GORILLAZ
GORILLAZ

Would-be ちょい不良親父の世迷言


映画、読書、ワイン、旅、駅伝、柔道、スポーツ観戦、趣味の世界
by zoompac

カテゴリ
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
venushack.co..
from venushack.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..
亡くなっても続く、その愛..
from 笑う社会人の生活
http://www.v..
from http://www.val..
揺らぐこころ
from 笑う社会人の生活
ボッティチェリの初期から..
from dezire_photo &..
「消えた声が、その名を呼ぶ」
from ここなつ映画レビュー
美しき三角関係?プラトニ..
from dezire_photo &..
美しき三角関係?プラトニ..
from dezire_photo &..
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

タグ:映画 ( 77 ) タグの人気記事

WOWOW映画「インフェルノ」_シエナの金柑頭が登場しなかった原作とは違うラスト!

f0090954_05552584.jpg日本での公開は昨年10月でしたが、1年も経たないうちにWOWOWで観ることができました。

原作は読んだのですが、ダン・ブラウンの原作は、世界的にヒットを飛ばしているというものの、「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続いて、宗教的知識が欠けた私には少々難しく感じられました。

相変わらず、ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授(トム・ハンクス)が、敵と思しき集団から追いかけられます。 逃げながら謎を追ういつものお決まりパターンですが、今回の相棒は女医のシエナです。

前作に比べると、走って逃げまわるシーンが多く、また追いかける敵集団も複数で、時に敵の敵は味方のようになり複雑でした。

読後、女医シエナ役をいろいろ想像しました。

逃げ回るシーンが多いし、アクションもあるのでクロエ・グレース・モレッツあたりを適役としていたのですが、実際にはフェリシティ・ジョーンズでした。 彼女は2015年公開の「博士と彼女のセオリー」でホーキング博士の妻役でブレイクしましたね。

昨年12月公開のスター・ウォーズ、スピン・オフ版の「ローグ・ワン」でも主役を張っていました。

ただ、原作にあったシエナが実はつるっぱげで、カツラをラングドンに被せるという印象的なシーンが、映画からカットされていましたし、シエナのラストシーンではラングドンの敵役になっていました。

私の記憶では、原作でのシエナは最後までラングドンの味方でハッピーエンドだったはずです。

それでも、原作の文字の説明ではよくわからなかった絵画やデス・マスクが、映画では一目瞭然ですね。 空から見たヴェネツィアの映像は、塩野七生の「海の都の物語_ヴェネツィア共和国の一千年」を読んだばかりだったので感無量でした。

舞台は、イタリアのフィレンツェ、ヴェネツィア、そしてトルコのイスタンブール(昔の東ローマ帝国の首都コンスタンチノープル)
の三都市です。

原作との違いが気に喰わない映画ではありましたが、サスペンス映画を観ながら、数々の美術作品、由緒ある建物、そして有名な三都の街の景観はたっぷり楽しめる映画でした。

by zoompac | 2017-07-25 05:59 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

WOWOW映画 「サウスポー」_怒りにまかせた野生ボクシングから理詰めのチェスプレイヤーのようなスタイルへの変身物語!

f0090954_06185153.jpg筋は単純です。ボクシング元世界チャンピオン・ビリー(ジェイク・ギレンホール)が落ちるところまで落ち、そこからの奇跡の再起と家族の絆を描いた映画です。

怒りをエネルギーに変え勢いで相手を圧倒していた世界チャンピオンのボクサーが、ある乱闘事件をきっかけに妻(レイチェル・マクアダムス)を死なせてしまい、さらにボクサー・ライセンスをはく奪され、娘の親権まで失ってしまいます。

経済観念もなく自暴自棄になったビリーでしたが、最愛の娘を取り戻したい一念から、過去に自信を苦しめた対戦相手のトレーナー、ティック(フォレスト・ウィテカー)のもとを訪れます。このティックは名トレーナーです。漫画「あしたのジョー」でジョーにボクシングを叩きこんだ名トレーナー丹下段平を彷彿させます。

ティックに頭を下げやり直しを誓うビリーでしたが、ティックはビリーのファイティングスタイルを全否定し、彼に辛辣な言葉を浴びせます。これに当初は反発していたビリーでしたが、自分を変えたいと願う一心から過去の栄光もプライドもかなぐり捨ててティックに教えを乞うことにしました。なかなかできることではありませんが、ビリーはティックのもとでボクシングの基礎を一から学び直したのです。

