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映画 「アメリカン・ハッスル」

映画 「アメリカン・ハッスル」_f0090954_614426.jpg「ファイター」、「世界に一つのプレイバック」のデヴィッド・O・ラッセル監督が、1979年にアメリカで起きた事件をを題材にFBI捜査官が詐欺師を使って汚職政治家を罠に嵌めスキャンダルを巻き起こす事件をサスペンスタッチに描いてくれました。ハッスルに詐欺という意味があるようです。「ゼロ・グラヴィティ」と並んでアカデミー賞10部門にノミネートされている作品です。

去年アカデミー作品賞を獲った「アルゴ」はCIAがイランの米国人人質を映画ロケをでっち上げて救出する作戦の映画化で、こちらはFBIが天才詐欺師を使って、汚職政治家やその裏で関わるマフィア等を一網打尽にしようと企画した作戦でした。

ただ、「アメリカン・ハッスル」の物語の中心はその作戦というよりも、その作戦に関わったちょっと変わった連中の人間模様だったような気がします。「ファイター」、「世界に一つのプレイブック」同様、心に危うい傷をもった人間の様子が少し突き放してコミカルに描かれていました。特にFBI捜査官は危ない暴走人物でした。

禿げ隠しを詐欺さながらにクリスチャン・ベイルが演じることからぐっと引き込まれていきます。正義と出世を大勘違いしているFBI捜査官(ブラッドリー・クーパー)、お色気が売りの元ストリッパーの悪女(エイミー・アダムス)、連れ子を盾に夫を支配する悪妻(ジェニファー・ローレンス)とこの作戦に係る全員が、自分を偽って大きく見せようとするどうしょうもない連中なのです。その割には人をだますツボは押さえていて右往左往しながら作戦を完遂します。

最期は、ちょっと観客もだまされる仕掛けもあってなかなか面白い映画でした。誰が誰をだましているのかわからなくなって気づけば映画を観ていた自分も騙されていました。

大物デニーロも出てきてマフィアの元締めとして凄みを出し、締めるところは締めていましたし、ジェニファー・ローレンスが「死ぬのは奴らだ」のレコードをかけて自ら歌うシーンも声もよく歌も上手くて実によかったです。エイミー・アダムスの衣装が常に半乳で目を点にしてスクリーンに見入っていましたが、ジェニファー・ローレンスの自由奔放さとゴージャスさにはぶっ飛びましたね。本妻ジェニファー・ローレンスと愛人エイミー・アダムスが面と向かって女の意地と誇りをかけての壮絶バトルを繰り広げるシーンも必見です!40歳のエイミー・アダムスの熟女ぶりも、24歳のエイミー・アダムスの勢いにのまれていました。

大仕掛けの汚職スキャンダルでっち上げ作戦なのですが、それぞれ欠陥を持った人間が大真面目に取り組むところが可笑しい。それを可笑しいと笑いながら観客として観ていた自分も騙されていたことも笑い飛ばせる映画でした。アメリカ人好みの映画で、俳優もいい味を出していました。見どころ満載の贅沢で楽しい映画でした。イチオシです!
by zoompac | 2014-02-03 06:14 | 読書・映画・音楽
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