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映画「ドーナツキング」

映画「ドーナツキング」_f0090954_11102214.jpg新宿武蔵野館で観ました。コロナ禍の下、久しぶりの映画鑑賞でした。

ドーナツといえば、昔観たドラマ「ツィン・ピークス」の」クーパー捜査官の朝食のイメージが脳裏に焼き付いていました。いつもコーヒーとドーナツでした。

この映画を観て、東海岸に拠点を置いていた大手チェーンの「ダンキンドーナツ」(日本にあるミスタードーナツはこの系列です)と西海岸でドーナツ市場の90%を占めるカンボジア系アメリカ人が個人経営するドーナツ店の熾烈な競争の鮮明な構図を知ることができました。

クメールルージュによって共産化されたカンボジアから多くの難民が米国に受け入れられました。ベトナム戦争が終結した1975年のことです。そんな難民の1人であった元カンボジア軍人のテッド・ノイが新天地米国の自由と安全の象徴とも思えるドーナツの味に感動したことから、無一文の彼がドーナツ王に成功する物語が始まります。

当時、西海岸の市場を席巻していたウィンチェルドーナツ店で従業員として研鑽した彼はやがてそのノウハウを身に着け、家族経営の店で稼ぎ、次々と彼の親戚や友達家族にもそのノウハウを伝えていきました。

公共交通機関の少ない車社会の西海岸では朝食のコーヒーとドーナツは定番で、立地条件が良い店は大いに繁盛していくことになります。

カンボジア人の勤勉さと労働力の安さに大手チェーンだったウィンチェルはそのシェアをすっかり増加するカンボジア人個人店勢力に食われることになってしまいます。それもまた自由な競争社会のアメリカの一面だと痛感させられます。

映画の中のドーナツの種類の豊富さは、東京のミスタードーナツしか知らない私にとっては垂涎ものでした。

ベトナム戦争、カンボジアでの内戦、米国の難民受け入れ等のテッド・ノイを取り巻く社会情勢もコンパクトにまとめられていました。

機会を得た難民がアメリカンドリームを体現した物語をドキュメンタリータッチで製作総指揮として描いてくれたのはリドリー・スコットでした。ドーナツに象徴される古き良きアメリカ社会が印象に残った映画でした。



# by zoompac | 2021-11-29 12:14 | 読書・映画・音楽

2021年1月の読書と映画の総括

2021年1月の読書と映画の総括_f0090954_12400010.jpg年が明けコロナ感染者の激増に慄いている間に1月も過ぎてしまいました。

1月は読書ブログに全然アップできませんでした。

塩野七生のローマ人の物語19巻(悪名高き、カリグラからネロへ帝位が移る間の繋ぎとしての歴史研究家皇帝クラディウスの物語)や宮城谷三国志最終巻(12巻)、宮本輝の流転の海3巻_血脈の火等を読んでいます。

2017年に午前十時の映画祭@TOHOシネマズ日本橋で「泥の河」という作品を観ました。昭和31年の大阪の安治川の川沿いに住む人々の生活を少年の目を通して描いた作品でした。これが流転の海3巻の物語とかぶる部分が多いのです。

四国から大阪へ戻ってきた熊吾一家が尻を落ち着けたのが堂島川と土佐堀川が合流して名を変える安治川沿いでした。調べたところ、映画「泥の河」の原作は宮本輝氏の短編小説でした。「泥の河」は少年=作者の目を通して、「流転の海」はその作者の父がモデルの熊吾の目を通して描かれている違いはありますが、興味深く読み進めています。

余談ながら、流転の海4巻_天の夜曲は、舞台が富山に移ります。富山市を舞台にした短編で宮本氏が芥川賞を受賞した作品に「螢川」があります。とすると、氏の作品には「道頓堀川」もありますので、「流転の海シリーズ全9巻」を読み進めながら、それらの「川三部作」をスピンオフ作品として読めるかもしれません。

ところで、第二次韓流ドラマブームのきっかけ(第一次ブームは2002年の「冬のソナタ」、03年の「チャングムの誓い」が火付け役)となった2019年の「愛の不時着」が見たくて、ついにNetflixに入会しました。