今までは自らの本能に従って怒りを爆発させていた流血必至のボクシングスタイルでした。そのためにガードを下げて相手に殴らせて怒りのエネルギーをチャージすることもありました。ティックの教えはそうしたスタイルとは真逆で、ガードを固め相手に向かって対角線上に上半身を左右にスエイしながら前に詰める練習の反復でした。何より怒りや衝動を抑える我慢を叩きこまれました。ティックはボクシングはチェスのような理詰めのゲームだと主張したのです。

そしてやがてカムバックの機会が訪れます。 妻を亡くした事件に絡んだ因縁の男が現世界チャンピオンなのですが、「因縁の新旧チャンピオン対決」が金儲けになると踏んだプロモーターが裏からビリーのライセンス復活に手を回し、ライトヘビー級の新旧世界チャンピオン同士の対決が聖地マディソン・スクエア・ガーデンで興行されることになったのです。

この映画の題名「サウスポー」ですが、ビリーは本来右構えです。これはティックがビリーに与えた秘策に関係ありますので口チャックしておきます。

最後は、お約束の愛娘を自分の腕に取り戻すお約束の感涙のラストなのですが、本当に泣かされます。

それにしても元々ガタイのよいシルベスタ・スタローンと違って、ジェイク・ギレンホールのボクサーとしての体の鍛え方には恐れ入りました。撮影に向けてのトレーニングは相当なものであったと思われました。

私も体を鍛えたいのですが、鍛えるトレーニングに体が耐えられないような恐怖が寄る年波の本能として立ち塞がっています。

by zoompac | 2017-07-22 06:20 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

NHKBS映画 「M★A★S★H マッシュ」_野戦病院の軍医たちの破廉恥イタズラ満載映画

f0090954_07010308.jpg「M★A★S★H マッシュ」は、1970年のアメリカ映画で、朝鮮戦争を舞台に3人の軍医のやりたい放題のいたずらを描くブラック・コメディでした。

タイトルのMASHとは移動米軍外科病院(Mobile Army Surgical Hospital)の略語です。

実際に朝鮮戦争時にMASHで外科医として働いた経験を持つリチャード・フッカー原作の小説をロバート・アルトマンが映画化したもので、カンヌ国際映画祭パルム・ドールやアカデミー脚色賞を受賞しました。

脚本はアカ狩りでハリウッドを追われたハリウッド・テンの1人、リング・ラードナー・Jr.が手掛けました。 しかしアルトマン監督と主演俳優たちは、この脚本を無視し、映画さながらにイタズラ根性全開で全編アドリブに次ぐアドリブで映画を作ってしまったそうです。 「おれの台詞は一行も残っていない」とラードナーは本気で激怒していたらしいのですが、皮肉なことに彼はこの作品でアカデミー脚本賞を受賞しました。

1950年代、朝鮮戦争のさなか、第4077MASH(移動野戦外科病院)に、3人の外科医、ホークアイ(ドナルド・サザーランド)、デューク(トム・スケリット)、トラッパー(エリオット・グールド)が赴任してきます。(余談ですが、主演3人は、この映画が出世作となりました。)彼らはいずれも名医でしたが、平気で軍規を無視し、とんでもない悪戯を繰り返すのです。

お決まりのイタズラ3人組といったところでしょうが、こういうイタズラ仲間には、必ず級長顔した真面目な「先生へのチクリ家」のようなキャラクターも登場してきます。

それが、新任の女性将校ホーリハン少佐(サリー・ケラーマン)です。

この3人のイタズラ軍医を目の敵にするバーンズ少佐(ロバート・デュヴァル)と共に、上官に病院の軍紀の乱れを訴えようと告発状を用意するホーリハンでしたが、その告発状を用意する過程で意気投合してバーンズと一夜を共にすることになります。ホークアイたちも抜け目がありません。二人の籠る部屋にマイクを仕掛け、ベッドシーンをそのまま軍放送で中継してしまいます。それが原因でトラブルを起こしたバーンズが逆に本国に強制帰国させられ、ホーリハンは返り討ちを喰らってしまいます。

その後、三人の軍医は、「ホーリハンは本当にパツキン(金髪)なのか染めているだけなのか」という話で盛り上がり、下のヘアの色を確かめようということになります。 彼女がシャワーを浴びている小屋を壊して彼女の全裸を衆目に晒す映画「マッシュ」で有名なシーンの登場となります。我慢の限界を超えたホーリハンは、彼らの行動を放置する現場の長に怒りをぶつけ、さらにその上官に直訴するのです。

