GORILLAZ
GORILLAZ

Would-be ちょい不良親父の世迷言


映画、読書、ワイン、旅、駅伝、柔道、スポーツ観戦、趣味の世界
by zoompac

カテゴリ
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
最新のトラックバック
venushack.co..
from venushack.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..
亡くなっても続く、その愛..
from 笑う社会人の生活
http://www.v..
from http://www.val..
揺らぐこころ
from 笑う社会人の生活
ボッティチェリの初期から..
from dezire_photo &..
「消えた声が、その名を呼ぶ」
from ここなつ映画レビュー
美しき三角関係?プラトニ..
from dezire_photo &..
美しき三角関係?プラトニ..
from dezire_photo &..
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

健大高崎の林英麻と不破亜莉珠が苦節3年で常盤高の18連覇を阻み、都大路への切符を奪取!

f0090954_05231031.jpg12月の都大路で開催される全国高校駅伝の出場権を賭けた群馬県女子の県予選が29日に伊勢崎市で開催されました。

参加した22校の頂点に立ったのは、駅伝常勝高の常盤ではなくなんと林英麻と不破亜莉珠が2枚看板の健大高崎でした。 写真はアンカーの林が優勝のゴールテープを切った瞬間と、林と不破のツーショットです。林が左です。

中学時代から群馬県で1位、2位を争って、全国でも名の知れた二人が進学したのは全国高校駅伝上位入賞常連の常盤ではなく、健大高崎でした。

打倒常盤に燃えながら、1年時には不破が絶好調でしたが林が故障で走れませんでした、2年時に林が復調の兆しを示してきたときは不破が不調でした。

苦節3年、二人が打倒・常磐高の誓いを果たし夢の都大路での全国高校駅伝の切符を掴みました。

不破が最長区間1区をトップに4秒差の区間2位で走りました。5位の常盤に55秒差をつけました。 これが先制パンチとして効きました。f0090954_05252755.jpg

2区、3区、4区と常盤の猛追を受けますが、健大高崎の選手も粘って、38秒の貯金をキープして、アンカーのエース林英麻にタスキを渡しました。 終わってみれば、2位の常盤に2分以上の差をつけての圧勝でした。

常盤の18連覇を阻み、21年ぶり13度目の優勝を飾りました。校名が群馬女子短大付属から健大高崎に変わってからは初めての優勝となりました。

全国高校駅伝の常連校の常盤はエースの塩尻有花が疲労骨折から回復が遅れエントリーできなかったことが響きました。

林英麻と不破亜莉珠には都大路で暴れてもらいましょう。

ちなみに2014年の全中1500mの1位は現在兵庫県西脇工の田中希実、2位が大阪薫英の高松智美ムセンビ、3位が林英麻、4位が長崎諫早高の森林未来で、5位が不破亜莉珠でした。 どの選手も県大会を突破しそうというか全国高校駅伝での優勝争いに加わりそうな高校のエースに成長しています。

2014年の全中1500mの1位から5位までの選手がその3年後に全国高校駅伝の舞台で相まみえるとすればすごくないですか?

それはそれで絵になりそうですね。

余談ながら、今年の全中1500mチャンピオンで先週末のジュニアオリンピック女子A3000mでもチャンピオンとなった不破聖衣来は、不破亜莉珠の妹です。

今回の県予選の記録、区間記録などを参考までにつけておきます。

  1. 1:11:04  健大高崎
  2. 1:13:09  常磐
  3. 1:15:12  前橋育英
  4. 1:16:03  新島学園
  5. 1:18:59  中之条

1区(6km)
10:20:15伊井 笑歩 (2)前橋育英0:20:151
20:20:19不破 亜莉珠 (3)健大高崎0:20:192
30:20:21阿部 知宙 (2)前橋女0:20:213
40:21:10阿部 麻莉亜 (3)新島学園0:21:104
50:21:14飯嶋 優羽 (2)常磐0:21:145
2区(4.0975km)
10:13:49金子 美聡 (3)前橋育英0:34:041
20:13:54阪下 玖瑠美 (2)常磐0:35:083
30:14:00森尻 真優 (2)健大高崎0:34:192
40:14:37竹井 智香 (2)新島学園0:35:474
3区(3km)
10:10:32山脇 きらら (1)常磐0:45:403
20:10:34関口 美都 (3)健大高崎0:44:531
30:11:02櫻井 彩乃 (3)新島学園0:46:494
40:11:08磯田 有咲 (3)前橋育英0:45:122
4区(3km)
10:10:08樋口 穏紅 (1)常磐0:55:482
20:10:17八田 ももか (3)健大高崎0:55:101
30:10:51田邊 理愛奈 (2)中之条1:00:556
40:11:01松本 由依香 (1)新島学園0:57:504
50:11:28大渕 里桜 (1)前橋育英0:56:403
5区(5km)
10:15:54林 英麻 (3) NSR健大高崎1:11:041
20:17:21塚越 かれん (1)常磐1:13:092
30:18:04塚越 萌香 (2)中之条1:18:595
40:18:13小田切 由茄 (1)新島学園1:16:034
50:18:32柴﨑 千穂 (1)前橋育英1:15:123




# by zoompac | 2017-10-31 05:44 | スポーツ | Comments(0)

ジュニアオリンピック2017_石田洸介(浅川中)男子3000m日本中学新記録樹立!!

f0090954_05441941.jpgなんということでしょう!

