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TVドラマ「陸王」_最終回視聴率大台の20%乗せ!

f0090954_08495379.jpg「陸王」、面白かったですね。

最後は視聴率狙いでした。 最終回前からの驚きの「松岡修造」登板に加えて隠し玉といいますか息子大地の面接会社の面接官に堀尾正明氏と瀬古利彦氏を投入してきました。 そのせいか最終回の平均視聴率は20.5%という大台越えになりました。

この堀尾氏と瀬古氏はそれぞれ63歳と62歳で飲み友達だそうです。 最終回はちょい出でしたが親父パワー炸裂させていたようにみえました。

豊橋国際マラソン(架空です。原作では「京浜国際マラソン」でした。 現、東京マラソン、昔の東京国際マラソンがモデルのようです。)の茂木のレースではTVをみているこちらまで手に汗握ってこはぜ屋の社員応援団になっていました。

そしてお気づきになっていたでしょうか、増田明美が解説者としてゲスト出演していました。
f0090954_08513017.jpg
毎年正月のニューイヤー駅伝はTBS系の放送ですが、細かい解説の増田明美と大雑把な瀬古利彦の解説の掛け合いが面白いとの評判です。

f0090954_09042498.jpgあと、茂木(竹内涼真)の同僚を演じた和田正人は、日大の陸上部出身で箱根も2度走っった経験を持っています。

高校時代も全国高校駅伝で都大路を走った選手でした。高知県の高校だったと記憶しています。

NECに入社しましたが1年目はケガで実業団駅伝を走れず、2年目には陸上部が廃部になってしまいました。その廃部をきっかけに役者に大転身したそうです。

この「陸王」で大和食品の駅伝メンバーとして初の実業団駅伝を走ったことは違った形ですが彼の陸上人生の一つの到達点になったかもしれません。

役所広司が突出してよかったというわけではなく、俳優・スタッフ陣総力のチームの和のバランスがよいドラマだったという印象を持ちました。

# by zoompac | 2017-12-27 09:11 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」_世代交代の物語!

f0090954_08294640.jpgスターウォーズの第1部と2部から30年の時を経て第3部が始まったことは同時代を生きる人間の1人として嬉しかったです。

製作会社が20世紀フォックスからディズニーに交代し、第3部作の第1弾の「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015年)にはフォースのパワーを持つレイ(デイジー・リドリー)が登場しました。

そしてその「フォースの覚醒」のラストシーンで銀河系に残る唯一のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)に巡り会って新たな物語が展開するお約束でした。レイがジェダイとなるための修行を施してくれるのかそれとも反乱軍への強力な助っ人となってくれるのでしょうか?

しかしルークはジェダイの終焉(しゅうえん)を堅く信じていてレイの願いを聞いてくれません。 新時代のジェダイを育てようとしてベン・ソロ(=カイロ・レン、アダム・ドライバー)の指導に失敗し父親ハン・ソロを殺して暗黒面に堕(お)としてしまったことに深い失望と強い諦念を持っていたのです。

正義のレイと完全な悪へのためらいに揺れるかに見えるカイロ、ルークの3者を通して描かれる世代の交代が軸になった物語でした。

そしてその世代交代という意味では、2016年10月に心臓発作で急逝したレイア姫役のキャリー・フィッシャーに象徴されるかもしれません。 享年60歳でした。遺作となった本作でのキャリー演じるレイア姫の美しさはただ事ではありません。

この映画の中でR2が登場し、ルークに青みがかったホログラムで30年前のレイア姫の姿が映し出されるシーンがあります。スターウォーズ第1作の19歳のキャリー・フィッシャーにも出会えて一層感傷的な気持ちを深くしてしまいました。

映画の中でも外でも人間は確実に年を取り、世代交代も自然のことなのでした。

この映画の監督となったライアン・ジョンソン氏もその意味では世代交代を印象付けていましたね。 新人監督の大抜擢でした。

第2作の最後にはフォースの存在をかすかに感じさせる幼い少年が映し出されます。この少年に未来が託され、世代交代がさらに加速される予感です。 第3作は2019年の公開予定です。



# by zoompac | 2017-12-26 08:55 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

全国高校駅伝2017、女子は仙台育英、男子は佐久長聖

f0090954_07064131.jpg全国高校駅伝・女子は24日日曜日、京都市・西京極総合運動公園陸上競技場発着の21・0975kmを5区間で争われました。

仙台育英(宮城)が2位に1分6秒差の独走で93年、94年の連覇以来、23年ぶり3度目の優勝を果たしました。 (写真はアンカーの木村梨七)

