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ジェット桐生、遂に日本人初の10秒の壁突破@9秒98_日本学生選手権@福井

f0090954_07285848.jpg東洋大の桐生祥秀(21歳)が遂に夢の9秒台を達成してくれました。

桐生は、2013年の洛南高校時代に日本歴代2位の10秒01(1位は伊東浩司の10秒00、1998年)を記録し、昨年6月にも同タイムを記録していました。その4年前の自己記録、並びに19年前の伊東浩司の日本記録を遂に打ち破ってくれました。

大舞台でなかなか力を発揮できなくて、今年6月の日本選手権でも後からやってきた多田修平やサニブラウン・ハキームに追い越され4位に沈んで世界選手権@ロンドンの代表の座を逃す結果となりました。それでもリレー専用走者としてリオ五輪同様3走を務め、リオ五輪の銀メダルに続いて世界陸上@ロンドンでの銅メダル獲得には貢献してくれていました。

いろいろ悔しさが残る今季の最後のトラック競技となる日本学生選手権で遂に桐生が歓喜の雄叫びを上げました。

といって五輪や世界選手権での100mのファイナリストは全員9秒台です。 9秒台は最終予選に勝ち抜くための最低条件です。桐生自身もインタビューで「これでやっとスタートラインにつけた」と言っていました。

21歳桐生がさらにライバルとしのぎを削って進化してくれることを願っています。

2位となった多田修平も途中までは桐生の前を走っていました。彼も結構いいタイムだったと思ったのですが10秒07でした。 それでも彼のベストの10秒08を更新していましたね。彼にも伸びしろはありそうです。

# by zoompac | 2017-09-10 07:33 | スポーツ | Comments(0)

映画「関ケ原」_役所広司演じる家康の造型が面白し過ぎ!

f0090954_06450039.jpg109シネマズ木場で観ました。

映画冒頭のナレーションで司馬遼太郎氏が引用していたヘンリー・ミラーの言葉が妙に心に残りました。 これって原作の「関ケ原(上)」のP.2(文庫版)にありますね。

”いま、関ケ原という、とほうもない人間喜劇もしくは「悲劇」をかくにあたって、どこから手をつけてよいものか、ぼんやり苦慮していると、私の少年のころのこういう情景が、昼寝の夢のようにうかびあがった。

ヘンリー・ミラーは、「いま君は何かを思っている。その思いついたところから書き出すとよい。」といったそうだ。”

私もその方式でこのブログを書き進めます。

いきなり余談から入ります。

9月1日の日経夕刊に、英軍が1815年にナポレオンを破った古戦場「ワーテルロー」と関ケ原が「姉妹古戦場」の協定を締結したニュースが掲載されていました。
岐阜県の古田知事が2015年の「ワーテルローの戦い200年」イベントに感銘を受け、関ケ原の合戦から420年となる2020年に向けてのイベント開催への取り組みの参考にしたいと思ったことがきっかけだったそうです。意外ですが、我々日本人が思っている以上に「関ケ原」は欧州の人々に知れ渡っているようです。

このあたりの岐阜県知事の取組は今に始まったことではありません。1998年に著した司馬遼太郎氏の「歴史と風土」に「関ケ原私感」を書かれています。その「関ケ原私感」に岐阜県の知事さんや県庁の方々がウォーターロー(ワーテルロー)まで行かれて関ケ原保存の研究をされているエピソードが紹介されています。ということは、岐阜県知事や関ケ原町長さんの努力も筋金入りですね。少なく見積もっても20年以上は続いています。

閑話休題

この映画「関ケ原」は、司馬遼太郎の同名小説を原作にしています。ただ、意外だったのが、司馬遼太郎原作の映画化は1999年公開の中井貴一主演の「梟の城」以来18年振りなのだそうです。司馬遼太郎原作のNHK大河ドラマがあまりに多いものですから映画化作品がそこまで少ないと思いませんでした。確かに司馬氏の大作は2時間前後の映画で描き切るのは至難の技かもしれません。

そのような難題に、司馬遼太郎氏の小説が愛読書という原田眞人監督が取り組んでくれました。20数年暖めた構想の中、主人公を島左近にしようか、徳川家康にしようかとさんざん迷った末、石田三成に決めたそうです。

そういう構想の迷走ぶりを反映してか、私には映画の中の島左近や徳川家康の方が石田三成より輝きを放っているように思えました。

三成に三顧の礼をもって迎えられ破格の高禄を食む側近として仕えた島左近は、「治部少(三成)に過ぎたるものが二つあり 島の左近と佐和山の城」と謳われるほどの逸材でした。映画では三顧の礼ではなく竹藪でいきなりのヘッドハンティングでした。

