「おごられ女、割り勘女」の章での角田光代氏の説を面白く読みました。 思いもよらない考え方に感服です。
氏は自分は割り勘をふつうと思っている「割り勘女」であるとしながら、「おごられ女」とは経済バランスの観点からフエアであることを力説していました。
「おごられ女」はデートのとき「がんばって、お洒落して、お化粧して、可愛くして」・・・時間と費用をかけてがんばる一方、「割り勘女」は見事に自分自身に手間をかけないからということらしいです。
そして、割り勘男は「おごられ女」を誘わないし、おごり男はすっぴんにふだん着でデートにやってくる女を誘ったりしないのだそうです。