2区を走ったヘレン・エカレラが自身の記録を塗り替える区間新の走りで独走態勢を築く口火を切りました。

2位は、1区の和田有菜が2年連続の区間賞で走った長野東でした。 和田は最後まで筑紫女学園の御崎(みさき)舞と競り合って1秒差で昨年に続いて1区の区間賞を獲得しました。

長野東は2区で仙台育英にトップの座を奪われましたが、その後は粘って2位の座を守りました。

アンカー区間ではいったん大阪薫英に追いつかれ並走がトラックに入るまで続きました。

長野東の小林成美が最後の競技場トラックの第三コーナーからスパートをかけ大阪薫英の高田春香を振り切り5秒差をつけ2位のゴールテープを切りました。 これまでの長野東の最高順位は2016年の6位でした。 大阪薫英女学院(大阪)は3位となり2連覇はなりませんでした。

全国高校駅伝・男子も24日日曜日、京都市・西京極総合運動公園陸上競技場発着の42.195kmを7区間で争われました。f0090954_07075430.jpg

同じオレンジ色のユニホームであることからオレンジ対決と言われ、去年は倉敷が佐久長聖を押さえて初優勝を飾りました。(写真はアンカーの山本嵐)

今年も大会前の下馬評で優勝争いはこのオレンジ対決になるとされていましたが、その通りの展開でした。 結果は佐久長聖が去年のリベンジを果たした格好になりました。

結果は佐久長聖(長野)が2時間2分44秒の好タイムで9年ぶり2度目の優勝を達成し去年のオレンジ対決の勝者倉敷にリベンジを果たしました。 佐久長聖が初優勝したのは2008年でそのときのメンバーには村沢昭伸や大迫傑がいました。 そのときも2時間2分18秒の好タイムでした。

1区のエース中谷雄飛、2区のスーパールーキー服部凱杏が連続で区間賞を獲る快調な滑り出しでした。3区で倉敷(岡山)の留学生チャールズ・ニジオカに逆転され2位に後退しましたが、5区の本間敬大で一時40秒に拡がった倉敷との差を10秒差に縮め、6区で鈴木芽吹(1年)が再逆転でトップを奪い返し、アンカーの好走もあって最後は1分27秒差をつけて快勝しました。倉敷は2位となり2連覇はなりませんでした。 3位は女子が優勝した仙台育英でした。

# by zoompac | 2017-12-25 07:10 | スポーツ | Comments(0)

映画 「冬のライオン」_簡単な中世イギリス史のおさらい!

f0090954_09095545.jpg映画「冬のライオン」(The Lion in Winter)、は1968年にイギリスで制作されたイングランド王室の争いを描いた映画で、アカデミー賞7部門にノミネートされ、主演女優賞(キャサリン・ヘップバーン)、脚色賞、作曲賞の3部門受賞した名作です。

1183年のクリスマス・イブの夜、イギリス国王ヘンリー2世は、後継者を決めるために一族を召集しました。そしてその中には、王の居城から離れて軟禁されていた王妃エリノア(キャサリン・ヘップバーン)の姿もありました。

国王と王妃の二人はそれぞれの思惑をかかえ、別々の後継候補の後押しをする……王位継承をめぐる争いを描いた歴史ドラマです。

1183年といえば、日本では木曽義仲が倶利伽羅峠で平氏を破った年です。 1180年に源頼朝が挙兵し、1185年に平氏が壇ノ浦の戦いで滅亡し、1192年に頼朝が征夷大将軍になり鎌倉幕府を創設します。

そんな時代、フランスの大諸侯がフランスに領地を保持しつつイングランドの国王も兼ねるという時代でした。

9世紀頃、人口増加とそれに伴う耕地の不足からノルマン人のヨーロッパにおける大移動が起きます。 北方人であるノルマン人はスカンディナビア半島に住んでおり、別称ヴァイキングと呼ばれていました。

その一部はフランスに侵攻し、西フランク国王のシャルル3世からフランス北西部でイギリス海峡に臨む地方のノルマンディーの支配を認めさせました。 これが911年に成立したノルマンディー公国です。 この国はノルマン人進出の新たな出撃基地として大きな意味を持ちました。

1066年にはノルマンディー公ウィリアム(征服王)がイングランドを征服しそこにノルマン朝を開き、ノルマンディーはイギリス領になりました。

というよりフランスという大企業の取締役が、イギリスという子会社の代表取締役を兼任していると考えた方が近いかもしれません。

しかし12世紀半ばにこのノルマン朝も断絶してしまいます。 そのあとを継いで1154年に成立した王朝がプランタジネット朝でその初代の王様がこの「冬のライオン」の主人公ヘンリー2世でした。