1500mの中学生記録を今季2度更新した石田洸介が、10月29日日曜日のジュニアオリンピック2017の男子A3000m決勝の大舞台で、去年の林田洋翔が打ち立てた8:19.14の記録を1秒以上縮めた8:17.84の記録を樹立してしまいました。

これで1500m(3:49.72)と3000mの中学生記録保持者になってしまいました。

最初から記録を狙った走りだったですね。 トップ集団を形成することなく、最初から異次元の走りで後続との差をどんどん開いていく独走が終始続きました。

男子A3000m
18:17.84 NJH NGR石田 洸介 (3)浅川中福岡
28:33.82伊藤 大志 (3)赤穂中長野
38:34.21鶴川 正也 (3)託麻中熊本
48:34.31五十嵐 喬信 (3)常陸太田水府中茨城
58:37.15三潟 憲人 (3)浜松入野中静岡

ちなみにこれまでの男子中学生の3000mの記録保持者のランキングは以下のとおりです。懐かしい名もありますね。ふと思ったのですが、石田洸介は50年に一度の選手となるかもしれませんよ。2020年の東京五輪に向けてさらなる躍進を期待したいです。

8.17.84石田洸介★
8.19.14林田洋翔
8.21.22池田親
8.22.92太田智樹
8.23.80大住和
8.24.04福士優太朗
8.24.24佐藤悠基
8.25.18羽生拓矢
8.25.64服部 凱杏
8.25.65新迫志希

女子3000mAは不破聖来衣がその強さを実証してくれました。 2位に4秒近くの差をつける圧勝でした。

去年のジュニアオリンピック以来、私の知る限りですが、不破の不敗神話が続いています。

今後の東日本女子駅伝や、来年の都道府県対抗女子駅伝が楽しみですわい。

女子A3000m
19:27.46不破 聖衣来 (3)大類中群馬
29:31.85原田 まりん (3)田崎中鹿児島
39:35.37橋本 充央 (3)H・A・C京都
49:37.40藤岡 加梨 (3)浅川中福岡
59:39.23友近 凜音 (3)勝山中愛媛
69:44.29松室 真優 (3)桂中京都

中学2年生の女子B1500mです。 1位の南日向の記録は、去年の優勝者不破聖来衣の記録(4:27.81)を上回っています。 次々と楽しみな選手が登場しますね。
14:27.57南 日向 (2)船橋葛飾中千葉
24:28.73石松 愛朱加 (2)浜の宮中兵庫
34:29.27米澤 奈々香 (2)浜松北浜中静岡
44:30.69宮島 恵那 (2)高砂荒井中兵庫

ちなみに今年の8月に行われた全日本中学陸上選手権の1500mでは不破が優勝を飾っています。2年生の南日向は3位でした。

全日中陸上2017女子1500m決勝の結果

1 4:25.07 不破 聖衣来(3) フワ セイラ 大類 群馬
2 4:26.45 杉山 明沙(3) スギヤマ アスナ 鎌ケ谷第二 千葉
3 4:27.33 南 日向(2) ミナミ ヒナタ 船橋葛飾 千葉
4 4:27.79 橋本 充央(3) ハシモト ミオ 大住 京都




# by zoompac | 2017-10-30 05:46 | スポーツ | Comments(0)

読書 「翔ぶが如く(2)」司馬遼太郎_西郷の下野のきっかけとなったいわゆる征韓論政変について

f0090954_07182932.jpg西郷隆盛が唱えていたのは、正確には「征韓論」ではなく「遣韓論」です。

明治維新後の日本は、財政難等からくる朝鮮通信使を通じての交流が1800年初期に途絶えた朝鮮に、対馬藩を介して新政府発足の通告をし国交を望む意思表示を行いましたが、日本の外交文書が江戸時代の形式と異なること等を理由に朝鮮側に拒否されました。参議であった板垣退助(昔の100円札)は閣議において居留民保護を理由に派兵を主張する一方、西郷隆盛は派兵に反対し、自身が大使として赴くと主張したのです。

西南の役での西郷隆盛の死後、板垣退助らの自由民権運動の中で、板垣の推進していた征韓論は西郷の主張として流布され、板垣ではなく西郷が征韓論の首魁として定着したようです。死人に口なしですね。

西郷の主張は、欧米列強の侵略を防ぐには、朝鮮を開国させて日韓協調することが不可欠ではあるが、そのためには武力行使も辞さずという前に、自ら武装ではなく礼装で遣韓させて欲しいというものでした。

朝鮮との直談判で説得する自信があったのではないでしょうか。彼の恩師である島津斉彬も「西欧諸国のアジアへの侵攻に対しては技術の発展と(アジア)諸国との連携によって制するべきだ」との思想を抱いており、斉彬に師事していた西郷はこの近隣アジア諸国と手を携えて特に南下意識の強いロシアにあたろうとしていたのではなかったかと思われます。

西郷が遣韓を強く希望したときに付け加えた一言があります。「万一、自分が殺されたら、そのときは武力行使に踏み切っても道義が通る」というものです。これが独り歩きして、西南の役での西郷の死後、征韓論の親玉に仕立て上げられてしまったような気がします。 また根強い西郷の自殺願望説もこの付け足しの言葉に依拠しているようです。