政治家の息子の手術で日本の小倉に出張に出かけ、ゴルフを楽しんだ後、韓国に戻ってきた彼らイタズラ軍医たちにはその上官が待っていました。 話をすり替え、上官の愛してやまないアメフトの話から、上官の持つアメフトチームと野戦病院の急ごしらえのチームで親善試合(実は賭け試合)をしようということで盛り上がり、ホーリハンのセクハラ事件は有耶無耶になってしまいます。

その親善試合の数日後、ホークアイとデュークに帰国命令が届き、二人はトラッパーと別れを交わして病院を去っていきます。 映画で詳しくは語られませんでしたが、これがホーリハンへのセクハラ事件へのケジメだったかもしれません。

戦闘場面が出てこない戦争映画でした。 イタズラとおふざけ満載ですが、軍医としての手術シーンは、プロフェッショナル精神に溢れており、その対比というかバランスが印象的でした。


by zoompac | 2017-07-21 07:03 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

NHKBS映画「ブレードランナー」_30年後に映画を検証する喜び?_たぶん次はない?

f0090954_10401868.jpg「ブレードランナー」(原題:Blade Runner)は、1982年公開のアメリカ映画です。

フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(原題:Do androids dream of electric sheep?)を原作としていますが、時代は、映画公開の1982年から37年後の2019年のLAです。

今が2017年ですから2年後ですね。遠い未来の話ではありません。

現実は、映画で描かれているようなレプリカントと呼ばれるクローン人間が跋扈はしていませんし、人間社会に紛れ込もうとするレプリカントを「解任/抹殺」する任務を負う、ブレードランナーという専任捜査官
も存在していません。

そこで描かれている未来都市(LA)が日本文化と日本企業(看板)等に支配されている感じが面白いですね。1980年代の日本経済の国際経済を席巻する勢いの延長線上に描かれた未来図でした。パンナムの看板が掲げられていたのもおかしかったです。(パンナムは経営悪化で1991年に破産、知名度を生かして名は使って運航していたが、2008年以降名実共に完全消滅)

ということで、2019年が視野に入ってきた今年の10月27日には、2019年からさらに30年先の「ブレードランナー2049」が公開予定です。

リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」から、35年の時を経て生み出された続編ということになります。今回、リドリー・スコット氏は製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとりました。

脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、「LOGAN ローガン」のマイケル・グリーンです。

前作から30年後の2049年の世界を舞台に、新人ブレードランナーの“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを探す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演し、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングがデッカードを探す“K”を演じます。

今度の未来都市はどのような感じになっているのか楽しみですね。

昔の映画が、その当時から30年以上先の未来世界を描いた作品としては、「バックトゥザフューチャー」もそうでした。 第一作目が「ブレードランナー」公開から3年遅れた1985年でした。 第一作目は1985年から30年遡った1955年が舞台になりましたが、1989年公開のPart2では、1985年を基点として30年先の2015年の未来世界が描かれていました。

TV電話やタブレット端末など実用普及されたものもありましたが、空飛ぶ自動車や空中高速道路、宙に浮くホバーボード、自動で紐をフィットしてくれる靴等、開発はできているかもしれませんが一般に未だ普及していないものもたくさんありました。

まあ、こうした映画を観て30年先に生き証人として検証するのも楽しいですけど、「ブレードランナー2049」を検証する頃は、100歳近いですよ。せいぜい孫と一緒に見て、30年後におじいちゃんの思い出として彼の記憶に蘇ることを期待しますかね。その頃は今は小5の孫君も40歳台のおっさんですね。


by zoompac | 2017-07-18 10:45 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

NHKBS映画「鷲は舞い降りた」_ターゲットはチャーチル英首相!

f0090954_05584476.jpg「鷲は舞いおりた」(原題The Eagle Has Landed)は、1976年のイギリスの映画です。ジャック・ヒギンズの小説「鷲は舞い降りた」を原作とした映画で、ジョン・スタージェス監督の遺作となりました。

1943年9月12日に実施されたムッソリーニ救出作戦の成功に気をよくしたアドルフ・ヒトラーは、同様の作戦で英国首相のウインストン・チャーチルを拉致してドイツへ連れてくる計画を思いつき、国防軍情報部の長官カナリス( アンソニー・クエイル)にこの計画の可能性評価を命じることから物語は始まります。