ノルマン朝と同じくこの王家もフランス西部アンジュー地方支配していたフランス大諸侯アンジュー伯でした。

ノルマンディー公国はセーヌ川河口から下流を持っていましたが、アンジューはロアール川とその三つの支流が流れる肥沃な河川流域地帯です。 ですから、「冬のライオン」の舞台はアキテーヌにあるシオン城です。

冒頭でも申し上げましたが、「冬のライオン」ではイングランド国王ヘンリー2世と王妃エレノア、二人の間の3人の息子たちとの後継争いと愛憎を描いています。主な登場人物と配役をご紹介します。。
・ヘンリー (イングランド王ヘンリー2世):ピーター・オトゥール
・エレノア(イングランド王妃エレアノール、前夫はフランス王ルイ7世):キャサリン・ヘプバーン
<息子たち>
・リチャード(後のイングランド王リチャード1世):アンソニー・ホプキンス
・ジェフリー(ブルターニュ公ジョフロワ2世): ジョン・キャッスル
・ジョン(後のイングランド王ジョン):ナイジェル・テリー
<その他>
・アリース(フランス王ルイ7世の娘):ジェーン・メロウ
・フィリップ(フランス王フィリップ2世、アリースの異母弟):ティモシー・ダルトン

映画を見ているとヘンリー2世と王妃エレノアの夫婦間の圧倒される迫真の論争と、その合間に見える人間味を深く感じる愛憎に、ググッと映画の中に引き込まれていきます。この二人の対決だけでも大いに見る価値があると思います。

特にアカデミー主演女優賞を生涯4度受賞した(1933年「勝利の朝」、67年「招かれざる客」、68年「冬のライオン」、81年「黄昏」)キャサリン・ヘップバーンの演技が白眉です。 心理描写の表情が素晴らしいです。
ヘンリー2世とエレノアは心の底では昔ひかれあった心を残しているものの、ヘンリー2世は若いアリースを愛してエレノアと別れようとします。
そんな中、ヘンリー2世の3人の息子たちは、我こそが次期王に相応しいとヘンリー2世や王妃に詰め寄り言い争いになります。そこに愛人アリースやフランスのフィリップが絡み、様々な策略が張り巡らされていきます。
イングランド王室の家庭が崩壊していく様子が感じ取れます。

ちなみにブランタジネット朝の2代目の国王はリチャードⅠ世、そしてその弟ジョン王に引き継がれていきます。

ジョンは当時のフランス国王フィリップ2世と争って、ロワール川流域のアンジュー地方を失ったため「失地王」とか「欠地王」と呼ばれました。またローマ教皇から破門され、また戦費を増税によって賄おうとしたため、貴族の反発を買い、国王の課税には高位聖職者と大貴族の承認が必要となる文書(マグナ=カルタ)を認めることになってしまいました。1215年のことです。マグナ=カルタはイギリスの憲法のようなものです。大憲章と訳される基本法典です。

その後、1339年~1453年に英仏間で100年戦争、1445年~1485年の王位継承をめぐるランカスター家(赤バラ)とヨーク家(白バラ)の内乱が起きます。(日本で言うところの応仁の乱1467~1477年のようなものですね、時代も重なっています。)

バラ戦争を終結させ頂点にたったのはテューダー家でした。ヘンリー7世が1485年にテューダー朝を開きます。諸侯の勢力が弱体化し国王権力が強まりました。

# by zoompac | 2017-12-24 09:46 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 「風とライオン」_未見の男同士の意気を描いた映画

f0090954_07422476.jpgWOWOWかNHKBS1かどちらか忘れましたが、録画で観ました。録画の在庫がたまってきていて消化不良気味です。

「風とライオン」(かぜとライオン、原題:The Wind and the Lion)は、1975年のアメリカのモロッコを舞台とした歴史アクション映画です。

20世紀初頭のアフリカ・モロッコを舞台に、「血とコーランからなる」砂漠の王者ライズリーと、アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズヴェルトが互いにまみえぬ仲ながら威信を賭けて激突します。

ちなみに、イスラムの守護者を自認する主人公のライズリー(英語版)は実在したベルベル人の族長であり、1904年に誘拐事件を起こしたそうです。

映画の冒頭でその誘拐事件が発生します。 場所はモロッコの港町タンジール。

白昼堂々と街を駆け回った馬賊の群れが高台にあるアメリカ人富豪のペデカリス家の豪邸に押し入り、次々と家人を皆殺しにした後、女主人イーデン・ペデカリス(キャンディス・バーゲン)とその12歳の長男ウィリアム(サイモン・ハリソン)と9歳の娘ジェニファー(ポリー・ゴッテスマン)の3人を誘拐して去っていきました。盗賊一味の首領は預言者ムハンマドの血を引く砂漠の王者を自認するムレー・アーメッド・ムハメッド・ライズリ(ショーン・コネリー)です。