司馬遼太郎氏の「翔ぶが如く(2)」にも、西郷の自殺願望が次のように書かれていました。

「西郷がこの一件(征韓論あるいは遣韓論)に固執しているのは、死にたいがためであった。かれは島津久光から、不忠ものとか、安禄山であるとか、島津家にとって毒物であったとかいうふうに罵倒されていることに耐え切れず、このため生きて新政府の栄誉を受けているよりも、すでに歴史的役割をはたしたこの体を韓京において殺してしまいたいという願望に取りつかれ、その願望が、彼の考えている国家の大政策と彼の論理では見事に結びつく以上、渡韓についても、それに伴う死についても熱情たらざるをえなかった。すでに彼は死に向かって乗り出していた。死に向かって乗り出している者が、政治工作の片々たる小細工を思い立つはずがなかった。西郷はすでに政治家というより行者の心境になっていたであろう。」

小細工をしない「西郷」に対して、「征韓」反対派はあの手この手で阻止を企てます。いったんは、1873年の8月に西郷隆盛を使節として派遣することを決定したにもかかわらずです。その決定には付帯条件がついていました、欧米へ視察旅行に出かけている岩倉具視右大臣が帰朝した後正式に奏上手続をとるといったものでした。

その西郷の渡韓の実現阻止に暗躍した黒幕は、西郷からすれば小僧として歯牙にもかけなかった伊藤博文(1万円札)でした。この伊藤博文の獅子奮迅の働きも、司馬遼太郎氏は、「翔ぶが如く(2)」で丁寧に描かれています。

結果的には、欧米への使節団(岩倉具視特命全権大使、以下参議・木戸孝允や大蔵卿・大久保利通、工部大輔・伊藤博文らが1年10ヶ月に渡って遊学した)が日本を離れたとき、留守を託された三条実美左大臣が、西郷の圧力に屈しそうになりながらしぶとくつけた付帯条件が効きました。その付帯条件を逆手にとって、ちゃぶ台返しをやったのです。 

博徒の親分のような岩倉具視(昔の500円札)の意見が明治天皇に容れられ、遣韓中止が正式に決定されます。

その結果、西郷や板垣らの征韓派は一斉に下野しました。この問題が後にこの新生国家を真っ二つに割って内乱の砲火のなかに叩き込むほどの凄惨な問題をはらんでいたことを知っているのは我々読者のみです。

語り部「司馬遼太郎の名調子の言葉に揺蕩うように酔いしれる時間を楽しみたいと思います。

# by zoompac | 2017-10-29 07:18 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

松山、立命、京産の三つ巴に喰い込めるか名城大_全日本大学女子駅伝2017の展望

f0090954_06585648.jpgいよいよ晩秋の杜の都を舞台に女子大生の駅伝日本一を賭けた熱い戦いが明日の日曜日の正午から繰り広げられます。 日テレで放映されます。

今年はどのチームも力が拮抗しているように見えます。

強いていうなれば、連覇を狙う松山大、女王の座返り咲きを狙う立命大、20年ぶりの優勝を狙う京産大の三つ巴かなぁ。 個人的には成田高校の加世田梨花(写真)が加入した名城大に興味があるのですが全般的にあまり調子のよさは伝わってきていません。

去年の東日本女子駅伝の1区を走って、長野東高の和田有菜に区間賞は譲ったものの、有力実業団選手を尻目にレース中盤からトップに躍り出た加世田の強気の走りが印象に残っています。来年、和田有菜も名城大に加入したら黄金時代を迎えるかもと密かに思っています。

連覇を狙う松山大は黄金世代の4人、中原海鈴(TOTO)、上原明悠美(JP日本郵政G)、松田杏奈(京セラ)、三島美咲(ユニバ))が卒業してしまいました。エースの高見澤安珠(4年)も2016年のリオ五輪3000mSC代表時に比べると調子を落とし、今年の世界陸上@ロンドンの代表入りは叶いませんでした。ただ、去年3区を区間3位で走った古谷奏(3年)は好調なようです。昨年4区区間新の高見沢里歩(2年)、2区区間賞だった緒方美咲(3年)も復調したと聞いています。エース高見澤がしっかり走れるかどうかに左右されそうですが、連覇を狙える位置にはいると思います。

去年2位の立命大もWエースの菅野七虹(豊田自動織機)、大森菜月(ダイハツ)が卒業し、5連覇を達成していたころの勢いはなさそうです。ただ、1年、2年時に連続区間新の走りを見せ、3年の去年調子を崩していた、エース太田琴奈(4年)が調子を戻してきました。伝統の看板を背負ったキャプテン太田を中心にまとまれば昨年奪われた女王の座の奪還も夢ではないでしょう。

この2校を脅かすとすれば去年4位の京産大でしょう。 虎視眈々と20年ぶりの優勝を狙っています。 昨年1区区間賞の橋本奈津(2年)が離脱しているようですが、昨年2区7位のキャプテン薮田裕衣(4年)、去年3区区間4位の棚池穂乃香(3年)、去年4区区間3位信岡桃英(2年)が調子よさそうです。薮田は日本インカレ3000SCの今季のチャンピオンですし、棚池穂乃香は関西インカレ5000mと10000mの2冠に輝いています。

昨年3位の名城大も、エースの湯沢ほのか(積水化学)が卒業しましたが、昨年1区2位の青木和(3年)を含めメンバー5人が残っています。スーパールーキー加世田梨花が加入しましたが、インカレでは上級生たちがあまりいい成績を残せませんでした。

その他、注目している選手としては、関東インカレ5000,10000の2冠を達成した大東大の関谷夏希(2年)、ユニバ10000の銅メダリストの日体大の細田あい(4年)、ユニバ・ハーフの金メダリストの東農大棟久由貴(2年)、日本インカレ5000の優勝者大阪学大4年の清水真帆、日体大1年の長身ランナー工藤杏華もスピードがありそうで楽しみです。

