春のゴールデン・ウィークに匹敵する、秋のシルバー・ウィークは徹底的に映画を観て、読書にいそしみました。
映画は、「ごくせん」「サブウエイ123」「火天の城」「ウルヴァリンX 」「カムイ外伝」「クララ・シューマン」の6本。土曜日に3本のはしごをしました。
読書は山本兼一氏の「火天の城」とスティーグ・ラーソンの「ミレニアム3」上下2冊を一気に読みました。「火天の城」は読んで、そして観ました。本と映画を比較しながら気づくことも多く楽しめました。
「ミレニアム3」は久々に先が気になり夜更けまで読み込んでしまいました。ミカエル・ブルムクヴィストもリスベット・サランデルも相変わらずです。瀕死の重傷から不死鳥のようにリスベット・サランデルが蘇ってくるシーンから、スパイ諜報合戦と法廷での戦い等、これまでの1巻、2巻を踏み台に面白さもスケールも大きくジャンプした3巻(上下)でした。個人・民間が政府の権威の影に隠れた公安と死闘を繰り返し、最後に勝つという水戸黄門様の溜飲を下げるお決まりパターンですが、楽しめました、秋の夜更け。