ライズリ一がイーデン母子を誘拐した目的は、欧米列強の言いなりになるライズリの甥でモロッコ太守のサルタン・アブデルアズィーズ(マーク・ズーバー)をけしかけて武力紛争を起こし、列強を撃ち払うためでした。

一方、イーデス親子誘拐の知らせを聞いたセオドア・ルーズベルト大統領(ブライアン・キース)は、さすがに政治家ですね。 この事件を国威の昂揚に利用すべくイーデス親子の救出を高々と宣言します。

その頃、ライズリ一味はイーデン親子と共に砂漠と海が見える台地を進んでいました。 やがてイーデン夫人は母子に紳士的に接し野蛮ながら男らしく誇り高いライズリに惹かれていき、二人の子供もライズリーの一味と仲良くなっていきました。

セオドア・ルーズベルトは日露戦争の停戦を仲介したアメリカの大統領です。 その功績でアメリカ人として初のノーベル平和賞を受賞しています。 彼の愛称はテディです。 熊狩りが趣味でしたが、その熊狩りをしていたある日瀕死の熊に出会い、その熊を助けたことがニュースになり、そのちょっといい話に乗っかってお菓子屋さんがクマのぬいぐるみを作り、テディ・ベアと名付けたのが現在世界中で人気を博した熊のぬいぐるみの発端だそうです。

映画では、可愛いテディ・ベアではなく、グリズリーが立ち上がって攻撃的な姿勢を取る剥製がルーズベルト大統領の誘拐事件を起こしたモロッコに対する姿勢を象徴していました。
モロッコに展開していたアメリカ大西洋艦隊から海兵隊を上陸させモロッコ太守のサルタンを拘束し、ライズリに対してイーデン母子を解放すれば自由を保障すると取引を持ち掛けます。まさに目には目をですね。

これは罠だと主張する地元の首長とイーデン夫人の警告にも関わらず、ライズリは取引に応じてイーデン母子の身柄を海兵隊に引き渡しますが、ライズリはドイツ軍に捕らえられてしまいます。

映画では欧米同盟軍の中での力関係で、米軍はライズリとの取引の約束を守りたかったもののモロッコで強い立場を保つドイツの思惑に不本意ながら従わざるを得なかったようです。

約束を違えるだまし討ちに怒りを覚えたイーデン夫人は映画とはいえ典型的なヤンキー娘でした。海兵隊もまたはねっかえりのイーデンのヤンキー魂に同調し共に、収監されたライズリ奪還のためドイツ軍の砦に乗り込んでいきました。

激戦の末にライズリは救出され、混乱に紛れてアメリカ軍はドイツ軍やフランス軍相手に武力行使を開始、ライズリ救出に駆け付けたライズリの手下たちも加わって壮絶な死闘へと発展し、戦いはアメリカ軍とライズリ一味連合の勝利に終わり、ライズリは仲間と共にイーデン母子に見送られて荒野へと去っていきました。

後日、ホワイトハウスのルーズベルトの元にライズリから手紙が届きました。手紙には「あなたは風のごとく、私はライオンのごとし。あなたは嵐を巻き起こし、砂塵は私の眼を刺し、大地は乾き切っている。私はライオンのごとく己の場所に留まるしかないが、あなたは風のごとく己の場所に留まることを知らない」と書かれており、読み終えたルーズベルトは何かを考え込むように立ち尽くしていました。

互いに会ったことはありませんが、真の男は真の男を知る・・・・といった感じの映画でした。 キャンディス・バーゲンのイーデン夫人もなかなかの「男前」ぶりでした。

よき日のアメリカやヤンキー魂も描かれていました。ライズリの相手がトランプ大統領だったらこうした映画のような(映画ですが)エンディングにはならなかっただろうなと思わされた映画でもありました。

# by zoompac | 2017-12-23 07:44 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

女子柔道63㎏級に救世主・田代未来誕生!ワールドマスターズ@サンクトペテルブルグ

f0090954_07251251.jpgロシアのサンクトペテルブルグで開催際された柔道ワールドマスターズの4階級に5選手を送り込んだ日本勢女子は63kg級の田代未来(コマツ)と48kg級の渡名喜風南(帝京大4年)がそれぞれ優勝を飾りました。

