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読書 「空海の風景 上」 司馬遼太郎

f0090954_530411.jpg司馬遼太郎の小説の中で、私が好きな作品ベストスリーは、「花神」、「項羽と劉邦」そしてこの「空海の風景」です。

行きつけの美容室の美容師さんが、今年から来年にかけて、少しづつ四国八十八箇所を回るって話を聞いて、これも何かの縁と思い、3度目の読書に入りました。 (うるう年の今年は、弘法大師・空海生誕の地である讃岐のほうから、88番の札所から1番に向けて逆回りすると御利益が3倍ということだそうで、彼女もポイント3倍につられて初巡礼に挑戦中です。 ポイント3倍年ということで大賑わいだそうです。 煩悩から離れて解脱の境地を求めるという覚悟のものではなく、修学旅行のような雰囲気を楽しみながら御利益3倍狙いの巡礼だそうです。 巡礼グッズも豊富で楽しいと言っていました。)

四国八十八箇所は、四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88か所の寺院の総称で、四国霊場の最も代表的な札所です。

空海は喰えぬ男で山師だと司馬遼太郎氏は言っています。彼の確立した真言密教は、型通りの仏教的厭世観とは程遠く、釈迦が始めた、煩悩から解き放たれる解脱を目指す伝統とは大いに異なっているのだそうです。

むしろ人間が生身で、性欲を持ったまま、性欲があればこそ即身で成仏でき、成仏したまま浮世で暮らすことのできる新しい体系を、空海は生み出したのだそうです。彼の体系の根本経典は理趣経(般若波羅密多理趣品)で、性交の経典であるカーマ・スートラに通じるものがあるといいます。

インドで起こった密教グループは、釈迦の仏教とは違って現世を肯定しました。解脱解脱といっても人間も草も虫も、生命があるかぎり生きざるをえないではないか、という開き直ったところから出発したのです。生命を肯定する以上、人間は自然から福徳や智慧という利益をえなければならない。その方法に空海は大いに興味を持ったのです。

厳密にいって、密教は仏教かという疑問がありますが、空海は無邪気に仏教の発展した形体とのとらえ方をしていたようです。商利の追求も含めて、釈迦が三毒の一つとした現世の栄耀まで肯定した密教は、生きた人間だった釈迦を超越する虚構の大日如来を現出させます。大日如来は無限なる宇宙のすべてであるとともに、人も含めて宇宙に存在するすべてのものに内在するもので、智慧と慈悲の二大要素でできあがっているものなのだそうです。

空海は四国の讃岐の生まれです。15歳となった788年に四国を出、長岡京にある叔父阿刀大足(桓武天皇の第三皇子の侍講)の下で受験勉強に励みます。18歳で大学の試験に及第しますが、その年か次の年に大学を辞め、四国の室戸岬で僧として修業に打ち込むことになります。

大学のある奈良にある官寺「大安寺」に出入りしているうちに、留学僧から強い影響を受けたようです。インドに伝わる記憶術の伝授を受けたそうです。真言と呼ばれる、人間の言葉ではなく、法身如来たちの言語だそうで、その真言を一定の方法で唱えれば、人間の意識化に眠っている力で8万4千といわれる経文を意のままに暗唱できるのだそうです。

空海は、出奔後、阿波や土佐の室戸で修業をしたそうですが、室戸の洞窟で、これが「空海」の命名になると思うのですが、水平線に劃された空と海の単純な外景を凝視し続けているうちに、明星が洞窟に近づき、空海の口中に入ってしまうという衝撃的な経験をしたそうです。法身如来との交感の瞬間だったかもしれないですね。

奈良時代の日本には、偶然なのかその大日如来に近い華厳経というものがありました。華厳の体系を宗義とする寺としては奈良の東大寺が有名です。宇宙のすべての存在とその動きは毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)の悟りの表現であり内容であるとしているので、あと一歩すすめれば純粋密教における大日如来の存在とそれによる宇宙把握になるのです。(東大寺の大仏の正式名が東大寺盧舎那仏増です)

空海が大日経に興味を持ったのは、華厳経になかった法でした。大日経には人間が大日如来の応身として諸仏、諸菩薩と交感するとき、かれらのもつ力を借用しうると説いていたのです。仏と交感してそこから利益を引き出すには、宇宙の言語である真言を必要とし、また交感のためには真言だけでなく印を結ぶなどの所作を必要としたのです。