その島左近は筒井順慶に仕えていた時期がありましたが、そのときの同僚が柳生石舟斎宗厳です。

映画ではその同僚同士で語らい合うシーンがあって、私には印象に残ったエピソードでした。島左近が石田三成の家臣になることを伝えると、柳生宗厳は二人の息子(兄宗章_五郎右衛門、弟宗矩)を徳川家に仕えさせると言います。

余談ながら、やがて島左近の娘・珠(たま)は、柳生宗厳(石舟斎)の長男・柳生厳勝の子柳生利厳と結ばれることになっています。島左近の血は徳川家に仕える柳生家の子孫の中に流れ込んでいくのです。

それはさておき、この映画には、徳川家に仕官することになった柳生兄弟の兄宗章(五郎右衛門)が、家康の命によって小早川秀秋に元に仕えることになったことも描かれています。剣術指南役兼護衛といったところでしょうか。

その家康の配慮は、小早川秀秋が朝鮮の役での失態を責められ、秀吉によって筑前30万石から越前15万石に転封させられるときに行われました。柳生宗章を譲るだけでなく機会があれば元の30万石所領の復帰を約束しています。映画では語られていませんでしたが、家康は口約束のままにせず、秀吉亡き後、実際に秀秋の筑前30万石の復帰に骨を折っています。

家康はさらに秀秋と高台院(寧々)を訪ね尾張派(三成や淀気味の近江派に対して)の結束を固めることまでしていましたね。ちなみに小早川秀秋は高台院の兄の木下何某の子で高台院の甥っ子になります。秀秋が豊臣家の養子になれた裏には高台院との関係や口利きがあったことは言うまでもありません。

家康も、役所広司が演じるとどこか滑稽ですね。人の悪い狸親父というよりも秀吉流の人を誑し込む術策を律儀に踏襲する努力家ぶりがうまく演出されていました。

原作を読んでも、映画でも、西軍小早川秀秋への裏切り勧誘工作は万全のように思えるのですが、実際の戦争ってすんなりと(家康の)思い描いたようにはならないのですね。小説では、家康が小早川陣に鉄砲を撃ちかけて、恐怖心をあおって裏切りに加担させたという筋立が語られていましたが、私は個人的には原田監督が描いたように小早川秀秋の決断というより家康の(元)家臣五郎右衛門(柳生宗章)が秀秋の躊躇を無視して暴走した仕業とした方が説得力があると思いました。それにしては関ケ原の後の柳生宗章の処遇に目を見張るものがないという難点もありますけれど。

この関ケ原での戦いのサイド・ストーリーとしての三成と初芽の恋物語もよかったですね。 原作では初芽は伊賀者ではありませんでした。私は、断然原作のストーリーの方が好きです。

原作では、初芽の実家が藤堂高虎の家来筋だったことから、高虎に「淀殿にさまざまの告げ口をし、光成とのあいだを割くように」と命ぜられ、そのために淀殿のそばに送り込まれたという設定でした。

藤堂高虎は秀吉子飼いの大名でありながら江戸内府(徳川家康)の走狗となっていることで有名です。

その後、初芽は淀殿の許しを得て、光成の屋敷に奉公するという運びになりますが、そのうち高虎の意に反して、光成の人となりを存外気に入っていく様が年頃の女の無敵の直感力として微笑ましく語られていました。

司馬遼太郎に女心を語らせたら絶品ですね。これほど女心の機微をうまくとらえる作家を他に知りません。(藤沢周平がいました!)

話しが変わるわけではありませんが、司馬遼太郎氏の「戦雲の夢」という長曾我部盛親を主人公にした小説があります。ちょうど関ケ原の戦いから大坂夏の陣あたりの時代を描いた小説です。

盛親が関ケ原の西軍に就くか東軍に就くか去就に迷って、京を下見しているときに河原の乞食に混ざっていた百々(どど)雲兵衛という伊賀ものが自分を売り込むシーンがありました。

映画で初芽役の有村架純が光成へ語る「犬と思うてくだされ(人間としての扱い無用)」という台詞そのものはこの「百々雲兵衛」が盛親へ言った台詞でした。「拙者を人とは思うてくださるな。このさきもおなじことでござる。放ち飼うてさえくだされば、いずれに寝ぐらをとろうと、犬は自在でござるでな。」

それにこの「戦雲の夢」で、長曽我部盛親の下に秀頼の密書を送った石田三成配下の山伏は甲賀ものでした。甲賀忍者と言えば近江甲賀郷ですね。光成は甲賀ものを使って全国各地の武将に西軍(秀頼)の味方を募っていました。

東軍の徳川家康が伊賀もの、西軍の石田三成が甲賀ものという構図だったと思っていたのですが、映画「関ケ原」では、初芽をはじめ、赤耳と名乗る伊賀ものが光成の下で働いていましたね。徳川家康の側に仕える阿茶の局が蛇白という伊賀の忍びの女だという設定は面白いと思いました。伊藤歩が演じていました。

