位から切開する後方進入アプローチです。

後方進入アプローチだと、横に橋渡しの筋肉組織が骨へのアプローチの邪魔になるので、双子筋を始めこれらの筋群のいくつかを切開しなければ股関節の患部へアプローチができないのです。

もちろん、切断した筋肉を縫合する等の処置はしますが、やはり切断された筋肉のダメージは大きく、縫合不全を起こす患者さんも多いと聞いています。

最近ようやく、船橋整形外科の代名詞になっている前方進入アプローチ法に注目が集まってきています。股関節包を切り取ることで生ずる術後の脱臼リスクが少ないということに加え、筋肉を切らないので回復が速いという大きなメリットがあるのです。

ただ、今は、古いアプローチ方法から新しい方法へは過渡期といってよく、症例数が少なく、またその施術を行える先生も少ないのです。したがって、有名な病院の有名な先生の予約は簡単ではありません。

私は、近所のコミュニティー会館で開催されたチャレンジ精神の旺盛な若手の先生の「人工関節置換術」をテーマにした講演会に出席し、質問などもし、その後もメール等でフォローしていただき、この前方進入アプローチに興味をもちました。その先生がたまたま近所の総合病院の人工関節の整形外科部長に勤務されていたのです。

手術をするなら、MISという手法で後方アプローチながら、切除する筋肉組織が最少であり、通常は3~4週間の入院が普通の股関節手術に、1週間から10日の入院でOKということを謳い文句にしていた北鎌倉にある人工関節の専門病院と思い定めていました。 今はどうだかわかりませんが、ここも一時、手術予約殺到の病院でしたので、痛みが出たとき早めの手術対応ができるように保険のつもりで半年に一度通っていました。

その若手先生の経歴をみると、1年~2年くらい、近所の病院に勤務される前に、その北鎌倉にある人工関節置換術の専門病院で経験されたことが書いてあり、何かの縁のようなものを感じました。 そして、そこで後方進入アプローチのMISの画期的な技術を学ばれた先生が、はやくも前方進入アプローチにチャレンジされている姿も印象的でした。

前方進入アプローチへの経験はまだ浅いということが不安でしたが、経験のある先生が助っ人についていただけるとか、その他の疑問に丁寧な説明をいただいたため、この先生に手術をお願いしました。

前方進入法は専門用語としてDAAと呼ばれています。Direct Anterior Approachの略です。フランスの人工股関節置換術ではこのアプローチが主流となっています。

先のブログで申し上げたように、筋組織を剥離したり切離したりしません。レトラクターで左右に筋組織を引っ張り、そこから分け入って、鼠蹊部の骨の切断、人工関節の装着をするのです。

術後の感触がわからず、記述を控えていましたが、術後の発熱も収まり、筋肉痛も和らいできたので、経験者として自信をもって「前方進入アプローチ」の話をさせていただいてます。

術後1日で立ち上がりと歩行器歩行が可能となり、3日めのリハビリで杖歩行が可能となりました。

まだ、自力で右脚を高く上げると痛みが走るのですが、徐々に改善していくでしょう。

ただ、先生からは、異物が体内に入っているので焦らず慎重なリハビリをアドバイスされています。人間の身体は本能的に金属という異物新参者に対して何とか排除しようとする性向が強いようです。 自分の身体の一部として金属を、その金属に接している骨が、認めて受け入れてくれるのに3か月くらいかかるそうです。

医師と患者という関係は、起きうるリスクとその対応処置、その判断についても、すべてプロに丸投げするという委任・受任の関係になります。

事前に、講演会という場を持っていただいたこと、その後、多少マニアックな患者のたわけた質問に丁寧に応える上から目線でない姿勢に好感がもてました。 ある意味人工関節マニアックな医師とい印象もありますが、そうした熱心さに感じるところがあって、患者としてお任せしたいという信頼が生まれたように思います。
by zoompac | 2014-07-01 06:36 | 健康
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