この方法については漢訳では曖昧で、どうしてもサンスクリット(梵字)を習熟する必要がありました。空海は、唐に入ってインド僧に梵字を学ぼうと決心します。

司馬遼太郎氏は、「遣隋・遣唐使の制度が始まって以来、これほど鋭利で鮮明な目的をもって海を渡ろうとした人物はいない」と言いきっていました。

空海のライバル最澄(空海より7歳年上)に対しては、教団の形成という世俗的な仕事をしたわりには世俗の機才に乏しいと手厳しい評価をしています。逆に言えば、空海のしたたかさを高く評価しているということになりますね。

最澄は、その門流から多くの天才を輩出しましたが、後半生は、空海の体系に圧迫され、空海の機略に翻弄され、奈良仏教からの攻撃に忙しく、自分の体系を完成させることができず苦渋に満ちたものでした。

前半生は、しかしながら幸運に恵まれていました。

山林の修行者として、比叡山に寺を構え、新しい仏教の種を播こうとしたのですが、世間では無名の山が、桓武天皇による平安遷都で、比叡山が国家経営上重要な役割をもつことになります。

英雄的気質あふれる桓武天皇は、奈良仏教が大嫌いで、そのために奈良から京都に(長岡京経由で)遷都したといわれるほどでした。

新しい仏教を模索していた最澄が天皇の支援を受けたことはいうまでもありません。最澄の私寺は、天皇の庇護を受け、官寺に大抜擢されます。

司馬遼太郎氏は、最澄の出自にも筆を入れています。最澄は近江の渡来人の家系でした。京付近に住まう秦氏の一族ともいわれているようですが、この秦氏がスポンサーとなって、平安遷都の大プロジェクトを推し進めた可能性について触れていました。

最澄も華厳経に興味をもって学びましたが、彼の心をとらえた経典は「法華経」で、そこから中国の天台教学に興味を持ちました。華厳経も法華経も中国の天台教学に指南されたものだという注釈に出会ったからです。

法華経は、釈迦の教説を伝承したものを下敷きにしていますが、体系は般若経の空眼の原理を基礎としています。空というのは般若経において、数字の零(空)ですが、色即是空のごとく、その空にこそ一切が充実しているとみるのです。そこに全宇宙も含まれるのです。彼はこの天台教学を導入することで、奈良仏教を超える宗教を起こしたいと考え渡唐したいと思ったのです。

桓武天皇の強い庇護の下、最澄は遣唐使の一員として渡唐を果たします。このとき空海は齢30だったそうですから、最澄は37歳ですね。身分の違いもあり船は別々でしたが、同じ遣唐使船一団として日本から出航しました。

余談ですが、日本において、空海の真言宗、最澄の天台宗、だけでなくその他仏教各派、法相宗、禅宗等も、般若心経を使用しています。真言宗では、読誦、観誦の対象とされ、四国巡礼では、八十八か所の寺にこの般若心経の写経を収めることになっているそうです。
by zoompac | 2016-06-30 05:31 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

WOWOW映画 「シー・オブ・ラブ (Sea of Love)」

f0090954_5413493.jpgサスペンスとしてはイマイチでしたが、主演アル・パチーノとエレン・バーキンの魅力と、ニューヨークの街並み、孤独を抱える人間同士の心のぶつかりあい、そしてジョン・グッドマンのナイスガイぶり等見所の多い映画でした。

アル・パチーノ演じるフランクは、自分の気持ちに正直で、別れた女房にも未練たっぷりで、格好悪いデカなんですが、女心をくすぐる術には長けていますね。

エレン・バーキン演じるヘレンも、謎に包まれた悪女っぽく狂気のおっさん全裸殺人事件のシリアル・キラーっぽい雰囲気が漂っていました。ところが、話が進むにつれ、最初の印象が薄れ、ただの男運の悪い正直なバツイチの若ママかよーって安心すると、またまた連続殺害者の新聞求人広告なんかを冷蔵庫に張り付けていたりして、安心させてくれません。

殺人現場に流れていたドーナツ版の「シー・オブ・ラブ」のレコードを持ち出してきたときは、あー、やっぱりヘレンだったのか・・・と、もうアル・パチーノなんか殺されても仕方ないやと諦め心になってしまいます。

目まぐるしく動く、男心、そして女心、そして真犯人は?? この揺れる?揺すぶられる気持こそが、この映画の醍醐味でしたね。もうフランクは完全にフラれるな・・・て瀬戸際からの、なんというアル・パチーノの粘り腰でしょうか。