特に田代の活躍が群を抜いていました。全試合一本勝ちで、2015年ラバト大会、2016年グアダラハラ大会に続くワールドマスターズ3連覇を達成しました。

田代は準決勝で8月のブダペスト世界選手権の覇者クラリス・アグベニュー(フランス)と対戦、パワー自慢のアグベニューに先んじて左大外刈を連発する強気の試合ぶりで、GS延長戦4分21秒の組み際に左大内刈「一本」を奪って勝利を決めました。

アグベニューはシニアで本格的活躍を始めた2011年以降、ワールドツアーでは日本勢に14連勝中で、日本にとってはまさしく天敵でした。指導陣も来期の世界選手権代表選考に当たっては実力に加えて「アグベニューと戦えるかどうか」に頭を悩ませていました。

その女子63㎏級の田代がクラリス・アグベニューに一本勝ちしたことは柔道指導陣にとっては歴史的事件と言っても過言ではないでしょう。まさに救世主現るです。f0090954_07260930.jpg

田代は決勝でも同時出場の鍋倉を完璧な内股「一本」で屠って国内の序列もしっかり確保し、来期の代表権獲得に向けて一歩も二歩も抜け出すこととなりました。(写真、右)

48kg級の渡名喜は1回戦から厄介な相手との対戦が続きましたがいずれも集中を切らさずに延長戦で勝ち抜け、決勝では躍進中のイリナ・ドルゴワ(ロシア)から崩袈裟固「一本」を奪って初優勝しました。

57kg級の芳田司(コマツ)と63kg級の鍋倉那美(三井住友海上)は2位、52kg級の角田夏実(了徳寺学園職)は7位に終わりました。

芳田は8月のブダペスト世界選手権で決勝を争ったドルジスレン・スミヤ(モンゴル)と再戦、GS延長戦「指導2」で敗れてリベンジはなりませんでした。

今年の世界選手権に代表を送り込まなかった男子90kg級で柔道グランドスラム東京を優勝した長澤憲大は、このワールドマスターズの代表派遣で来期の代表権獲得に向けて大きなチャンスを貰っていました。

同じく代表派遣のなかった女子63kg級もグランドスラム東京で決勝を争った田代未来と鍋倉那美の2人が送り込まれたのです。

一方、12月のグランドスラム東京でタイトル奪取を逃し、かつ同じ階級で日本選手が優勝している60kg級の永山竜樹や48kg級の渡名喜風南、73kg級の橋本壮市らブダペスト世界選手権メダリストたちには「追試」の形でチャンスが与えられました。

柔道ワールドマスターズに送り込まれた選手一覧は以下の通りでした。

【男子】
60kg級 永山竜樹(東海大3年)
73kg級 橋本壮市(パーク24)
90kg級 長澤憲大(パーク24)

【女子】
48kg級 渡名喜風南(帝京大4年)
52kg級 角田夏実(了徳寺学園職)
57kg級 芳田司(コマツ)
63kg級 田代未来(コマツ)、鍋倉那美(三井住友海上)

男子日本勢は60kg級の永山竜樹(東海大3年)と73kg級の橋本壮市(パーク24)がいずれも優勝し結果を出しました。橋本は2016年グアダラハラ大会に続く大会2連覇達成です。

両者はいずれも好調、素晴らしい出来で他を圧倒しました。

一方、柔道グランドスラム東京で優勝した90kg級の長澤憲大(パーク24)は、ワールドマスターズの準決勝で郭同韓に反則負けを喫しました。しかし、なんとか3位決定戦を制し3位に踏みとどまりました。

この結果を受けて2月の欧州国際試合のメンバーが発表されていました。男子66㎏級の阿部一二三は温存されていますね。

男子
【グランドスラム・パリ】
2月10日~11日
【男子60kg級】
志々目徹(了徳寺学園職)
【男子66kg級】
丸山城志郎(ミキハウス)
磯田範仁(国士舘大4年)
【男子73kg級】
立川新(東海大学2年)
【男子81kg級】
佐々木健志(筑波大3年)
藤原崇太郎(日本体育大1年)
【男子90kg級】
長澤憲大(パーク24)
向翔一郎(日本大4年)
【男子100kg級】
ウルフアロン(東海大4年)
飯田健太郎(国士舘大1年)
【男子100kg超級】
小川雄勢(明治大3年)
影浦心(東海大4年)