# by zoompac | 2017-10-28 07:03 | スポーツ | Comments(0)

読書 「石つぶて」 清武英利_石ころも石礫となる涜職刑事たちの活躍

f0090954_05453912.jpg11月5日日曜日の夜10時スタート全8話のWOWOWTVドラマの原作です。

主役の警視庁二課の情報係の偏屈な刑事に佐藤浩市、その上司の情報係の係長には同じ清武英利の原作「しんがり」のWOWOWドラマの主役を演じた江口洋介です。

原作「石つぶて」はノンフィクションで、2001年に発覚した元外務省ノンキャリア官僚で、外務省要人外国訪問支援室長だった松尾克俊が詐欺罪で逮捕された事件を扱ったものです。 警視庁二課が立件した金額は5億円に及びましたが、消えたお金は10億円を超える中、ノンキャリアの松尾がトカゲのしっぽ切りのように逮捕されただけで、事件はキャリア官僚にまで及ばず打ち切られてしまいました。

ドラマではこのノンキャリア官僚・松尾克俊を北村一輝が演じます。ドラマでは実名の松尾ではなく、間瀬和則という名が使われています。

1997年3月に週刊ポストに、「外務省に機密費を流用している官僚がいる」と報じられます。

その後、鈴木宗男に警察幹部から「九州沖縄サミットの経理を調べたら億単位の金を着服しているらしい。外務省が自主的に処分したら刑事事件にしない。」との情報が入ります。これを鈴木宗男から聞いた佐藤優は齋木昭隆人事課長に報告し、鈴木宗男も阿部知之官房長に電話する等の緊迫した内輪話も原作に紹介されていました。

2001年1月1日、読売新聞一面で、機密費流用疑惑が報道され、松尾は懲戒免職となります。 そして3月10日、遂に首相外遊の宿泊費を水増しし内閣官房機密費約4200万円を詐取したとして松尾克俊が逮捕されました。 そして2002年3月12日、東京地方裁判所で懲役7年6ヶ月(求刑10年)の実刑判決が下され、立件された被害額は約4億8千万円のうち3億円を自己弁済したそうです。

2001年~2002年頃と言えば、小泉政権が誕生し、田中真紀子女史が外務大臣に就任した頃です。日本外交が迷走し、外務省内部の権力闘争が「仁義なき戦い」の様相を呈したあたりの暴露も期待したのですが、そこまでには至っていませんでした。

彼女も外務省を「伏魔殿」と呼んで、外務省・外務官僚の閉鎖的な様子を鋭く表現し、外務省機密費流用事件や自身の進めようとした外務省改革・人事問題で外務省と対立していましたのでまんざら無関係でもなかったのですけどね。

いずれにせよ、以上が、外務省機密費流用事件のあらましです。題名の「石つぶて」の意味として次のような解説が付け加えられていました。

”石つぶて”、それは、ひとつひとつは小さな石ころでも、投げ続ければ敵陣に傷跡を残す。 確かな武器となる。」

この事件立件に大いなる貢献を果たした刑事たちは、表彰されたものの、その後には左遷という理不尽な扱いが待っていました。 官僚集団同士の遠慮とか政治の圧力とかがあって、名もなき刑事たちは石ころのように脇に追いやられてしまいました。

職を涜す(けがす)公務員を社会の敵としてあたりまえに追い詰めて、国家のタブーにまで挑んだ名もなき刑事たちの物語でした。

# by zoompac | 2017-10-27 05:51 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

小平奈緒、1000mで滑って転んで大痛(分県)!_スピードスケート1000m

f0090954_06553687.jpg高木美帆が絶好調ですね。長野市で始まったスピードスケートの国内開幕戦で、3000、1500、1000、マススタートの四冠に輝きました。

しかも、1500m(高木自身が持つ国内最高記録を0秒63更新する1分55秒44)、1000m(1分14秒89で、こちらは小平が持っていた記録を0秒19更新で国内最高記録の更新達成です。

ちなみに、マススタートとは、ピョンチャンオリンピックの新種目で、選手が一斉にスタートし、1周400メートルのコースを16周(計、6,400m)して争われる種目で、高木美帆は終盤、追い上げて、最後の1周でトップに立つとそのままフィニッシュしました。

好成績を残せば来年2月のピョンチャンオリンピックの代表に事実上内定するワールドカップ4戦の出場権が懸かった大会でした。その大会で四冠を達成した高木美帆は凄いというしかないですね。

一方、去年、猫から虎に大化けした小平奈緒は、牙城の500mでこそ、37秒25の国内最高、大会&リンク記録で制したものの、高木の成長ぶりに心穏やかではなかったようです。初戦の1500mで、高木が記録更新で優勝する一方で、小平は1分57秒87のタイムで差を2秒43開けられた2位でした。

500mは、一昨季の昨年3月のW杯ヘーレンフェイン大会の8位以来、負けなしです。昨季の全勝(15戦全勝)を含め、これで16連勝となり、今のところ世界の頂点に死角は見当たりません。実は、彼女は500mだけではありません。1000mも強いのです。昨季も12戦中11度表彰台に立っています。

しかし、この1000mが高木との女王棲み分け分岐点なのです。2組前で高木美帆に小平自らの国内最高記録を0秒19更新され焦ったようです。本人は「意気込み過ぎた」と言っていましたが、1000mのゴール直前に転倒してしまいました。倒れながらも3位の成績でゴールしたのですが、隣のレーンにはみ出し、同走の選手の滑走進路を妨害したとする裁定により失格となっってしまいました。