1973年に英仏合作の映画として公開された「ジャッカルの日」と好対照ですね。こちらは1971年に出版されたフレデリック・フォーサイスの同名小説が原作で、1960年代始めのフランスを舞台に、シャルル・ド・ゴール大統領暗殺を企てる武装組織「秘密軍事組織(OAS)」が雇ったプロの暗殺者「ジャッカル」と、大統領暗殺を阻止しようとするフランス官憲の追跡を描いていました。

国防軍情報部の長官カナリスは、非現実的な計画と判断して部下に名目が立つ程度の表面的な調査を命じました。

ところがこの部下の大佐ラードル(ロバート・デュヴァル )の元に英国に居住する工作員からチャーチル首相が英国ノーフォーク郡の東海岸にあるスタドリー村を訪問する予定があるという情報がもたらされます。千歳一隅のチャンスにこの大佐は真剣に作戦計画を練り始め、現地で支援に当たらせる予定でアイルランド独立運動の活動家リーアム・デヴリン(ドナルド・サザーランド)を呼び出し、実行部隊の指揮官にも目星をつけます。

そうこうしているうち元々この作戦に乗り気ではないカナリス長官から作業中止の命令が下ります。ラードルは気落ちしますが、たまたま彼が作成した作戦要綱を読んだ 親衛隊の長官ハインリヒ・ヒムラーは、ヒトラーの署名入りの作戦実行命令書をラードルに渡しカナリスには内密に計画を進めるように命じました。

ヒトラーの命令書という万能の手札を手にしたラードルは目を付けた実行部隊の指揮官クルト・シュタイナー中佐(マイケル・ケイン)に会いに行きます。シュタイナーは親衛隊によるユダヤ人狩りに遭遇し少女の逃亡に手を貸したとして部下共々懲罰の対象となっていました。みすみす懲罰を受けるより、無謀とも思えるチャーチル拉致作戦の任務を部下15人と共に受けたシュタイナーは、チャーチルが訪問予定のスタドリー村に
ポーランド義勇軍のパラシュート部隊として入り込みました。

その前にデヴリンがいち早くその村に入り込み作戦部隊の受け入り準備をしていました。

偽装の演習を行いながら、チャーチルの訪問を待っていた作戦部隊でしたが、用水路にはまって溺れかけていた少女を助けようとした部隊の隊員が水車にはさまれて死んでしまいます。そのとき迷彩服がはだけて下に着ていたドイツ軍の制服が村民に目撃されてしまいます。

作戦は失敗してしまいますが、シュタイナーは孤軍奮闘、チャーチルの潜伏する警戒厳重な屋敷に忍び込み銃殺される前にチャーチルを射殺します。撃たれたのはチャーチルの影武者で田舎周りの役者だったというオチがついていましたけど。

そのころ作戦失敗を恐れたヒムラーはラードルに「反逆的な越権行為」が有ったとして逮捕し、銃殺してしまっていました。

一方、デブリンは恋仲となった村娘に別れを告げ、一人立ち去っていきました。

個人的には、「ジャッカルの日」のドキュメンタリータッチの緊迫の映画の方が面白かったです。

ただ、両作品とも原作を読んでいないので、機会があれば読んでみたいと思っています。タフで人道的なシュタイナーには少し興味があります。

by zoompac | 2017-07-14 05:59 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 「ラスト・プリンセス ~大韓帝国最後の皇女~」_日本の植民地支配に埋もれた悲劇

f0090954_06004194.jpg新宿三丁目の「新宿シネマート」で観ました。

塚本哲也氏の「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女」のイメージが残っていて、この映画の題名に興味を持ちました。

描かれていたのは、李氏朝鮮最後の王女の波乱の人生でした。1910年の日韓併合後の1912年、日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝・高宗と側室である福寧堂梁貴人との間に生まれたのが主人公の徳恵翁主です。ちなみに翁主(オンジェ)は、王の側室から生まれた王女のことで、正室から生まれた王女は公主(コンジェ)となります。

1925年に12歳で日本留学、1931年に18歳で日本人と結婚、戦後も長く帰国を拒まれた徳恵姫(翁主)を淡々としたノンフィクションタッチながら、静謐な恋愛劇を軸に対日運動を絡め、撃ち合いを交えた逃亡劇を盛込む等やや荒っぽい味付けにしていました。

