炎の〇〇という講座で共に学んだご学友と「浜籐」の河豚鍋で打ち上げ会をしました。 ひれ酒のお代わりのときに女給さんが、アルコールを飛ばすため?かひれの香りを高めるため?に火を入れたら、ぼーっと青い炎が立ち上がりました。 おおーっ! まさに炎の名にふさわしい・・・炎の打ち上げだと思った一瞬でした。
普通の「てっさ」(河豚の刺身)は薄くスライスされて透き通っているので、一枚一枚食べるのが面倒です。3~4枚くらい重ねてまとめ喰いしますが、ここ「浜籐」のてっさは分厚く切っているので1枚ずつ3~4本の青ネギを巻いて贅沢ないただき方をしました。
大阪や東京のお店でいただく「てっさ」は薄くて透き通っていますが、下関や博多でいただく「てっさ」は分厚いので白濁しています。西日本出身の私には薄い透き通るてっさは残念なことでしたが、この浜籐のてっさで幼少時代の分厚い「てっさ」の記憶が蘇り感無量でした。
なお「ふぐ」のことを、西日本では「ふく」といいます。大阪ではもっぱら「てっぽう」といいます。「鉄砲は弾に当たる」一方「河豚はたまぁーに中る」という大阪特有のシャレのようです。そこからふぐちり鍋のことを「てっちり鍋」あるいは「てっちり」と呼ぶのです。ちなみに「ちり」は魚の切り身のことです。