岡田准一氏が、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に主演した際には、黒田官兵衛役として石田三成(田中圭)と対立し、三成を小馬鹿にしていたような印象でした。秀吉の側に仕える軍師対小姓という感じで確執がありましたね。大風呂敷の軍略家「官兵衛」役からが小まめな官僚「三成」役に転身したというイメージが邪魔してか、あまりにも個性豊かに演じられた島左近(平岳大)と徳川家康(役所広司)の毒気にあてられてか、岡田准一の存在が薄く感じられました。

「独竜の毒をもって毒蛇どもの毒を制した」と自画自賛する三成の「窮鳥懐に入れば猟師もも殺さず」シーンが皮肉に思えましたね。役所広司の毒気に圧倒されていましたよ。徳川家康の造型が面白すぎてそちらに注意が囚われがちでした。

案外、島左近や小早川秀秋を主人公に据えた方が映画としてはまとめやすかったかもしれません。戦後安芸広島と備後鞆49万8,000石を得た 福島正則目線での「関ケ原」の物語も面白いかもしれません。

東出昌大が演じているのでピンとこないかもしれませんが、小早川秀秋はこの関ケ原の合戦時はまだ満18歳でした。関ケ原勝利の後、戦功により徳川家康より岡山55万石を賜ります。元、宇喜多秀家の所領ですね。しかし関ケ原の2年後の1602年に20歳の若さあっけなく死んでしまいました。アルコール中毒による内臓疾患が原因だそうです。

跡継ぎがいないので岡山55万石の小早川家はお取り潰しというかお家断絶になってしまいました。江戸幕府の創設は翌1603年なのですが、世継ぎがいないとお家断絶という徳川幕府の以後の方針を決定づけたモデルはこの小早川秀秋のケースでした。小早川秀秋の家臣も敗れた西軍の武士同様、相当苦労したのではないかと思われます。そんな家臣の目線から俯瞰した関ケ原の合戦を2020年に向けて書き上げてはどうでしょうか。 ついでにワーテルローの戦いに言及しながら岐阜県知事や関ケ原町長あたりの国際的な活動にも言及されれば相乗効果のある宣伝になると思います。

いずれにせよ、忖度できない官僚型というか監査の仕事にぴったりの頭でっかちの三成が、政治家型の人心収攬の技を秀吉から実戦で学び取ってきた海千山千の家康と戦っても、経験値の違いが大きすぎて勝負にならなかった「天下分け目」の合戦でした。結果論ですが、戦う前から勝負はついていましたね。

# by zoompac | 2017-09-09 07:09 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

最後の最後に王子谷剛志の根こそぎ大外刈り炸裂_男女混合団体戦@世界柔道ブダペスト、決勝でブラジルを6-0で圧勝!

f0090954_05591323.jpgハンガリー・ブダペストで行われている世界柔道選手権は9月3日に最終日を迎え、初めて行われた男女混合の団体戦(男女3人ずつの6人制)で日本が金メダルを獲得しました。

第1シードの日本は初戦の2回戦でウクライナ、準々決勝でドイツ、準決勝で韓国に、いずれも5―1で勝ち進みました。2回戦で日本は女子78キロ超級の素根輝(福岡・南筑高)らが一本勝ち。準々決勝、準決勝は同級で銀メダルの朝比奈沙羅(東海大)が一本勝ちで試合を決めました。男子73キロ級王者の橋本壮市(パーク24)は準決勝で韓国の安昌林から一本を奪いました。

日本は男女ともに厚い選手層と個々のレベルの高さで他国を圧倒していましたね。組み合わせ上最重要マッチと目された準決勝で韓国が選手を一段落としたこともあって危ない場面ないまま順当に決勝に進み、苦戦が予想された、対ブラジルの女子57kg級(芳田司対ファエラ・シウバ)、女子78kg超級(朝比奈沙羅対マリアスエレン・アルセマン)、男子100kg超級(王子谷剛志対ラファエル・シウバ)の3ポジションも含めて全勝(他は、73㎏級橋本壮市、70kg級新井千鶴、90kg級長澤憲大)6-0の圧勝で大会を締めました。

王子谷剛志の根こそぎなぎ倒す威力のある大外刈りを久々にみました。 個人戦ではいいこところなく3回戦敗退でしたので、その悔しさを最後の最後に力に変えて爆発させてくれました。

3位にはフランスと韓国が入賞。男女、そして軽量級から重量級まで広く選手を強化している強国が上位に入りました。

ジョージアも柔道大国のイメージがありますが、カナダに敗者復活戦で敗れていましたね。男子選手は強力なのですが、女子選手強化が遅れているようです。女子選手の強さと選手層の厚さから上位進出が期待されたモンゴルは2回戦のドイツ戦でポイントゲッターと考えられていた3人が連鎖的に取りこぼしてしまいました。団体戦もなかなか予想通りにはいきません。