歴史に翻弄されながらも故郷を思い続けた大韓帝国最後の皇女が遂に韓国の空港に降り立ち多くの侍女に迎えられるシーンは涙なしにはみれませんでした。

映画は粗削りですが、歴史の中に埋もれて、日韓両国民の多くから忘れ去られた「徳恵翁主」を掘り起こしてくれた監督には感謝したいですね。

日韓でこの物語を捉える視点にはズレがあるかもしれませんが、日本の植民地支配の裏側にこのような悲劇が埋もれていたという事実は動かせません。

主役は「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジン、監督は「八月のクリスマス」のホ・ジノ、日本からは戸田菜穂が徳恵翁主の母違いの兄「英親王」の妻「李芳子」として出演していました。 梨本宮方子が結婚して李芳子として住んだ家は今も赤坂プリンスホテルの旧館として残っていますが、映画でもしっかり映っていましたね。 余談ながら、NHK韓国映画「オクニョ」での準主役格のユン・テォン役を演じているコ・スも反日運動家の徳恵の甥役として出演していました。


by zoompac | 2017-07-12 06:01 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

DVD映画「天国から来たチャンピオン」_「天国から来たQB」に生まれ変わるべし!

f0090954_05303986.jpg原作はハリー・シーガルの舞台脚本の「天国は待ってくれる(Heaven Can Wait)」です。 映画の原題も「Heaven Can Wait」なのだから、何でこの邦題なのか不思議ですよね。

「天国から来たチャンピオン」は1978年のアメリカのファンタジー映画ですが、1941年の「幽霊紐育を歩く」(原題: Here Comes Mr. Jordan)のリメイク版なのです。 この「幽霊紐育(ニューヨーク)を歩く」って邦題もどうかとおもうのですが、その原作が「Heaven Can Wait」で、原作の主人公がプロボクサーという設定だったのです。

「天国から来たチャンピオン」の監督のウォーレン・ベイティ(ビーティ?)は当初、モハメド・アリ主演での制作を予定していたようですが、断られたため設定をボクシングからアメリカンフットボールに変更し、ベイティ自身が主演も兼ねて制作することになったようです。それだったらこの邦題も「天国から来たクォーターバック」にすべきですよね。

クォーターバックとはアメリカンフットボールの攻撃の起点となるポジションのことです。 プレーの展開を図る重要な司令塔です。

輪廻転生とか蘇りとかの類ではないのですが、今回の第157回直木賞候補作になっている、瑠璃って名前の少女の記憶が次々に引き継がれていく佐藤正午の小説「月の満ち欠け」の中に、この映画が登場していたので気になってTsutayaで借りて観てみました。f0090954_05311123.jpg

映画の邦題は変ですが、なかなかいいファンタジー映画でした。

今年のアカデミー賞でとんだ読み違いをするハプニングを起こしたウォーレン・ベイティの若さにびっくりもさることながら、女優がいいですね。ラーラのテーマの音楽で有名なあの「ドクトル・ジバゴ」で「ラーラ」を演じていたジュリー・クリスティでした。

ポジションが「クォータバック」という答えで亡くなった元カレの蘇り(よみがえり)と察するところが偉い彼女でした。

今回、ネタバレを封じ込めました。 是非、ご覧になってください。 天国からの水先案内人が登場しますが、この映画がその先駆けだそうです。

by zoompac | 2017-07-10 05:32 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

TsutayaDVD映画「うたかたの恋」_ハプスブルク家最後の後継者ルドルフの情死

f0090954_05331368.jpg「うたかたの恋」(原題: Mayerling )は、1936年のフランスの恋愛映画です。

1889年に起きたオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフ(シャルル・ボワイエ)と男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ(ダニエル・ダリュー)の心中事件(マイヤーリング事件)を題材にしたフランスの作家クロード・アネの1930年の小説『うたかたの恋』を原作としています。

大流行した同時代の映画「会議は踊る」と違い、この「うたかたの恋」は、戦前の日本では皇室のスキャンダルを扱った恐れ多い作品とされ検閲により上映禁止になってしまいました。日本で公開されたのは戦後1946年になってからでした。

情死したこと有名な皇太子ルドルフですが、当時の欧州情勢の分析や外交能力は優れていたようです。彼はジャーナリズム関係の友達が多く欧州全域にわたって広い情報網をもっていました。反ドイツ主義の先鋒でトラと呼ばれたフランスのクレマンソーとも親交がありました。

映画では、因習と頑迷のみが支配する宮廷生活に背を向け社会主義運動に没頭する反体制的(反抗的な?)なルドルフが描かれ、その一方で、「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」というハプスブルク家の家訓に従ってベルギー皇女を妃として迎えることに同意するルドルフの複雑な性格の二面性を対峙させていました。