韓国の財閥のお嬢さんがパラグライダーで飛行中に嵐に巻き込まれ北朝鮮に不時着することから始まる物語です。スピード感あふれる展開でハラハラドキドキする一方、北朝鮮という未知の地でセレブな彼女が出会う人々が温かいのです。ご近所付き合いの旺盛だった昭和の時代にタイムスリップしたような懐かしさも感じられます。コメディの比重の高い上質なラブコメに仕上がっていました。

全16話中の半分あたりまで見続けていますが、ヤミツキになってほかのTV録画が消化不良になって困っています。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の鑑賞を推奨してくれた友からの強い推しもありましたので、この「愛の不時着」の次は、同じくNetflixオリジナルの「梨泰院クラス」を楽しみたいと思います。

一種の社会現象とも思える第二次韓国ドラマブームの黄金ルートを旅している気分です。

その次は、韓国ドラマから離れて、最近話題のNetflixオリジナル作品「クイーンズ・ギャンビット」を観たいです。60年代の米ソ冷戦下で孤児だった少女がチェスの天才として覚醒し成長する物語です。

英国の文化相が「フィクション」という注意書きをつけるように注文をつけたにもかかわらず、きっぱりとNetflixが拒絶したため、かえって注目を集めた配信中の作品「ザ・クラウン」にも興味があります。主人公はもちろん、現在94歳にして大きな影響力をもつ女王エリザベス2世です。25歳の若さで女王となったエリザベスの70年近くに渡る人生とその時代が史実を土台に語られているようです。しかもそれがノンフィクションと見まがうほどの作品であるとすればますます興味が掻き立てられます。

# by zoompac | 2021-02-01 12:54 | 読書・映画・音楽

2020年12月の読書と映画等の総括

2020年12月の読書と映画等の総括_f0090954_09413506.jpgコロナ旋風の中、身を低くしてひたすらTVドラマを観ながら巣ごもりする生活にも慣れてきました。

Netflixデビューして「愛の不時着」を観たいと思いながら、BS各局の充実の韓国・中国歴史ドラマ観賞に時間不足気味で、なかなかNetflixに踏み切れません。

BSテレ東の「善徳女王(新羅)」、BS11の「武則天(唐)」、「明蘭才媛の春(宋)」、「女医明妃伝 (明) 」BS12の「瓔珞<エイラク>(清)」、「独鈷伽羅(北周〜隋)」が土日を除いて毎日放送されています。

これに加えて週一でNHKBSの「コウラン伝~始皇帝の母(秦)」やWOWOWの「九州縹緲録」です。 昨年末に完結してしまいましたがWOWOWの「大明皇紀」全62話も観ていました。

BS11で2月19日から毎週月曜~金曜日「中国時代劇如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」の放送が開始されます。2020年12月の読書と映画等の総括_f0090954_09532425.jpg

以前WOWOWで87話すべてを視聴済みなのですが、今観ている「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」と舞台も題材も同じでありながら、互いの作中で敵対する妃が主人公になるなど、登場人物の描かれ方が大きく異なっていて興味深いのでもう一度観ようと思っています。

「如懿伝」の主人公で嫻妃(かんひ)となる如懿は、後宮の陰謀にさらされながらも乾隆帝(けんりゅうてい)への愛を胸に強く生き抜いていく誠実な女性として描かれていました。

一方で「瓔珞<エイラク>」の嫻妃は、最初は穏やかで優しい女性でしたが、数々の苦難を味わったことで冷酷な策略家へと変貌していくのです。

「瓔珞<エイラク>」の主人公・瓔珞は亡き姉の復讐を胸にその大胆不敵な行動力で運命を切り開いていく不屈のヒロインですが、 「如懿伝」では、妃になる野心をもって皇帝に近づき、如懿の前に立ちはだかる女官・衛嬿婉(えいえいえん)として描かれています。

2020年12月の読書と映画等の総括_f0090954_09533450.jpgまさに、映画「羅生門」ではないですが、視点や立場が変われば、事象や人物が全く別物に見えてしまうという面白さが楽しめそうです。

両作品とも、2018年の中国ドラマの様々な賞を獲得し大ヒットしました。

日曜日のNHKBSの9時といえば「韓国歴史ドラマ」の指定席でしたが、最近の中国歴史ドラマ人気の影響でしょうか、今は中国歴史ドラマ「コウラン伝~始皇帝の母」を放送しています。