【グランドスラム・デュッセルドルフ】
2月23日~25日
【男子60kg級】
永山竜樹(東海大3年)
【男子66kg級】
橋口祐葵(パーク24)
【男子73kg級】
大野将平(旭化成)
橋本壮市(パーク24)
【男子81kg級】
山本悠司(天理大4年)
小原拳哉(パーク24)
【男子90kg級】
ベイカー茉秋(日本中央競馬会)
小林悠輔(旭化成)
【男子100kg級】
羽賀龍之介(旭化成)
【男子100kg超級】
原沢久喜(日本中央競馬会)
王子谷剛志(旭化成)

女子
【グランドスラム・パリ】
2月10日~11日
【女子48kg級】
渡名喜風南(帝京大4年)
近藤亜美(三井住友海上)
【女子52kg級】
角田夏実(了徳寺学園職)
阿部詩(夙川学院高2年)
【女子57kg級】
芳田司(コマツ)
【女子63kg級】
田代未来(コマツ)
鍋倉那美(三井住友海上)
【女子70kg級】
新井千鶴(三井住友海上)
【女子78kg級】
梅木真美(ALSOK)
濵田尚里(自衛隊体育学校)
【女子78kg超級】
素根輝(南筑高2年)

【グランドスラム・デュッセルドルフ】
2月23日~25日
【女子52kg級】
志々目愛(了徳寺学園職)
【女子57kg級】
宇髙菜絵(コマツ)
山本杏(パーク24)
【女子63kg級】
津金恵(筑波大4年)
【女子70kg級】
新添左季(山梨学院大3年)
大野陽子(コマツ)
【女子78kg級】
佐藤瑠香(コマツ)
【女子78kg超級】
朝比奈沙羅(東海大3年)

# by zoompac | 2017-12-22 07:30 | スポーツ | Comments(0)

平成29年下半期の直木賞候補発表_私の決めは澤田瞳子の「火定」一本(未読ですが)!

f0090954_07181998.jpg日本文学振興会は20日、第158回直木三十五賞(平成29年下半期)の候補5作を発表しました。

人気バンド・SEKAI NO OWARIのSaoriこと藤崎彩織(31)が執筆したデビュー小説「ふたご」が、直木賞候補に選ばれたことが話題になっていました。

読めば面白いのかもしれませんが、客寄せパンダのようなイメージで胡散臭い感じです。

その他の直木賞の候補には、「家康、家を建てる」で第155回同賞の候補になった門井慶喜氏(46)が「銀河鉄道の父」で3度目ノミネート。 また「若中」で第153回同賞候補になった澤田瞳子氏(40)の「火定」や、「ミッドナイト・バス」で第151回同賞候補の伊吹有喜氏(48)の「彼方の友へ」、初ノミネートの彩瀬まる氏(31)の「くちなし」など、30・40代作家の著作から全5作品が選ばれました。

候補作の中で私が読んでみたい作品は、澤田瞳子氏の「火定」です。選ばれるなら彼女の「腐れ梅」かなと思っていたのですがその発売の後、「火定」も出版していたのですね。 澤田瞳子氏は前回の「若冲」で受賞できなかったのが不思議なくらいの力量の持ち主です。 ですからまだ読んでいないのですが、「火定」が本命かなと当たりをつけています。

余裕があれば門井慶喜氏の「銀河鉄道の父」も読んでみたいです。 内容に興味をそそられるからです。

書評家・北上次郎氏がお好みの作家伊吹有喜氏の「彼方の友へ」もちょっと気になります。本の雑誌1月号で北上次郎氏が今年のベスト10エンターテイメントに選んだ伊吹有喜氏の作品は「カンパニー」でした。

選考会は来年1月16日に東京・築地「新喜楽」で行われます。

# by zoompac | 2017-12-21 07:23 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

読書「翔ぶが如く(三)」 司馬遼太郎_帰郷して栄螺が蓋をしたように消息を絶った西郷!

f0090954_05504406.jpg「この稿は、川路利良の渡仏と帰国からはじまっている。」という文章が第三巻の222ページにみられます。

この稿というのが「大警視」という章を指しているのか、それとも「翔ぶが如く」の1巻から3巻半ばまでを指しているのか定かではありませんが、私は後者とも解釈できるとしました。 これまでのあらすじが見事に要約されているようにとらえられているからです。

「川路の帰国は、このとし(明治6年)の夏であった。 その後征韓論が決裂し、西郷が風のように東京を去り、さらには近衛将校が騒擾して集団辞職という事態がおこってしまっている。 帰国してわずかの間に日常の感覚が狂うほどに無数の事件がむらがりおこった。維新国家が、まだ近代国家のかたちをなさないままで音をたてて亀裂し始めている。」