そうした葛藤が、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとの出会いでバランスを失い、父親フランツ・ヨーゼフ皇帝に対する反目がますます強まり、やがて純粋な愛に生きがいを見出し、その純粋さを求めて死に急ぐ道を邁進することになってしまいます。

塚本哲也の「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女」に登場する”エリザベート”のお父さんが皇太子ルドルフです。 ちなみにそのエリザベートのお母さんがルドルフが両親から勧められるるままに娶ったベルギー皇女(ステファニー妃)でした。

宝塚歌劇団の「エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)」で有名なシシィの愛称で知られるエリザベートは、皇帝フランツ・ヨーゼフの妃です。すなわち彼女はルドルフの母であり、塚本哲也がハプスブルク家最後の皇女と呼ぶエリザベートの祖母にあたります。

この「うたかたの恋」も宝塚歌劇団によって上演されているミュージカル作品の一つで、初演は1983年で、その後、幾度か再演を繰り返されていますが、人気は圧倒的に「エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)」の方が上です。

「エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)」は1996年に初演、その後チケットが取れないほどの人気を博し、2016年には上演900回を達成しています。この大人気の演目で、女性を中心に「ハプスブルク帝国ブーム」がおき、その華麗な宮廷生活への憧れなどからオーストリア・ウィーンへの観光客増加を引き起こしたことも有名です。

「うたかたの恋」の映画は、1957年にはオードリー・ヘップバーン(ルドルフの愛人男爵令嬢マリー・フォン・ヴェッツェラ役)とメル・ファーラー(ルドルフ役)の共演でアメリカ映画「マイヤーリング」としてリメイクされ、その後、1968年にイギリス・フランス合作のリメイク版映画「うたかたの恋」も、ルドルフ役にオマー・シャリフ、マリー役にカトリーヌ・ドヌーヴで上演されています。

塚本哲也の「エリザベート ハプスブルク家最後の皇女」には、映画ではなかなか伝わらないルドルフの先見性の高さと国際性が描かれていました。そうした背景知識があったからこそみれた映画で、そうした知識抜きでは物足りなさを感じたかもしれません。

by zoompac | 2017-07-07 05:34 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

DVD映画「会議は踊る」_ナポレオン失脚後のウィーン会議!

f0090954_05575031.jpgこの「会議は踊る」は1931年の作で俗にオペレッタ映画と呼ばれるものです。音声入り映画(トーキー)のごく初期の白黒作品になります。

オペレッタとは台詞と踊りのあるオーケストラ付き歌劇のことで、原則としてオペラ系の声楽家、合唱団、オーケストラによって上演されます。

ナポレオン・ボナパルト失脚後のヨーロッパの再編を議した1814年のウィーン会議を時代背景にしたこのドイツ映画は、1933年に誕生したヒトラー政権からは退廃的だという理由でドイツでは上映禁止になりましたが、日本では1934年に配給され、太平洋戦争の初期の1942年頃まで何度も公開されました。

私の母のお気に入りの映画の1つでもありました。

日本での封切り以来、第二次世界大戦に徴兵された年代の若者らの世代にまで好まれた。とりわけ、1940年以降に米英の文化が敵性文化として排斥されるなかで、ヒトラーは上映禁止にしていたことを知ってか知らずか、日本では同盟国ドイツの文化作品として許可されていた外国映画の象徴的存在となっていました。

青春時代に文化的に閉塞化した学徒出陣の世代にはドイツ語で歌える者が多くいました。第二次世界大戦以前は、旧制高校や旧制中学では英語以外もドイツ語を外国語として教え、かつ法学や哲学、医学や理化学、工業の技術分野においてドイツ語が現在以上に学術用語として学校や社会で重んじられていた為です。

この映画の2つの主題歌「新しい酒の歌」と「唯一度だけ」とを組みあわせたSPレコードが当時日本でも市販され、非常な評判になりました。映画では居酒屋の歌手が歌った「新しい酒の歌」を、レコードではロシア皇帝アレクサンドル一世とその替玉の二役を演じたのヴィリー・フリッチが吹きこみ、「唯一度だけ」は、リリアン・ハーヴェイ(手袋屋の娘クリステル)が映画版の短縮版を歌いました。

また、映画ではワルツ「天体の音楽」(ヨーゼフ・シュトラウス作曲)がテーマ音楽として使われ、主題歌「新しい酒の歌」にもワルツ「わが人生は愛と喜び」(ヨーゼフ・シュトラウス作曲)のメロディーが使われました。f0090954_05582469.jpg