小平の過去の実績で救済され、1000mのW杯代表への切符はなんとか確保できたようですが、躍進著しい23歳の高木美保の領海侵犯(1000m)に、31歳の小平奈緒の焦る気持ちが痛いほどわかりやすかった転倒でした。

気持ちを切り換えて、高木と二人で切磋琢磨して、平昌(ピョンチャン)五輪で結果を出して欲しいですね。

まずはワールドカップでの活躍に期待しましょう。

年内、11月10日~12@オランダ・ヘレンベーン、11月17日~19日@ノルウェー・スタヴァンゲル、11月25日~26日@カナダ・カルガリー、12月1日~3日@アメリカ・ソルトレイクシティで4戦のワールドカップを転戦し、年末12月27日~30日に五輪代表選考会@長野が年内の予定となっています。


# by zoompac | 2017-10-26 07:01 | スポーツ | Comments(0)

ジュニアオリンピック2017_男女A3000mの花形選手、石田洸介と不破聖衣来が今週末いよいよ登場です!

f0090954_05575395.jpg中学生アスリートの祭典と呼ばれる第48回ジュニアオリンピックが10月27日金曜日~29日日曜日に神奈川県の日産スタジアムで開催予定です。

男女A3000mは、それぞれ予選が28日土曜日で、決勝が29日日曜日の15時ごろの予定となっています。

石田洸介は参加資格記録8:25.1のランキングトップでエントリーされています。ちなみに去年の林田洋翔の優勝タイムとほぼ互角です。ランキング2位の選手と10秒以上のタイム差ですので優勝候補本命です。
願わくは、林田の持つ中学生記録8:19.14を破ってもらいたいですね。石田洸介は9月23日に1500mを3:49.72で走って自身が持つ中学生記録を更新したばかりです。期待しましょう。

ちなみに、去年2016のジュニアオリンピックの男子A3000mの結果は以下のとおりでした。
  1. 8:25.50 林田 洋翔 (桜が原・長崎)
  2. 8:28.83 服部 凱杏 (千種・愛知)
  3. 8:30.94 馬場 勇一郎 (上郷・愛知)
  4. 8:33.55 志貴 勇斗 (山形六・山形)
  5. 8:33.87 木村 暁仁 (女鳥羽・長野)
  6. 8:34.16 白鳥 哲汰 (春日部豊野・埼玉)
  7. 8:34.39 佐々木 塁 (盛岡河南・岩手)

そして、去年と一昨年の石田洸介が2年生、1年生(3年がA、2年がB、1年がCです)のときの成績です。石田洸介には3年連続トップの成績がかかっています。

去年2016年の男子B1500m
  1. 3:58.96 NGR 石田 洸介 (浅川・福岡)
  2. 4:01.87 工藤 巧夢 (大田原・栃木)
  3. 4:04.71 堂本 颯斗 (古佐田丘・和歌山)
  4. 4:04.74 分須 尊紀 (美里・埼玉)

一昨年2015年の男子C1500m
  1. 4:15.16 石田 洸介 (福岡・浅川中)
  2. 4:16.53 佐藤 俊介 (千葉・西初石中)
  3. 4:17.26 小牧 波亜斗 (京都・加悦中)

一方の、不破聖衣来は、去年のこのジュニアオリンピックで彗星のごとく現れ、大ブレイクしました。

去年2016の女子B1500m
  1. 4:27.81 不破 聖衣来 (大類・群馬)
  2. 4:33.19 片山 希美香 (高屋・岡山)
  3. 4:33.37 徳弘 亜衣 (香長・高知)
  4. 4:33.38 原田 まりん (田崎・鹿児島)
  5. 4:33.46 橋本 充央 (H・A・C・京都)
  6. 4:35.27 松室 真優 (桂・京都)
  7. 4:35.61 藤岡 加梨 (浅川・福岡)
  8. 4:36.01 村松 灯 (樫原・京都)

今年のエントリーリストを見ますと、群馬・大類中の不破聖衣来の参加資格記録は9:28.9でトップですが、2位の橋本充央(H・A・C・京都)とはわずか、0.4秒差しかありません。この二人が群を抜いています。

ちなみに今年の8月に行われた全日本中学陸上選手権の1500mでは不破が優勝を飾っています。

全日中陸上2017女子1500m決勝の結果
(日本中学記録 4.19.46 福田 有以(稲 美 北・兵庫) 2010 / 全中陸上大会記録 4.21.00 髙橋 ひな(山 陽・兵庫) 2013)
1 4:25.07 不破 聖衣来(3) フワ セイラ 大類 群馬
2 4:26.45 杉山 明沙(3) スギヤマ アスナ 鎌ケ谷第二 千葉
3 4:27.33 南 日向(2) ミナミ ヒナタ 船橋葛飾 千葉
4 4:27.79 橋本 充央(3) ハシモト ミオ 大住 京都

去年のジュニアオリンピックでの大ブレイク以来、負けなしの不敗女王の不破聖衣来伝説に新しい記録が加わるのかどうか、楽しみです。



# by zoompac | 2017-10-25 05:58 | スポーツ | Comments(0)

村田諒太がアッサン・エンダムの心を折ってしまいました。

f0090954_07024668.jpg5月に空位となったWBA世界ミドル級の王座決定戦でアッサン・エンダムと対戦した村田諒太は、4回にダウンを奪うなど優勢に試合を進めながら1-2の判定で敗れてしまいました。