男女混合の団体戦は2020年の東京五輪で行われることが決まっており、世界選手権では初実施で、今大会は21チームがトーナメント方式で争いました。

ちなみに、これまで団体戦は男女別に最近の世界選手権で実施され、日本は男子が前回15年大会まで2連覇し、15年は女子も優勝しています。

# by zoompac | 2017-09-08 05:59 | スポーツ | Comments(0)

先輩・ベイカー茉秋に追いつけ、追い越せ「ウルフ・アロン」_男子100㎏級世界選手権2017初出場初優勝

f0090954_07051534.jpg今回の世界柔道2017@ブダペストは日本代表のサッカー選手同様、世代交代の印象を強くしました。男子4個、女子3個、合計7個の金メダルのうち、初出場初優勝が5個です。

その初出場初優勝の顔ぶれは、女子48㎏級の帝京大4年の渡名喜風南(となき・ふうな、22歳)、女子52㎏級の志々目愛(了徳寺学園職、23歳)、男子66㎏級の阿部一二三(日本体育大学2年、20歳)、男子73㎏級の橋本壮市(パーク24、26歳)にこのウルフ・アロン(東海大4年、21歳)です。 ベテランの橋本壮市を除いて4人が23歳以下の新進気鋭です。というか、他の2人の金メダリストも男子60㎏級の高藤直寿が24歳、女子70㎏級の新井千鶴も23歳でした。

ウルフ・アロンは6歳の時に講道館にある春日柔道クラブで始めました。このとき同クラブの1学年上にいたのがベイカー茉秋です。彼らは共に文京区立第一中学で柔道を続け、やがて二人とも東海大浦安高校に進学します。ウルフが1年~2年時、ベイカー茉秋が2年~3年のときの2012年に高校団体戦三冠(3月、7月、8月)を達成しています。

その後は東海大に進んだベイカー茉秋の後を追って東海大に進んだウルフ・アロンは、大学生ながら、2015、16年の講道館杯を2連覇。今年4月の全日本選抜体重別選手権でも2連覇を達成し、男子100㎏級の2017年の世界選手権@ブダペストの代表の座を掴みました。

2017年のリオ五輪の男子で階級は違えど90㎏級の1年先輩のベイカー茉秋の金メダルが大きな刺激になっていることは間違いありません。

そして、奇しくも、ウルフ・アロンとこの世界選手権の決勝で対戦したのは、リオ五輪でベイカー茉秋と90㎏級の決勝を戦ったヴァルラーム・リパルテリアニ(ジョージア)でした。 体重調整をあきらめて階級を100㎏級に上げてきたみたいですね。

ウルフ・アロンは目の残像に焼き付くくらいベイカー茉秋とリパルテリアニのVTRを観ていたそうです。

リパルテリアニは内股が効きにくい相手で、リオ五輪でベイカー茉秋が仕留めた技も大内刈りでした。相手もそこはウルフ・アロンの得意技が大内刈りと知って対策はしてきていました。試合の途中仕掛けるウルフの内股が功を奏しません。逆に指導2つもらって不利な形でGSの延長戦に入りました。

延長戦に入って30秒くらいでしょうか、大内刈り警戒の相手にウルフは内股に入ります。警戒を後方への技と読んでいた相手があわてますがいったんしのぎます。そして矢継ぎ早に再度ウルフが内股に入りますが、これはフェイントでした。相手が体重を前に移して防ごうとしたところを内股から切り返した大内刈りで相手を倒し技ありで決着をつけました。

ジョージアのリパルテリアニ(28歳)は、2016年のリオ五輪90㎏級と2017年の世界柔道@ブダペストで、講道館の春日柔道クラブ出身の(お父さんが共にアメリカ人、お母さんが日本人の)日本代表の先輩・後輩に同じ技で敗れたことになります。 恐るべし大内刈り! 恐るべし春日柔道クラブ。

ちなみに、今回、審判のジャッジに泣かされて銀メダルとなった女子78㎏超級の朝比奈沙羅も20歳のベイカー茉秋やウルフ・アロン同様東海大学生です。そして彼女も春日柔道クラブ出身で、ウルフ・アロンより1年後輩でした。

2020東京五輪に向けて、春日柔道クラブ出身の逸材が揃いましたね。


# by zoompac | 2017-09-07 07:12 | スポーツ | Comments(0)

新井千鶴、悲願の雪辱V_女子70㎏級世界柔道選手権2017@ブダペスト

f0090954_05190438.jpgハンガリー・ブダペストで行われている世界柔道選手権は31日(日程第5日)に女子70kg級の競技が行われ、新井千鶴(三井住友海上、23歳)が優勝しました。新井は2015年アスタナ(カザフスタン)大会(5位)に続く2度目の出場で、今大会が初優勝です。