映画「会議は踊る」の題材になった「ウィーン会議」はナポレオン失脚後(当時エルバ島に幽閉)の1814年に開催されました。その主要目的は、ナポレオンによって蹂躙されたヨーロッパの平和と秩序をどう構築していくかを諸国が一堂に会して決めることでした。特にナポレオンに占領され併合された国々の国境線を満足いくように再編することが各国の最大の関心事でした。

オーストリアのメッテルニヒ首相兼外相が議長を務めたこの会議は、各国の利害と思惑が交錯して結論がいつまでも出ず、1814年年の9月から翌年の6月まで約10ヶ月に渡って延々と続くことになりました。

しかも、舞台裏の駆け引きということで、連日のように宴会や舞踏会が繰り広げられました。これを揶揄して「会議は踊る、されど進まず」と評され、その言葉の一部がこの映画の題名となりました。

この会議に参加した人数は会議関係者だけでも700人余といわれ、2人の皇帝(フランツ・オーストリア皇帝、アレクサンドル・ロシア皇帝)、4人の王(プロイセンのフリードリヒ3世等)、215人の中小国の諸公候が含まれました。お付きの侍従、女官等を加えると1万人を超えた人々がウィーンに集結したことになります。 当然、ウィーン市内は人々と馬車で大賑わいとなり、さほど大きくないウィーンの街はホテルや宿舎がパンク状態で食費などの物価の高騰からインフレまで引き起こしました。

会議の主催国オーストリアは莫大な出費負担となりましたが、スポンサーにはロスチャイルドがついていました。それに議長のメッテルニヒも経済観念に薄いところがあり、戦争に比べると戦死者も出ないし、平和構築のためひとのためになることなので安いものだと達観していたそうです。

この会議の主賓はロシア皇帝アレクサンドル1世でした。ナポレオンを打ち破ったロシアがヨーロッパに発言力を強めることを警戒したメッテルニヒは、フランスのタレイランや英国とスクラムを組んで丁々発止の交渉力を発揮していくのですが、映画ではそのあたりはシンプルな味付けにしていました。

メッテルニヒが盗聴したり、舞踏会等の社交に忙しく出席者の少ない会議で重要事案を自分の思惑通り承認可決したりしていますが、ロシア皇帝アレクサンドル1世もさるもので、替え玉を使ってメッテルニヒに隙を見せません。(実際に、この二人はお互いを嘘つき野郎と罵り合い、年長のフランツ皇帝が仲裁した有名なエピソードがあります。)

映画は、「ウィーン会議」を巡るメッテルニヒとロシア皇帝アレクサンドル1世の主導権争いと束の間のアレクサンドル1世とウィーンの町娘クリステルとの恋物語を組み合わせた構成となっていました。

ちなみにロンバルディアからベネト州を含むヴェネツィアをオーストリアが獲得したのはこの会議の成果でした。ロシアはポーランドの大部分とフィンランドの宗主権を手に入れました。オーストリアにとってもロシアにとってもウィンウィンの成果が上がった会議だったようですね。

その後約100年に渡ってヨーロッパに平和をもたらしたウィーン会議の成果については、ドイツ系ユダヤ人で米国に亡命しニクソン政権およびフォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官、国務長官として活躍したハーバード大教授の国際政治学者ヘンリー・キッシンジャーも彼の代表的な著書「回復された世界平和」の中で高く評価しています。


by zoompac | 2017-07-06 05:58 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

公開映画「ハクソー・リッジ」_強い宗教観に支えられた戦場での不屈の人命救助!

f0090954_05462394.jpg久々の109シネマズ木場で観ました。6ポイント溜まっていたので、ポイントで観させてもらいました。

今年2月に同じくアンドリュー・ガーフィールド主演の「沈黙」(マーティン・スコセッシ監督)を観たばかりでした。 「沈黙」が迫害される人々に救いを求め祈り続ける受動の映画とするなら、「ハクソー・リッジ」は激戦地のど真ん中で見捨てられる運命にあった負傷兵を救出する行動の映画でした。

「プライベート・ライアン」や「スターリングラード」のように冒頭から、胸の悪くなる臨場感溢れる戦闘シーンは出てきません。しばらくは幽霊の出ないお化け屋敷って感じで、主人公の幼少期の様子から家族関係、宗教的な背景、そして看護師との出会いと恋の成就、志願兵応募に至るまでのエピソードがたんたんと語られていきます。後でわかりますが巧妙な伏線も織り込まれています。