あくまでも私の推測ですが、村田はダウンを奪ったことで勝ちを自分で判断し、慎重になりすぎカウンターを恐れて消極的な後半の試合運びになったように思えました。 そこを審判に厳しく突かれての判定だったのではないかと思いました。

ルール変更前の柔道にたとえると、相手から指導ポイントを奪取して逃げ切ろうとしてその消極性を審判に咎められて逆に指導ポイントを相手に献上するような展開のようなイメージです。 やはり勝負は他人(審判)にまかせず、自分で勝ち取らなければ・・・と思った次第です。 私より村田自身が審判が下した判断結果に臍をかみ、そういう選択をした自分自身に腹を立てたのではないかと思いました。

村田はそういう意味では再戦の機会を早々ともらってラッキーだったと思います。 彼自身楽して勝ち逃をしようと無理な攻撃を避けただけの戦略が裏目に出たわけで、泣くに泣けない心境だったと思います。 ボクシングに勝って、勝負に負けたわけですから。

もらった再戦を無駄にはしませんでした。

22日、東京・両国国技館で行われたWBAミドル級タイトルマッチ12回戦では、前回の消極的になった自分を叱咤するような開き直った攻撃ボクシングでプレッシャーを掛け続けました。

試合中村田は白いマウスピースを見せながら不気味な笑みを浮かべていました。笑みを浮かべながら連打を続ける村田に強面の王者のアッサン・エンダム(フランス)の心が折れちゃったようです。 7回相手コーナーに戻ったエンダム陣営からギブアップが告げられTKOでアッサンとの対戦はアッサリ終了となりました。

村田が新王者になった瞬間、村田の顔から笑みが消え泣顔でくしゃくしゃになりました。 悔しさが突然消化不良のような形での勝利にはけ口を失ったかのような泣き顔でした。緊張から解き放たれ行き場を失った感情が涙となって溢れ出たかのようでした。 村田も余裕はなくいっぱいのところでプレッシャーを感じながら戦っていたんだなと思いました。

いずれにせよ私の目に映ったのは相手の戦意を奪う圧巻の村田の攻撃でした。 相変わらず強烈な右ストレートの威力もさることながら、フックも顔面やボディに叩き込んでいました。何度も何度も。

2012年ロンドン五輪金メダリストの村田は、日本で初めて五輪とプロの両方で王者となりました。 村田の戦績は13勝(10KO)1敗です。 このⅠ敗は村田にとっては得難い財産となったでしょうね。

さらなる高みをめざしてもらいたいです。 クレバーなボクシングから開き直って野生の本性むき出しの村田諒太をみてみたい気がします。 そのときは私の全身の毛が逆立つことでしょう。

丸山茂樹とのインタビューで言っていましたが、闘う緊張と恐怖に打ち震えるほどの喜びを見出せるうちはより強い相手に対して挑戦し続けるそうです。

# by zoompac | 2017-10-24 07:03 | スポーツ | Comments(0)

プリンセス駅伝2017の優勝は本戦でも優勝して昨年のクィーンズ駅伝失格の雪辱を果たしたい豊田自動織機!

f0090954_06073999.jpg11月26日日曜日のクィーンズ駅伝へ向けて14枠の出場切符を競うプリンセス駅伝が福岡県の宗像市で台風の影響の残る強風の中で行われました。

私の予想通り、豊田自動織機の優勝となりました。

1.2:20:28  豊田自動織機
2.2:20:35  パナソニック
3.2:22:10  ダイハツ
4.2:22:37  積水化学
5.2:23:44  デンソー
6.2:23:57  シスメックス
7.2:23:59  ホクレン
8.2:24:15  肥後銀行
9.2:24:16  しまむら
10.2:24:22  TOTO
11.2:24:24  スターツ
12.2:24:35  ノーリツ
13.2:24:53  京セラ
14.2:24:55  三井住友海上
・・・・・・・・・・・・・・
15.2:25:30  大塚製薬
16.2:25:40  キヤノンAC九州

第1区は積水化学の森千香子とパナソニックの森田香織がいい結果を残せました。
ただ、1位の積水化学から10位の豊田自動織機までの時間差は10秒以下でした。

第1区(7.0km)
1 0:23:24 森 智香子 積水化学 0:23:24 1
2 0:23:26 森田 香織 パナソニック 0:23:26 2
3 0:23:28 中野 円花 ノーリツ 0:23:28 3
4 0:23:31 山本 彩乃 小島プレス 0:23:31 4
5 0:23:31 吉本 ひかり ダイハツ 0:23:31 5
6 0:23:32 池亀 彩花 ホクレン 0:23:32 6
7 0:23:32 矢野 栞理 キヤノンAC九州 0:23:32 7
8 0:23:33 光延 友希 デンソー 0:23:33 8
9 0:23:33 足立 由真 京セラ     0:23:33 9
10 0:23:33 菅野 七虹 豊田自動織機 0:23:33 10

第2区は、パナソニックの高卒ルーキーの渡邊菜々美が2秒差で追う積水化学の元5000m日本チャンピオンの尾西美咲を寄せ付けない、驚きの区間賞の走りでした。 尾西は今季限りで引退を決めているようです。
立命大では4年間走った全ての区間で区間賞との鳴り物入りで豊田自動織機に加入しなかなか本来の力をこれまで発揮できなかった藪下明音が、区間2位の走りで順位を10位から3位まで押し上げてくれました。 本来のスピードが戻ったようです。
TOTOへ新加入の中原海鈴もいい走りでしたね。21位から9人抜きで12位に押し上げました。中原は去年全日本大学女子駅伝で立命大の連覇を阻止し初の日本一となった松山大出身です。彼女はキャプテンとして第5区を区間賞の走りでチームの優勝に貢献しました。