プロデューサーも出演者の大半も「瓔珞<エイラク>」と重なっています。

ただ、中国だけでなく、台湾、香港、日本でも人気が高かった中国宮廷物語「瓔珞<エイラク>」と違って、期待が高かった反動のためか、「コウラン伝」の人気も評価もいま一つのようです。

読書も最近の中国歴史ドラマにはまっている影響でしょうか、司馬遼太郎の「長安から北京へ」と「韃靼疾風録(上巻)」等の「中国もの」を読みました。

読書(5冊)」
読書「ローマ人の物語_18巻_悪名高き皇帝たち(二)」塩野七生
[ 2020-12 -27 16:49 ]
読書「流転の海2_地の星」宮本輝
[ 2020-12 -28 09:19 ]
読書「長安から北京へ」司馬遼太郎
[ 2020-12 -29 14:25 ]
読書「パリのアパルトマン」 ギョーム・ミュッソ
[ 2020-12 -30 11:36 ]
読書「韃靼疾風録 上巻」司馬遼太郎
[ 2020-12 -31 11:53 ]

総括
2020年11月の読書の総括
[ 2020-12 -01 17:35 ]

# by zoompac | 2021-01-04 09:57 | 読書・映画・音楽

読書「韃靼疾風録 上巻」司馬遼太郎

読書「韃靼疾風録 上巻」司馬遼太郎_f0090954_16334508.jpg小学校の頃、明治維新の1868年を「いや~ロッパくん、もう明治だよ」と覚えていました。

このロッパが、エノケンこと榎本健一と並んで有名な浅草喜劇スター古川ロッパからとったものだというのは最近知りました。 「下町のエノケン」に対してきざな芸風から「丸の内のロッパ」と並び称されていたようです。

連続テレビ小説「おちょやん」が始まってから、上方喜劇を作った曾我廼家五郎・十郎、渋谷天外の名を知ったついでに浅草喜劇のスターの名も目にしたのです。

出口治明氏が彼の著書「0から学ぶ「日本史」講義 戦国・江戸篇」で、古代と中世と近世をどの年代で区切るかということについて面白いことを言っていました。

日本史で古代と中世の 分水嶺 は、摂関政治が終わった1068年で、170年ぶりに藤原氏を母としない後三条天皇が即位した年。

そこから、500年後の織田信長が足利義昭を奉じて上洛した1568年が中世で、そこからさらに300年後の1868年までを近世としていました。

「いや~ロッパくん、もう明治だよ」の他に、「とうとうロッパくん、摂関政治は終わりだよ」、「以後ロッパくん、織田信長が義昭奉じて天下取り始めたよ」

などで覚えられそうです。

ロッパ君の68年繋がりでいけば、日本が鎌倉時代から室町時代への端境期であった南北朝時代の1368年に中国王朝は元から明に替わりました。

「いざロッパくん、もう明だよ」です。朱元璋が元朝を倒して洪武帝となり漢民族国家の明を建国したのがいざロッパくん(1368年)です。

韃靼疾風録上巻では、「元 がほろび、 明 が興った。明は、海外に対して開放的だった元とちがい、海禁を国是 とした。 片板モ海ニ入ルヲ許サズ──海外へ出るな、という明の鎖国はきびしかった。しかし沖から 倭寇 がくることばかりはふせぐことができなかった」

と書かれています。

司馬遼太郎氏の「長安から北京へ」の中では、「明というのは中国歴世のなかでも、不景気な王朝であった。第三代永楽帝(1360~1425)の一時期はべつとして、末期になるに従って外患(北慮南倭)が多く、内部的には官僚制が腐敗しきり、とくに明朝最後の万歴帝のころは豊臣秀吉の朝鮮侵入等で財政が逼迫した」とありました。

韃靼疾風録の主人公桂庄助は、藩主松浦隆信の命を受け、漂流し平戸沖に辿り着いた韃靼公女(実際は韃靼_タタール族ではなく、女真_ジュルチン族)を彼女の故国オランカイ(満州)まで届け、韃靼という国との交易の可能性をみきわめることになります。

「松浦家は大名というより貿易商人のようになり、さらにオランダ船やイギリス船もきて、それぞれ平戸に商館をつくった。平戸は、賑わいににぎわった」

庄助と公女アビアは、政情不安の上、反日感情の高い朝鮮半島を避けながら韃靼の地にたどりつきます。 この頃の朝鮮は、ヌルハチが明の韃靼への防壁ともいうべき城を陥落させていたことから、女真族に恭順の意を表明をしながら、といって儒教国家のしがらみから宗主とあがめている明との関係も完全に絶つわけにもいかず、双方に面従腹背という微妙な立場でした。