そしていよいよ(幽霊満載の)激戦地沖縄です。日本側は「前田高地」、米国側は「ハクソー・リッジ(のこぎり状の崖)」と呼んでいました。

米国側が6度そのハクソー・リッジの崖をよじ登って制圧しようとしてこれまで失敗に失敗を重ねていました。沖合の米軍艦から弾を雨あられと浴びせるのですが、地中深く塹壕を巡らせた日本兵の神出鬼没なゲリラ作戦に米軍は悩まされていたのです。

10年ぶりにメガホンをとったメル・ギブソンは相変わらずの過激さですね。肉が散り血がほとばしるグロテスクな戦闘シーンにはクラクラさせられてしまいます。あれだけの至近距離で機関銃を浴びせると肉塊は吹き飛んで当然ですね。そうした映像を作ることを監督が楽しんでいるような気さえします。とにかく執拗に肉体が破裂する地獄のような戦闘シーンがこれでもかこれでもかと出てきます。

同じく塹壕戦を描いた白黒映画の「西部戦線異状なし」(第一次世界大戦の独仏の戦い)とは迫力という点では雲泥の差です。

第2次世界大戦の沖縄戦で75人の命を救った米軍衛生兵デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)の実話を映画化した戦争ドラマなのですが、それにしても、あんな可愛い奥さん(テリーサ・パーマー)がいながら、何が悲しゅうての志願兵やねん、と突っ込みをいれたくなります。彼の宗教的信念を映画を観る前に理解しておいたほうがいいかもしれません。

さもなければ、きれいな奥さんはともかくも、訓練中に、臆病者、卑怯者として偏見の目で見られて執拗にいじめられても、さらに上官の命に逆らって軍法会議にかけられても、覆らなかったデズモンド・ドスの信念が非現実的に思えてしまいます。 そしてその理解は、修羅場の戦地で自らの命を顧みず75人の負傷兵を救出した彼の行為の説明にもなると思います。

デズモンドの一家は、熱心なクリスチャン一家でした。彼らはセブンスデー・アドベンチスト教会という、アメリカ国内でもあまり知られていない、急進的なプロテスタント系の宗派を信奉していたのです。

デズモンドが兄をレンガで殴り倒した後、反省した彼が見入っていたのは壁にかかっていた「モーセの十戒」が映画に出てきます。それが「モーゼの十戒」をわかりやすく絵で表したセブンスデー・アドベンチスト 教会のポスターです。彼は、この「モーセの十戒」の第6項「汝、殺すなかれ」の言葉を見てひどく動揺していましたね。

映画でははっきり説明されていませんでしたが、アドベンチスト教会の終末観は、キリストが再臨した際に選ばれし者となるためには、十戒に記された掟を守らなければならないのです。デズモンドにとっては、武器を持って地上の命を守ることより、信仰を守って永遠の命を得る方がはるかに重要だったのです。

そういう宗教的な理由を抱えた上で、デズモンドは、軍隊に「良心的兵役拒否者」として参加したのです。

良心的兵役拒否(conscientious objection)とは、本来宗教や良心などの個人的な信念に基づき、戦争などの兵役を拒否することです。

彼は、拒否をしたのではなく「志願兵」として自分の意志で兵役に就いたのですが、宗教上の理由から、どうしても「(殺人兵器である)銃に触らない」「土曜日は休息日とする」という戒律を守らねばならず、それが部分的に「良心的兵役拒否者」にあたるとされ、「良心的兵役拒否者」として軍隊に所属するというきわめて例外的な扱いとなったのです。

もっとも、本人の中では自らを「良心的協力者」と定義しており、喜んで兵役を務めようとしていました。「人殺しだけはしない」と決めていただけでした。戦地で敵の命を奪うのではなく、衛生兵として一人でも多くの命を救うための志願でした。

そうでなければ、あのような激戦区で命を顧みず負傷者の救助はできないですよね。その功績で、デズモンドは「良心的兵役拒否者」として史上初めてアメリカの「名誉勲章」(Medal of Honor)を受けた人物となりました。


by zoompac | 2017-07-04 05:46 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

NEW SINGLE
WMP HIGH LOW
REAL HIGH LOW
OFFICIAL SITE
海外オフィシャルサイト
http://www.gorillaz.com/
日本オフィシャルサイト
(PC&携帯共通)
http://toemi.jp/gorillaz/
excite MUSIC