目が離せません。目が離せないのは、ヘレン役のエレン・バーキンのパツキンお色気とタイト・スカートのシルエットだけではありません。 深夜の人気のないコンビニかスーパーマーケットで二人で他人のふりをしながらのシーンでの彼女の流し目が生唾ものでした。 f0090954_543665.jpg

フランク役のアル・パチーノのあきらめの悪い食い下がりのセリフがいいですね。

正確な記憶ではありませんが、「俺は孤独な不眠症の男だ」「1日中起きていて、夜の街を彷徨うことも厭わない」「だけど、君が傍にいると、安心して寝られることがわかった」「君のことを考えるとおちおちと寝ていられないんだ、君は俺を深夜の街を明け方まで歩き続けさせたいのか」なんて丸投げの甘えた台詞をわめきちらしていましたよ。

よほどの自信家なのか、単なる自己チューなのか・・・? 「私の知ったこっちゃないわ!」と一言で片づけられたらそれでお終いって感じなんですけど。そこは丸投げ人間独特の嗅覚なのか、口から心を引き付ける言葉の連発銃でした。若干マザコンぽい鼻につくところもありますが・・・・・。

この映画のサスペンスの部分がぬるくて世間の評価はイマイチなんでしょうが、私的には、アル・パチーノのチンピラを追い払う時の眼力も強さがいいですし、囮捜査の対象の女性に惚れて、職責としての捜査と女性へのアプローチという公私混同の板挟みを上手にさばけないダサさが素晴らしいし、疑われた女性がへそを曲げても、めげずに食い下がるセリフがたまらなく心を揺さぶるのです。いい歳こいた駄々っ子ともいえますね。

きわめつきは、ラストシーンで、エレン・バーキン演じるヘレンを必死に口説き続けるアル・パチーノが、通行人にぶつかってこけそうになりながら、再度駆け寄って口説き続けるシーンがありますが、あのエレン・バーキンの破顔一笑は、演技ではなく、本来はNGものだったような気がしてなりません。強烈なアル・パチーノの通行人とのアクシデントとその後の彼のアドリブに思わず吹き出してしまったのではないでしょうか? それにしても、いい笑顔で、幸せな気分にさせてもらいました。最後の音楽というか唄も渋かったですね。終わりよければ、すべてよしという映画でした。真面目で、馬鹿正直なアル・パチーノがバスター・キートンを超えたコメディアンに思えた映画でした。

長いスランプから、お帰りなさいアル・パチーノというこの映画は、1989年の公開でした。この2年あとのセント・オブ・ウーマンで念願のアカデミー賞主演男優賞を獲得しました。
by zoompac | 2016-06-29 05:43 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

WOWOW映画 「楢山節考」(ならやまぶしこう)

f0090954_632598.jpg姥捨て山の話というくらいの認識しかなく、恥ずかしいながら、「ならやまぶしこう」って読み方も知らず、「たるやませっこう」って読むのかと思っていましたし、主人公おりんの役を演じた、坂本スミ子を、吉本新喜劇俳優山田スミ子と勘違いしていました。

映画の中で、息子役の緒方拳に嫁(あき竹城)が来ることになって、歯の丈夫なおりん(坂本スミ子)が、早く自ら山へ捨てられるようにと、歯を石に打ち付けて折ってしまう衝撃的なシーンがありました。いつまでたっても丈夫なわが身を恥だと思ってのことでした。

当時40代だった坂本スミ子は、ほぼ同年齢だった緒方拳の母親役ということで、70代の老女を演じるにあたり、実際に前歯を4本削り取ったそうです。その後はインプラント処置をしたとか。そこまでやるかって程の渾身の演技だったのですね。

私は読んでいないのですが、原作「楢山節考」(ならやまぶしこう)は、深沢七郎の民間伝承の姥捨て山(棄老伝説)を題材とした短編小説です。

山深い貧しい部落の因習に従い、年老いた母を背板に乗せて真冬の楢山へ捨てにゆく物語で、自ら進んで「楢山まいり」の日を早める母と、優しい孝行息子との間の無言の情愛が、厳しく悲惨な行為と相まって描かれ、独特の世界観を感じることができる作品です。