前回の世界柔道選手権@アスタナでは、準決勝で負け、3位決定戦でも負け、同大会女子代表9名の内ただ1人メダルを逃す屈辱の結果でした。

その悪い流れは2016年も続き、国際試合でそれ相応の戦いをしましたが、4月の体重別の優勝を僅差で田知本遥に譲ったため、先頭で走っていたはずの代表権争いも田知本遥に持っていかれました。その田知本が金メダルを獲った試合をリオの会場で見つめていた新井に闘志の炎が燃え上がった瞬間でした。

2017年に入ってここまでの最重要大会であるグランドスラム・パリとグランプリ・デュセルドルフに優勝した新井は優勝候補の筆頭に上げられるほどの充実ぶりで、戦前の調子も良いとの評判でした。

この日も初戦から警戒されながらも順調に勝ち上がって、準決勝で事実上の決勝と予想されていた世界選手権3度制覇の女王ジュリ・アルベール(コロンビア)と対戦しました。田知本遥がリオ五輪の決勝で対戦した相手です。リオ五輪では田知本が立技と寝技の合わせ1本を獲った相手に新井も負けるわけにはいきません。内股技ありで破って決勝に進みました。

決勝ではマリア・ペレス(プエルトリコ)という若手の伸び盛りの選手と対戦しました。豊富な運動量の選手でしたが落ち着いてさばき、相手が崩れた体勢から押し込んで片手送り襟絞「一本」に仕留めて優勝を決めました。瞬殺でした。(写真)

以前のひ弱な感じが影を潜め貫禄さえ感じた新井の二度目の世界柔道での初優勝でした。地力がつきましたね。 勝負勘もよくなりました。

これまで見放されていた勝負運を新井が自らしっかりと手繰り寄せた瞬間を目撃させてもらいました。


# by zoompac | 2017-09-06 05:23 | スポーツ | Comments(0)

WOWOWTVドラマ 「三国志 ~趙雲伝~」 趙雲と馬珠柔の恋の行方を巡っていよいよのクライマックス!

f0090954_05550581.jpg2日土曜日に、51話、52話が放映され、9月30日の最終59話まで残すところわずかとなりました。

少女時代「ユナ」の二役(夏侯軽衣と馬玉柔)がなんとも愛らしいですね。

相思相愛だった「夏侯軽衣」が亡くなり想いを断ち切れない趙雲の前に現れたのが、馬騰の娘で、馬超の妹の「馬玉柔」です。ユナが演じていますので、当然のことながら「夏侯軽衣」に瓜二つです。性格も似ています。

「馬玉柔」は、周大荒の小説「反三国志」に登場する架空の人物「馬 雲騄/馬雲緑(ば うんりょく)」がモデルのようです。

「反三国志」の馬雲緑は、天女のような美貌と男勝りの武勇を持ち、父・馬騰からはこよなく愛される娘として描かれています。 馬騰は雲緑を名高い英傑に娶らせようと考えています。 馬騰が曹操に殺害されると、雲緑は復讐の念を燃やし、兄・馬超と共に戦場を駆け巡ることになります。その後、馬超が劉備に帰順すると、劉備の勧めで馬雲緑は趙雲と結婚する設定となっています。

さて、ユナ演じる馬玉柔もモデルと思しき馬雲緑の物語同様の展開で晴れて趙雲子龍と結ばれるのでしょうか?

第51話では、父・馬騰が心配しているからと兄・馬超が迎えにやってきます。 それで西涼(せいりょう)に帰らないといけなくなった馬玉柔は、子龍に自分の想いを打ち明けるのですが、公孫宝月から馬玉柔は正体を偽っていると聞かされていた趙子龍は馬玉柔を冷たく突き放してしまいました。 最悪の別れになった趙雲子龍と馬玉柔の恋の行方が心配ですね。

「時間がかかってもいつかは私の方に(子龍の想いを)振り向かせて見せる!」という馬玉柔の決心が揺らがなければいいのですが・・・・。

しかし、最終回の1つ前の第58話のタイトルが「子龍、花婿になる」とあります。おそらくですが、趙雲子龍と馬玉柔は、「反三国志」の物語同様ハッピーエンドとなりそうです。この期に及んで公孫宝月と結ばれることはないと思っています。

なんだかんだいって、三国志の話をサイドストーリーとした、ケニー・リンとユナが演じた趙雲と夏侯軽衣に生き写しの馬玉柔の美男美女恋愛ストーリーでしたね。 三国志、豪傑・英雄好きには少々物足らない中国歴史ドラマだったかもしれませんが、私は途中からこれは恋愛がメインの物語だと割り切りました。そう割り切ると結構楽しめました。 って、まだ終わっていませんが。 9月30日の最終話まで後7話分楽しめます。

# by zoompac | 2017-09-05 05:56 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 「おしゃれ泥棒」_衣装も車も会話もおしゃれ満載なパリを舞台のラブコメサスペンス!

