都道府県対抗女子駅伝で鹿児島女子高校2年の上原美幸(写真)が並みいる有力実業団選手、大学生をおさえて見事な1区区間賞の走りでした。高校生の1区の区間賞は興譲館高校時代の新谷仁美以来7年ぶりです。
暮れの高校駅伝の鹿児島県代表が神村学園だったので、つい鹿児島女子高校の上原美幸のことを失念していましたが、去年の2月26日の自分のブログで、25日(土)の福岡のクロカンのレース結果について、「ジュニア女子6㎞で、鹿児島女子高校の上原美幸(1年生)のぶっちぎりの優勝が印象的でした。新星登場です。名前を憶えておきましょう。」と記録していました。
こういう全国放映の都道府県対抗駅伝レースという大舞台の、しかも1区での華々しいデビューは、さすがに嬉しいですね。
並みいる実力者ランナーを尻目に鹿児島の高校2年生が区間記録に迫る記録で1区1位の走りをしてくれました。ちなみに区間2位は岡山、天満屋の小原怜、3位に群馬、第一生命の横沢永奈、4位に愛知、名古屋大の鈴木亜由子、5位に大阪、ダイハツの木崎良子、6位に神奈川、ユニバーサル・エンタティメントの青山瑠依でした。
私の応援していた兵庫は、約30秒差で神奈川に及ばず2位でした。高校生も中学生もいい走りをしてくれましたが惜しかったです。
神奈川県は2区の高校生、秋山桃子の区間2位の走りと4区のパナソニックの松山祥子の区間1位の走りが大きかったですね。5区からの4区間を高校生出水田真紀、森田香織、詩織、そして中学生木下友梨菜が区間2位から4位の間で走ったのも優勝へ大いに貢献したと思います。
絶対有利と思われた千葉は、1区第一生命の田中、5区の土井がやや精彩を欠き結局4位に終わってしまいました。優勝、神奈川、2位兵庫、3位大阪でした。
なお、3区の中学生区間を走った大阪の高松望ムセンビは区間新記録を樹立しました。まだ中学2年生です。
鹿児島の高校2年生上原美幸、大阪の中学2年生高松望ムセンビの今後の活躍が楽しみです。なお、兵庫の2区を走った横江里沙は豊田自動織機への就職が決まっているようです。来年の実業団駅伝でスーパールーキーとして活躍して欲しいです。