毎年のパターンですが、1月は読書偏重で3月は映画をたくさん観ています。1月は直木賞発表、3月はアカデミー賞発表の影響があるようです。今年は、さらに入院という事情がかさなり3月にDVDをたくさん観ました。
3月の最後に観たDVDは「ヒステリア」です。文字通り、ヒステリーとか異常興奮という意味ですが、「大人のおもちゃ」として広く愛用されている電動バイブレーターの知られざる誕生秘話を描いたドラマでした。
第2次産業革命真っ只中の19世紀ロンドンで、若き美男子医師のモーティマー・グランビル(ヒュー・ダンシ―)が、女性たちを悩ませるヒステリーを治療する医療用電気器具として世界初の電動バイブレーターを開発した逸話を、軽快なテンポで描き出していました。
いやらしさ、卑猥さはなく、主人公の取り組みがむしろ滑稽なほど真面目だったのが好印象でした。それに爽やかでちょっといい恋ドラマの際立ったお話も楽しめました。
金持ちの医者の娘なのに、家を飛び出して貧乏な人々のための、医療福祉、子供の教育に身をささげるシャーロット・ダリンプル(マギー・ギレンホール)がいいキャラでした。施設拡大のため、金策に走る彼女に、電動バイブレーターの発案者として大金持ちになったモーティマー・グランビルから、求婚と資金援助の申込という2つの大きな幸運が舞い込む夢のようなお話に、幸せな気持ちになってしまいました。
読書 5冊
140301 「インフェルノ(上)」 ダン・ブラウン
140304 「不祥事」 池井戸潤
140315 「インフェルノ(下)」 ダン・ブラウン
140325 「ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石」
140328 「白ゆき姫殺人事件」
映画 10本
140303 「ダラス・バイヤーズ・クラブ」
140305 「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」
140306 「ラブレース」
140310 「銀の匙」
140312 「それでも夜は明ける」
140316 「大統領執事の涙」
140317 「魔女の宅急便」
140318 「あなたを抱きしめるまで」
140319 「ワン・チャンス」
140323 「アナと雪の女王」
DVD 6本
140322 「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」
140322 「オンリー・ユー」
140322 「レスラー」
140329 「アパートメント」
140330 「リトル・ロマンス」
140331 「ヒステリア」