f0090954_05422888.jpg午前十時の映画祭8@TOHOシネマズ日本橋で観ました。 8日金曜日まで同劇場で観ることができます。

オードリー・ヘップバーンと言えば、都会で光り輝く作品が多いですね。ローマの「ローマの休日」、ニューヨークの「ティファニーで朝食を」そしてロンドンの「マイ・フェア・レディ」等がそうです。

そういう観点からすれば、パリはこの「おしゃれ泥棒」でしょう。

と、私は思っているのですが、実は、パリを舞台にした、オードリーの映画作品は調べたところたくさんありました。「昼下がりの情事(’57)」、「パリの恋人(’57)」、「シャレード(’64)」、パリで一緒に(’64)」等です。

「おしゃれ泥棒で」の冒頭から目を引くのは、乗馬帽のような白の帽子に白のサングラスに白ずくめの衣装です。白ずくめの魅力的な彼女が乗りこなすのは真っ赤なミニ車です。イタリア製のアウトビアンキですね。(写真)

映画「グラン・ブルー」でジャン・レノ扮するエンゾがボロボロの泥だらけのこの車アウトビアンキを乗り回していましたが、乗る人が違うとここまで雰囲気が違うのですね。 オードリーが乗るともうそれだけでファッションです。f0090954_05431291.jpg

ちなみに、ピーター・オトゥール扮するシモン・デルモットが乗り回していたクリーム色の車は、ジャガーE Typeです。シモンが手に怪我をしたため、オードリー扮するニコルが運転することになったのですが、この車が乱暴なニコルの運転に反応しじゃじゃ馬ぶりの走行を繰り返していました。主人の乱暴な運転ぶりに素直に反応した野生の馬ってイメージのジャガーETypeでしたが、敏感な反応は他に理由があったのかもしれません。 運転するニコルはこのときネグリジェ姿でした。

この映画でも彼女の衣装はジヴァンシィが手がけていましたが、ファッションと言えば、映画の半ばあたりで出てくる昼下がりのホテル”リッツ”のバーだと思うのですが、シモンと待合せをしていたときのニコルの衣装もなかなか印象的でした。

f0090954_05444416.jpg実は、この時彼女はよからぬ相談をシモンに持ち掛けようとしていたのです。その後ろめたい気持ちを隠すかのように彼女はせいぜい地味な格好をして目立たないことを心掛けたつもりだったのでしょう。顔と腕を黒のヴェールで覆い全身黒を基調としたドレス姿に片方だけ白い手袋といういでたちだったのです。本人の意識とは逆に羨望の眼差しの集中砲火を浴びるほどの際立った美しさでした。大人の色香を解き放っての黒ずくめファッションもなかなか印象的でした。

このときのピーターの表情のおかしさったらありません。彼女との待ち合わせだから、当然探します。すまし顔のニコルの顔を2度見ても気づかないのです。3度目にそれとわかったときのピーターの驚愕の表情にこちら(観客の1人)まで心臓がバクバクしてしまいました。彼はこのときニコルとの恋の深淵に真っ逆さまに墜ちていったに違いありません。

1966年のこの映画の12年前に、オードリーを「ローマの休日」で世界的なスターにしたウィリアム・ワイラー監督が、またオードリーの妖精のような魅力に大人の色香(脚線美を強調する場面も多くありました)を上手くブレンドしたコメディ+ロマン+サスペンス映画を世に出してくれました。37歳のオードリーが輝いていました。

ピーター・オトゥールは、「アラビアのロレンス」の影響が大きすぎてシリアスな印象が強いのですが、この映画では軽妙な演技でGood Looking Man(美男)ぶりを披露しています。オードリーとピーターの息もぴったり合っていました。

ヴィーナス像を見事盗み出した後に「私、泥棒したの初めてよ」と言ったオードリーに対して、「僕もだよ」というピーターのおとぼけ表情が最高でしたね。 破顔一笑でした。

# by zoompac | 2017-09-04 05:45 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

2017年8月のスポーツ記事_陸上に柔道にイベント満載の月!

陸上は、インターハイ、世界陸上@ロンドン、全日中の記事で9本になりました。世界陸上で寝不足気味な日々が続きました。 日本人選手の実力と世界のレベルに大きな差があることを痛感しました。

高校選抜陸上女子5000mを制した小笠原朱里、男子10000mのタイムでトップだった中谷雄飛、北海道マラソンで優勝した村沢明伸(日清食品グループ)、前田穂南(天満屋)等の記事もアップしたかったです。