西郷は上士出身の薩摩士族を近衛将校・下士官とし、郷士出身のそれをポリスにし、川路にポリスを委ねたのです。 これによって薩摩郷士2千人がポリスになって東京に駐り、市中を巡回することになりました。

川路が郷士身分から奇跡のように出頭してこんにちの地位(邏卒総長・大警視)についたのはまったく西郷ひとりのひきたてによるもので、西郷の恩顧を受けることの深かった川路も辞表をたたきつけ、西郷下野のあとを追って鹿児島に帰るものと思われました。

しかし、川路は「西郷先生とのことは私事である」として動きませんでした。 そして新国家体制づくりに没頭する大久保利通を支えポリスとして国家を背負う決意をしたのです。

結果として、大久保は同郷の上士出身の軍人から見放され、同郷の郷士出身の警察官から支持を受けることになりました。

大久保は、その陰湿な印象を残す一因となる密偵を政治目的のため使い始めます。

フランスの近代警察制度をつくった修道僧あがりの保身に長けたジョセフ・フーシェをフランス革命の志士と信じて疑わない川路は無邪気なまでに、フーシェのの得意とした密偵活動を活発にしていきます。

新たに募集した邏卒には薩摩人がほとんどいないことは当然のことながら、それどころか出身県でみると薩摩人に対して怨恨を持つ者が多く、川路は皮肉なことに反薩摩傾向の濃い集団を率いることになっていきます。

廃藩置県の折の県名ですが、戊辰戦争での官軍と幕府軍では差別的な色分けがされたというエピソードも面白く読みました。

新政府樹立に功績のあった藩は、その城下の地名を県名とすることが許されました。 鹿児島県、山口県、高知県、佐賀県、福井県などです。 岡山県、広島県、鳥取県、福岡県、秋田県等もそうです。

これに対して、若松県→福島県、仙台県→宮城県、金沢県→石川県、米沢県→山形県、松江県→島根県は、戊辰戦争において幕府側にたった藩の県名です。 後に熊本県の名を許されましたが、熊本県も当時は白川県と呼ばれていました。

そういえば堺県という県もありました。 後に分割され、大阪府と奈良県に編入されました。

新規募集の邏卒には戊辰戦争でいわゆる幕府側についた藩(県)の出身者が多かったということは、あざなえる縄の如き運命を感じますね。

関ケ原の戦いで西軍として敗れた毛利・薩摩が東軍の徳川に反旗を翻したのが戊辰戦争だったようなものです。

その戊辰戦争で敗れた藩(県)の出身者の邏卒集団や薩摩人が抜けた後の軍に居座った長州出身の軍人が、西南の役で薩摩軍団を押し包んでいくことになります。

それにしても、当時の薩摩士族は明治政府をつくった最大の軍事力でした。それが忽然と政府から離れ、帰郷し、事情が霧に閉ざされ一切不明になってしまいました。 その消息を掴めない東京の政府の心配は日に日に大きくなり、密偵を放って実情を探りたいと思う気持ちは手に取るように理解できます。 しかし旧薩摩藩は幕府時代から二重鎖国の藩でした。 薩摩に潜入した密偵、隠密は無事に戻れないことから片道切符の「薩摩飛脚」と呼ばれたほどでした。

西郷の消息不明は政府の不安を掻き立てる一方で、各府県で不平を鳴らし続けている反政府士族たちの決起に向けての期待をいやがおうにも奮い立たせました。

# by zoompac | 2017-12-20 05:51 | 読書・映画・音楽 | Comments(1)

NHK大河ドラマ 「女城主直虎」_光秀の忘れ形見「自然」の登場が好印象!

f0090954_07462897.jpg個人的には井伊直政を演じる菅田将暉が登場した後半になって面白くなってきたと感じた「女城主直虎」でしたが、平均視聴率は結局12.8%で低迷したようです。 12.0%だった「平清盛」や同じく12.0%だった「花燃ゆ」より辛うじて上だったという結果でした。

私には特に「本能寺の変」に向けての物語の展開が新鮮で面白かったです。

明智光秀の次男とも五男ともいわれる「自然(じねん)」(写真)なる子が、井伊谷に現れます。

織田信長が徳川家康を家臣共々京の本能寺に招くことになりますが、その裏には家康を謀殺する計画があることが、光秀から家康に明かされます。

その機会を捉え、逆に信長を殺害する計画を打ち明ける光秀が、家康との共謀に人質として預けられたのが「自然」という幼子でした。

この子がやがて家康の懐刀「天海僧正」となれば面白いなと思っていたのですが、さすがにそれは飛躍しすぎだったようです。

ドラマの中では、最終的に自然(じねん)は「悦岫(えっしゅう)」の名をもらい龍潭寺の僧になっています。

龍潭寺には「悦岫永怡(えっしゅうえいい)」という住職が実在し、悦岫永怡(えっしゅうえいい)は織田信長の子であったととの言い伝えがあり、信長から悦岫永怡に与えられた建蓋禾目天目茶碗が町指定文化財となっているようです。