時代は、女真人ヌルハチ・愛新覚羅によって後金が建国される、日本では家康が亡くなる1616年頃以降の物語です。

後金は、1636年にホンタイジによって清と名を変え、その時点で亡くなっていたヌルハチを初代皇帝としました。 ヌルハチの後継者として二代目皇帝となったホンタイジはヌルハチの第8子でした。

庄助は公女アビアと韃靼の地に流れ着いたときは、ヌルハチの絶頂期から後継者ホンタイジへの時代でした。 女真族ホンタイジがより大きなタタール族その他の部族を吸収合併して1つの大きな韃靼としての勢力基盤を構築していた時代で、中国が明王朝から清王朝へ変わろうとする迷のときでした。
「豊臣家の興亡があり、倭寇時代は 終熄 した。秀吉はみずから大倭寇になったかのごとくに貿易の利を独占しようとし、かつ朝鮮侵略までおこなったが、やがて病死し、家もほろび、徳川幕府が樹立されて、江戸という平戸からはるかに遠い東方の農業地帯に政都がおかれた。歴史がかわった」

大陸に渡った庄助には驚きだったでしょうが、倭寇が活躍し、その基盤でもあった松浦家の活動も大きな制限を受けることになっていくのです。 博多や堺のまちが栄えた海洋交易国家としての面影は遠くなってしまい、やがて3代将軍徳川家光が1639年に鎖国政策に踏みきります。

アビアと結婚して子もなした庄助も加わっている清軍の大進撃(北京入城、南京占領等)は下巻になります。

# by zoompac | 2020-12-31 11:53 | 読書・映画・音楽

読書「パリのアパルトマン」 ギョーム・ミュッソ

読書「パリのアパルトマン」 ギョーム・ミュッソ_f0090954_16391234.jpgクリスマスを間近にひかえたパリが舞台です。

宿泊先のダブルブッキングという最悪の出会い方をした主人公男女の名前はマデリンとガスパールです。

マデリンは休暇で訪れたイギリス人の元女性警部。 30歳代後半の彼女は心身ともに傷ついています。

一方、ガスパールは新作を書き下ろすためにアメリカからやってきた劇作家です。 40歳代前半の彼は厭世的で人間嫌いです。 パリも大嫌いなのですが毎年この時期にっやってきて逆境の中自分を追い込んで執筆に集中しようとしています。

人間嫌いのガスパールですが、その人間であることに疲れ切っているマデリンには興味を示し妙に人懐っこい接し方をします。

ダブルブッキングされた宿泊先はアパルトマンでした。1年前に急逝した天才画家ローレンツの住まい兼アトリエでした。

マデリンの前歴を知ったローレンツの財産管理人は、行方の知れなくなったローレンツの三点の遺作を彼女に探して欲しいと頼み込みます。

アパルトマンにあった研究書から、ローレンツに魅せられたガスパールも仕事をうっちゃってマデリンの探索に手を貸すことになります。

映画のロマンチックコメディ風の幕開けですが、マデリンとガスパールがパリのアパルトマンにやってきたいきさつだけでなく、天才画家ローレンツの数奇な運命や彼に関わった人々の人生やローレンツの息子の誘拐殺害事件も丁寧に描かれていき、物語に深みを与えていました。

発見された遺作には、殺害されたとされたものの死体が発見されていないローレンツの息子の行方を捜して欲しいとのローレンツのメッセージが隠されていました。

マデリンの捜査力とガスパールのひらめきの協働作業は、遺品発見からローレンツの息子の行方探索へ方向転換し舞台もスペイン、アメリカへと移しながらも、相乗効果をあげながら小気味よく展開していきます。

アパルトマンの偶然のダブルブッキングから始まる物語ですが、本を読み終わるときはすべてが必然だったのだと思わされました。

1つの事件が二人の(三人の?・・・ちょいネタバレ!)人生を変えるきっかけとなります。 主人公男女の生き方に希望の光が灯るいい結末でした。

# by zoompac | 2020-12-30 11:36 | 読書・映画・音楽
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
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