陸上、インターハイ、世界陸上@ロンドン、全日中等(9本)
170803- インターハイ陸上2017 結果_男子800m、1500m、5000m
170804- インターハイ陸上2017 結果_女子1500m、3000m_田中希美が3000で8分台ランナーに名乗り!
170805- 続・高校生スーパールーキー達(佐々木塁、服部凱杏、馬場勇一郎、林田洋翔)のインターハイ陸上イ2017の総括
170807- 超人モハメド・ファラーの底力_世界陸上2017@ロンドン男子10000m
170808- 女子10000mは超人A.アヤナの独り旅_周回遅れ選手続出の世界陸上2017@ロンドン
170809- もっと見たい!男子マラソン川内優輝の根性走り_世界陸上2017@ロンドン
170817- 2017年も陸上1500mの中学生記録更新_石田洸介、浅川中(福岡)
170823- 男子は石田洸介が1500、3000で二冠、去年のリベンジを果たす_2017全日中陸上
170824- お待たせ不破聖衣来、予選敗退の去年から一転、今年は大化けで女子1500mの頂点に君臨!_全日中陸上2017

柔道も、インターハイ、世界柔道@ブダペストで6本の記事をアップできました。世界柔道での日本人選手のゴールドラッシュがまだまだ続きそうな予感がしています。

柔道、インターハイ、世界柔道@ブダペスト(6本)
170812- 村尾三四郎、三冠となった団体優勝に続いて、インターハイ柔道個人90㎏でも優勝!
170814- 女子52㎏級阿部詩、今季春夏個人戦を連覇_インターハイ柔道
170815- 素根輝が研究しつくされ苦しんだものの最重量級制覇_インターハイ柔道2017
170816- 70kg級の朝飛七海・真実姉妹に注目!_ インターハイ柔道2017
170830- 4年ぶりに世界柔道選手権チャンピオンに返り咲いた新生高藤直寿_男子柔道60㎏と驚異のバランスの良さで初出場初優勝を飾った遅咲きの渡名喜風南_女子柔道48㎏
170831- 日本勢の勢い止まらず、2日続けて男女が金_男子66㎏級の阿部一二三と女子52㎏級の志々目愛、2人の共通点は兄妹柔道家!

ゴルフ
170813- メジャー初制覇の期待高まる松山英樹の2日目_全米プロ首位タイ!

バドミントン
170829- 奥原希望_世界バド@グラスゴーで粘り抜いて悲願のV_日本女子シングルス初の快挙!

総括
170802- 2017年7月のスポーツ記事の総括_今月のイチオシは女子高柔道家素根輝(あきら)の団体戦5人抜き優勝!

# by zoompac | 2017-09-03 06:51 | スポーツ | Comments(0)

2017年8月の読書、映画などの総括_連想ゲームのように繋がった乱読のセレンディピティ

大航海時代をこじ開けた胡椒の歴史から、東インド会社、インド独立運動、大東亜会議と連想ゲームのように展開した8月の読書でした。 切れ切れの事項が、結びついて流れになった印象を持ちました。 ジグソーパズルの真ん中あたりがカチッとはまったような感じです。

深田祐介の「黎明の世紀」の流れから、今は、小池百合子氏の愛読書と言われる「失敗の本質(日本軍の組織的研究)」を読んでいます。

読書(6冊)
170806- 読書 「胡椒_暴虐の世界史」 マージョリー・シェファー _血塗られた胡椒と2つの東インド会社の歴史
170810- 読書 「翔ぶが如く 1巻」司馬遼太郎_明治維新の功労者たちの過去とこれからのモザイク画
170821- 読書 「翔ぶが如く 1巻」の司馬遼太郎の余談_シュテファン・ツヴァイクの「ジョゼフ・フーシェ」を読者に勧める名文章!
170825- 読書 「東インド会社」浅田實_江戸時代300年の時代、中国、インド、東南アジアで交易にいそしみやがて植民地帝国主義を呼び込んだ東インド会社の足跡!
170826- 読書 「中村屋のボース」 中島岳志_新宿中村屋のインドカリーの創始者で、大東亜共栄圏構想の下インド独立運動に生涯を捧げた帰化インド人の波乱万丈物語
170827- 読書 「黎明の世紀」 深田祐介_アジアの解放を目指した大東亜会議(The Assembly of Greater East Asiatic Nations)

夏休みの孫のお泊りのメインイベントとなった恒例の映画鑑賞ということでお子様向け映画を中心観ました。読書の東インド会社(パイレーツ・オブ・カリビアンにも登場していますね)の流れからアヘン戦争、アヘン戦争から映画「ラストエンペラー」に繋がり、今はその「ラストエンペラー」の流れに乗って、浅田次郎の「「天子蒙塵」を読んでいます。
8月の最後の日曜日に、午前十時の映画祭@TOHOシネマズ日本橋でオードリー・ヘップバーンとピーター・オトゥール主演の「おしゃれ泥棒」を観たのですが、8月最後の週は世界柔道の記事アップに忙しく、8月の映画に割り込ませることができませんでした。お子様向け映画を観た反動で、大人の映画が観たくなりました。

映画(5本)
170811- 映画 「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」_世代交代を感じた映画
170818- 映画 「忍びの国」 小説より断然わかりやすかった銭ゲバ伊賀忍者軍団!
170819- 映画 「メアリと魔法の花」_7年に一度しか咲かない禁断の魔法の花「夜間飛行」を巡っての物語
170820- 映画 「スパイダーマン ホームカミング」_いろいろな意味でお帰りって言いたくなる映画!
170828- 映画 「ラストエンペラー」_浅田次郎著作の「天子蒙塵」を興味深く読むためにうってつけの映画!