後日、明智光秀の家臣だった斎藤利三の娘「福(ふく)」で後に徳川家光の乳母となる春日の局と会ったとき、「久しぶり」という挨拶を交わしたというエピソードもあり悦岫永怡の出自にも謎が多いようです。

女城主直虎の脚本では、「自然」を登場させることで、そのあたりの興味を掻き立ててくれました。


# by zoompac | 2017-12-19 07:50 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画「オリエント急行殺人事件」_ケネス・ブラナーの押し出しの強い名探偵「ポワロ」!

f0090954_07462209.jpg冒頭のシーンはエルサレムの「嘆きの壁」から始まりました。

12月6日にお騒がせ大王・トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都をエルサレムに承認し米大使館をエルサレムに置くと発言したばかりで、世界中が大騒ぎになっています。

偶然の一致とはいえ、2017年の重大な出来事を象徴する場所であるエルサレムの「嘆きの壁」の大写しが印象的でした。

ケネス・ブラナーが制作・監督・主演の映画です。

それでなくても押し出しの強いケネス・ブラナーが前作のA・フィニーの髭に比べてやたら立派な大きな口髭でさらに目立っていました。

映画「ダンケルク」でもやたらアップで撮影された海軍中佐役のケネス・ブラナーのイメージがまだ記憶に新しく、並み居る豪華キャストの陰を薄くするかのようなこれみよがしの口髭を誇るケネス・ブラナーの私立探偵「エルキュール・ポワロ」に少々食傷気味になってしまいました。

オリエント急行内のスタイリッシュなセットや外からの俯瞰撮影はよかったですが、個人的には。シードニー・ルメット監督作品の方が好きです。

ポワロ役のアルバート・フィニーの(ケネス・ブラナーと比較して)抑えた演技が、豪華キャストの華やかさを引き出したように思えました。 イングリッド・バーグマンがアカデミー助演女優賞を受賞した1974年版を2016年の新・午前十時の映画祭で観たばかりでしたので記憶にまだ新しく残っていました。

1974版は同年度アカデミー主演男優賞など6部門でノミネートされ、イングリッド・バーグマンが神経質な下層階級(元メイド)出身の宣教師役で助演女優賞を受賞しました。

自作の映画化に乗り気でなかったアガサ・クリスティもこの映画の出来には満足だったようで、その後次々と彼女の小説の映画化の転機となった記念すべき映画が1974年版「オリエント急行殺人事件」でした。

映画に出てくる「アームストロング事件」は1930年代という時代設定から、誰しも想像がつく「リンドバーグ事件」が下敷きになっています。

オリエント急行の起源は国際寝台車会社「ワゴン・リ」社)により1883年に運行がはじめられたパリ ~ コンスタンティノープル(イスタンブル)間の列車(当時は一部船舶連絡)のことですが、1930年代にはフランス北部のカレーにまで伸びていたようです。

私は、約10年前に、ベルモンド社がバンコクとシンガポールの間で運行を行っている「イースタン・オリエント急行」(E&O)に乗ったことがあります。 3拍4日の旅でした。

1920年代から30年代の国際寝台車会社の車両を復元した観光列車というだけあって、映画の「オリエント急行殺人事件」のコンパ―トメントも食堂車も、まさにE&Oでの車内風景の記憶を呼び起こしてくれました。 社内のインテリアには優美な寄木細工とチーク材のパネルがふんだんに使われていました。 コンパートメント/キャビンは冷房完備で、シャワー、トイレ、洗面台に大きな車窓がありました。

私が乗ったときは映画とは違ってさすがに蒸気機関車ではなく電車でしたが、映画を観ながらそうした薄れかけた記憶の甦りも楽しめました。

ちょっと押し出しの強さが鼻に突きますが、灰色の脳細胞を誇るポワロは元々鼻持ちならないキャラクターです。 オリエント急行殺人事件の一作で終わってしまったA・フィニーに対して、ケネス・ブラナー版ポワロの活躍はシリーズ化しそうです。 次回作品(ナイル殺人事件/ナイルに死す?)も楽しみです。

# by zoompac | 2017-12-18 07:48 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

NEW SINGLE
WMP HIGH LOW
REAL HIGH LOW
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