第2区(3.6km)
1 0:11:20 渡邊 菜々美 パナソニック 0:34:46 1
2 0:11:23 籔下 明音 豊田自動織機 0:34:56 3
3 0:11:27 尾西 美咲 積水化学 0:34:51 2
4 0:11:28 田邉 美咲 三井住友海上 0:35:05 5
4 0:11:28 中原 海鈴 TOTO     0:35:17 12

エースの集う第3区は、パナソニックの堀優花が9月の全日本実業団10000mのチャンピオン松崎璃子を寄せ付けない圧巻の走りでした。
ダイハツの松田瑞生もよかったですね。15位から12人抜きの3位まで順位を上げました。
豊田自動織機のエース福田有似もいい走りでした。3位から2位へ順位をあげ、4区の大砲アン・カリンジに繋ぎました。1位のパナソニックとのタイム差は30秒ありました。

第3区(10.7km)
1 0:33:58 堀 優花     パナソニック  1:08:44 1
2 0:34:00 野上 恵子 十八銀行 1:11:05 15
3 0:34:10 松田 瑞生 ダイハツ 1:09:30 3
4 0:34:18 福田 有以 豊田自動織機 1:09:14 2
5 0:34:33 阿部 有香里 しまむら 1:10:04 5
6 0:34:41 松﨑 璃子 積水化学 1:09:32 4

第4区で、豊田自動織機が遂にトップに立ちました。タイム差30秒あったパナソニックに追いつき8秒の貯金で第5区にタスキを渡しました。
パナソニックはここも高卒ルーキーでした。すっかり若返りのチームになりましたね。

第4区(3.8km)
1 0:11:51 ローズメリー・ワンジル スターツ 1:23:11 9
2 0:11:52 パウリン・カムル ルートインホテルズ 1:24:15 17
3 0:11:54 アン・カリンジ 豊田自動織機 1:21:08 1
4 0:11:57 シュル・ブロ TOTO 1:23:01 7
5 0:12:18 オバレ・ドリカ 日立 1:24:47 22
6 0:12:33 中舍 朱音 積水化学 1:22:05 3
7 0:12:39 川路 芽生 パナソニック 1:21:23 2
8 0:12:45 宮内 洋子 ホクレン 1:22:56 5
8 0:12:45 荘司 麻衣 デンソー 1:23:15 10
10 0:12:48 藤本 彩夏 京セラ 1:23:41 12

5区は、台風の影響で最も過酷な向かい風となりました。
2年近いブランクのあった故障明けのダイハツの前田彩里が風に煽られていましたが、さすがに持っているものが違いますね。見事に区間賞での復活レースにしてくれました。
パナソニックの森田詩織がトップを走っていた豊田自動織機の沼田未知を躱しましたが、その差は1秒差で、ほぼ同時のアンカーへのタスキ渡しとなりました。

5区(10.4km)
1 0:37:27 前田 彩里 ダイハツ 2:00:10 3
2 0:37:29 森田 詩織 パナソニック 1:58:52 1
3 0:37:45 沼田 未知 豊田自動織機 1:58:53 2
4 0:37:54 永岡 真衣 シスメックス 2:02:04 12
5 0:38:04 鈴木 千晴 日立     2:02:51 16
6 0:38:12 西田 美咲 エディオン 2:01:54 10
7 0:38:13 桑原 彩     積水化学 2:00:18 4

6区では、豊田自動織機の林田みさきが冷静でした。一時5~6秒の差をパナソニックの内藤早紀子につけられましたが、ゴール手前1kmを切ってからのスパートへの切り替えが見事でした。追風の影響もあってか新記録での区間賞で優勝のテープを切りました。11月26日のクィーンズ駅伝に向け勢いをつけました。 昨年は屈辱のタスキ渡し違反で失格となってしまいましたが、いよいよリベンジの本戦舞台登場です。
同タイムで区間新の区間賞を京セラの松田杏奈が叩き出しました。京セラは今年4人の大学生、1人の高卒の大型補強を行いました。松田もその一人で去年全日本大学女子駅伝日本一の松山大出身です。彼女は故障でその栄誉あるメンバーではありませんでしたが、その思いをこの実業団駅伝予選会でのデビュー戦にぶつけました。19位でタスキをもらい、そのとき14位のチームと1分8秒という予選突破には絶望的な時間差でした。それを圧巻の走りでチームを13位に押上げ本戦への切符をもぎ取りました。京セラに新エース誕生です。

6区(6.695km)
1 0:21:35 林田 みさき NSR豊田自動織機 2:20:28 1
1 0:21:35 松田 杏奈 NSR 京セラ  2:24:53 13
3 0:21:43 内藤 早紀子 パナソニック 2:20:35 2
4 0:21:51 小泉 直子 デンソー 2:23:44 5
5 0:21:53 西田 留衣 シスメックス 2:23:57 6
6 0:22:00 竹本 香奈子 ダイハツ 2:22:10 3
7 0:22:11 河辺 友依 ホクレン 2:23:59 7
8 0:22:19 佐藤 早也伽 積水化学 2:22:37 4

# by zoompac | 2017-10-23 06:25 | スポーツ | Comments(0)

読書 「ゲームの王国」、クメール・ルージュの大虐殺が吹き荒れる1975年以降のカンボジアをたくましく生きる少年少女の不思議な物語!