TVドラマ
170822- NHK海外ドラマ 「女王ヴィクトリア 愛に生きる」_興味深いヴィクトリア王朝の内幕!

総括
170801- 2017年7月の読書と映画の総括

# by zoompac | 2017-09-02 06:56 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

男子73㎏級は橋本壮一が初出場初優勝(日本人選手4人目)、 新ルールというか審判の優柔不断さに屈した女子57㎏級芳田司の銀メダル獲得は本戦と併せて13分近い消耗戦の末_世界柔道2017@ブダペスト

f0090954_05581376.jpg男子73㎏級五輪覇者の大野将平が休んでいるうちに橋本壮市(パーク24)が国際大会で実績を上げ、ランキング1位で世界選手権大会@ブダべストを迎えました。

2015年のグランプリ青島、2016年のアジア柔道選手権@タシュケント、ワールドマスターズ@グアダハラ、グランドスラム東京、2017年2月のグランドスラムパリ、5月のグランドスラム@エカテリンブルグと国際大会6連勝中でした。

そしてこの世界選手権で彼の実力は証明されましたね。

奇しくも、決勝での対戦相手はリオ五輪で大野将平から決勝で1本負けを喫して銀メダリストとなったアゼルバイジャンのルスタム・オルジョフでした。

橋本壮市も大野将平が下した相手に負けるわけにはいかない試合でした。 GSに入って体落としで技ありを獲っての初出場初優勝を飾りました。(今大会での日本人選手の初出場初優勝が多いことに驚きます。女子48㎏級の渡名喜風南、女子52㎏級志々目愛、男子66㎏級阿部一二三に続いて4人目が73㎏級の橋本壮一でした。)

国際大会での連勝記録を7に伸ばしましたが、その7つ目は世界選手権という頂上にそびえ立つ檜舞台でした。これで橋本も正真正銘の頂点に立つこととなりました。

今年26歳の橋本壮市は、しかし、これで東京五輪に向けての戦いのスタートラインに立ったところです。この階級にはリオ五輪チャンピオンの大野将平(25歳)がいますし、東海大の6年後輩の立川新(19歳)も急成長してきています。今年4月の体重別でも決勝で立川と対戦し結局橋本が優勝しましたが、圧勝ではなくGSに入って指導2差での勝ちでした。今後の三つ巴の戦いが楽しみです。

女子57㎏級ではロンドン五輪金メダリスト、リオ五輪銅メダリストの松本薫が産休中です。f0090954_05590346.jpg

そこで代表入りを果たしたのが世界ランキング2位の芳田司(21歳、コマツ)でした。

順当に勝ち上がって決勝まで進み、そこで対戦したのが世界ランキング1位のリオ五輪銀メダリストのスミヤ・ドルジスレン(モンゴル)でした。

芳田にとっての決勝戦はまさに死闘でした。結果を先に言うと、芳田司は銀メダルでした。初出場で銀メダルは立派ですが、金に手が届きかけていただけに残念な結果に思えました。新ルール適用に戸惑う審判の微妙な判断、判定に左右された試合に思えました。

本戦4分の後ゴールデンスコア(GS)の延長戦での戦いは8分55秒に及びました。すなわち本戦、GS戦併せて約13分近くの体力消耗戦となったのです。

今までのルールであれば、芳田が繰り出す足技で芳田の勝利が何度も確定していました。しかしこれまで通用した「有効」「効果」のポイントがなくなったのです。技あり以上しか認められなくなったのです。それでもGS形式の延長戦では技ありの解釈が拡大され、芳田の足技も技ありに近いと思えるものが3回はありました。

勝負に決着をつけたドルジスレンの首投げ風の腰車でしたが、芳田の体が回転して腹這い風に逃れたように見えました。

GS方式で互いに決め手を欠き千日手のような形で時間が経っていくので審判も焦ったでしょうね。ここであの程度の決めでで技ありにするなら芳田の今まで繰り出した技のどれでも技ありでよかったじゃないかと思えました。

こんな消耗戦のようなGS延長戦が今後増えるようだと、柔道にも相撲でいうところの「水入り」休憩制度を採用することを検討しないと選手には過酷ですね。

# by zoompac | 2017-09-01 05:59 | スポーツ | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

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WMP HIGH LOW
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