株価指数として、日本には、東証一部の225社の株価平均の日経225や東証一部の全銘柄のTOPIX(東証株価指数)がありますが、2014年から、JPX日経インデックス400の公表が始まっています。
企業規模や市場ではなく、過去3年のROE,営業利益、時価総額を定量的な評点として、東証1部だけでなく、東証2部、マザーズ、ジャスダックを含む3400社の中から、400銘柄に絞り込んだ選定がされます。毎年8月末に入れ替えも行われます。
上記の3つの定量的な要素に加えて、定性的な加点要素として次の3つがあげられています。
①2人以上の独立社外取締役
②IFRSの採用
③決算情報英文資料のTDnet開示
この加点要素をみるかぎり、JPX日経400銘柄に選ばれるためには、海外投資家にその成長力、財務内容、経営の魅力をアピールする能力のあることが求められているようです。