f0090954_08062325.jpgポルポト率いるクメール・ルージュが政権を奪取したのが1975年4月17日で、その後4年間に渡って虐殺されたカンボジア人は100万人を超えると言われています。

クメール・ルージュ政権擁立時点で農村での食糧生産はすでに大打撃を受けており、こうした事態のなか食糧増産を図る為、プノンペンなど大都市住民、資本家、技術者、知識人など知識階級から一切の財産・身分を剥奪し、農村に強制移住させ農業に従事させました。

このあたりの事情は、映画「キリング・フィールド」という1984年の英国映画でアカデミー賞3部門(助演男優、撮影、編集)に輝いた実話に基づく映画に生々しく描かれています。

クメール・ルージュの政策は極端で、原始共産制社会を理想とする極端な重農政策を強行したのです。

学校、病院および工場も閉鎖し、銀行業務どころか貨幣そのものを廃止し、宗教を禁止し、一切の私財を没収しました。 さらに一切の近代科学も否定され、移住させられた人々は、「集団農場」で農業に従事させられる一方、知識人階級は「反乱を起こす可能性がある」とされ次々に殺害されました。

疑念が疑念を呼び、またチクリや告げ口等も奨励され、親から引き離された子供達が親世代を監視する異様な世界も映画「キリング・フィールド」に描かれていました。 子供たちによってベトナム派や反乱の可能性を疑われ摘発されたクメール・ルージュ内の人間も殺されていきます。 さらに悲惨なことに革命が成功したことを知り、国の発展のためにと海外から帰国した留学生や資本家も殺されました。f0090954_08202763.jpg

戦争で国内が疲弊し海外からの食糧援助がすべて打ち切られた状態の中、クメール・ルージュはソ連やベトナムとも断交します。

カンボジアからの避難民が一斉にベトナムに逃げ込んだことから、国境付近でカンボジアとベトナムが小競り合いとなります。 その地域紛争が2国の全面戦争となりましたが、ベトナム戦争が終わったばかりで南北統一を果たしたベトナムの軍隊は武器も最新、兵も精鋭で内部紛争で脆弱となっていたクメール・ルージュの敵ではありませんでした。 抵抗を難なく排し、驚異的な進軍速度でカンボジア領内を進み、わずか半月でプノンペンを堕とし、1979年1月7日にポル・ポト政権は放逐されてしまいました。

この小説は、そうした1975年のカンボジアを舞台にした小説です。 ポル・ポト政権前の秘密警察の暗躍、クメール・ルージュの恐怖政治、テロ、人々が特別な理由もなく殺されていく不条理な様子は描かれていますが、政治的背景が書き込まれているわけではありません。 その理不尽な世界もある種のゲームのように捉えてそのゲームの制限条件をクリヤしながら生き残りをかける少年(ムイタック)と少女(ソリヤ)の物語になっていました。

輪ゴムと会話ができ輪ゴムが切れることで殺される人数が読める「輪ゴム」と言われる男、13年しゃべらないことで人を魅了する美しい声を得た男、泥と会話ができる男、綱引きチャンピオン等異能を持つキャラクター達が独特の世界観を創ってくれています。

ちなみに、主人公のムイタック少年は恐るべき知力を持つ潔癖症(手洗いを何度も行う)の変人で、もう一人の主人公ソリヤはポル・ポトの落し児との噂をもつ聡明で美しい娘です。 人の心理を読め、嘘を見抜く力を持っていますので、ゲームに関しては負け知らずのムイタックもソリヤだけにはかないません。

書評家「大森望」の言葉を借りるなら、「カンボジアもポル・ポトも関係ない。これは運命に結ばれた少年と少女の(ボーイ・ミーツ・ガール)の物語。めちゃめちゃに面白くて、どうしょうもなく切ない。 空恐ろしいほどの傑作」だそうです。

f0090954_08210696.jpg下巻をまだ読んでいないのでそこまでの傑作という実感は持っていませんが、誇大宣伝乱発気味(あくまで私の個人的な経験からの評価)の大森望の書評を3割程度割り引いても、下巻を早く読みたいと思わされるほどには傑作です。

ちなみに、書評家「小谷真理」は、「クメール・ルージュ時代と生き残った人々の近未来社会を舞台にした二部構成。 前半はドキュメンタリー風、後半は脳科学やゲーム理論を駆使した文明批評的解釈。」と書いています。カンボジア大虐殺の謎に迫る物語であること、闇の彼方の希望が垣間見えるところに救いがあること等も付け加えられていました。

個人的には、2011年10月から3ヶ月過ごしたカンボジアです。 この小説をきっかけにもう一度 「キリング・フィールド」のDVDを観ようかなと思っていましたら、なんとアンジェリーナ・ジョリーが監督として「キリング・フィールド」と同じようなテーマを扱った「最初に父が殺された」という映画を作っていたそうです。 第90回アカデミー賞外国映画賞に向けカンボジア映画として出品するとか。 今年の9月15日からネットフィリックスで配信されているということですが、そのうち映画館で見る機会があれば是非観たいと思っています。


# by zoompac | 2017-10-22 08:21 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

NEW SINGLE
WMP HIGH LOW
REAL HIGH LOW
OFFICIAL SITE
海外オフィシャルサイト
http://www.gorillaz.com/
日本オフィシャルサイト
(PC&携帯共通)
http://toemi.jp/gorillaz/
excite MUSIC