1983年のカンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞したこの映画でも、セックスにも奔放な人間の動物的な営みについて開放的な描写が生々しく、随所に蛇や蛙、カマキリなどの虫たちの生態が映像で挟み込まれ、その生々しさが強調されていたように感じました。

昔はこんな風習が本当にあったのでしょうね。現在では考えられないような慣習ですが、一年の半分が雪に覆われるような寒い山奥ということでもあり、家族が食べていけるどうかの瀬戸際の生活では、赤ん坊が一人生まれれば、誰か一人食いぶちを減らさないと冬を越せない、という辛い現実があったのでしょう。 「おしん」のドラマにもありましたが、口減らしに子どもを売るという話はつい最近まであったことのようですから。

それほどまでに、貧乏で食べることに精一杯なのですが、村人の生活ぶりも丁寧に描かれていて、ささやかな楽しみや笑いのシーンも上手に織り込まれていました。

生と性と死があたりまえのように淡々と描かれていましたが、クライマックスで母おりんを背にして、楢山へ送り出すシーンと母を置き去りにして別れる姿にはさすがにぐっときましたね。

おりんの年齢に近づきつつある私ですが、おりんのような潔さで死に際を覚悟できるかどうかは今だ心もとないですね。

孫君が画面に映った男女の営みのシーンを観て、「おじいちゃん、これヤバクナイ!」って台詞を吐いたとき、思わず笑笑ってしまいました。
by zoompac | 2016-06-28 06:33 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

大迫傑、念願の陸上日本選手権の5000、10000mW制覇!

f0090954_735469.jpg女子10000mでは、中盤からトップグループをJP日本郵政Gの二枚看板鈴木亜由子(24歳)と関根花観(20歳)、それに元デンソーの高島由香の3人が形成する展開でしたが、残り2000mでJP日本郵政Gの二人が抜け出し同じJP日本郵政Gのチームメイトでの一騎打ちになりました。

ゴールまで800mのところで、中学・高校と800mで活躍しスピードのある鈴木がスパートし、4秒差で関根花観を振り切り優勝のゴールテープを切り、リオ代表の座を射止めました。

関根も派遣設定記録を上回る2位でしたので、まだ正式には決定していませんが、JP日本郵政Gの二枚看板がオリンピックの舞台で競い合う姿を観られそうですね。

3位の高島由香は、今年3月に五輪を目指したいからとデンソーを突然退社し、一時籍を山口県の防府市陸協に置いていましたが、このレースでは資生堂のユニホームで走っていました。まさかの電撃移籍だったのですね。

男子10000mは、中盤以降Hondaの設楽悠太が飛び出し、それに着いたNike ORPJTの大迫傑(写真)、旭化成の村山紘太の3人のトップ争いの展開でしたが、残り1000mで大迫がスパートをかけそのまま逃げ切って優勝し、派遣設定記録をすでに突破している2位に入った村山紘太と共にリオの代表入りを果たしました。

大迫は2013年、2014年の陸上日本選手権では、10000mで共に佐藤悠基とのゴール手前のマッチレースで敗れ2位、昨年の5000mでは、村山紘太にやはりゴール手前での競り合いに敗れて2位でしたが、2016年は、この10000mだけでなく、5000mでも優勝のゴールテープを切り両種目でのリオの代表入りを果たしました。(昨年の5000mチャンピオンの村山紘太は金曜日の10000mで力を使い果たしたのか日曜日の5000mは棄権していました。5000mの2位はDeNAの上野裕一郎、3位は旭化成の大六野秀畝傍、4位に青学大の一色恭志

10000mでライバル村山に圧勝した大迫のゴール後のガッツポーズが印象的でした。めったに派手なポーズをとらない選手ですが、過去三年、2位に沈んだ悔しさをバネにリオ代表選考会を兼ねた今年の陸上選手権で結果を出し、喜びもひとしおだったのでしょう。 珍しいものをみさせてもらいました。

女子3000mSC では、途中でこけながら松山大の高見澤安珠が参加標準記録を突破でこの大会を連覇し五輪出場を決めました。

女子1500mでは、終始トップをキープしたユニバーサルエンタテイメントの木村友香(4:14.67)が、逃げ切りました。兵庫西脇工業の田中希実(4:15.43)が猛追及ばず2位でした。群馬常盤高の樺沢和佳奈は後方に位置取りした展開で精彩がなかったですね。一度も上位集団に加わることなく9位でした。実業団の新人デンソーの倉岡奈々は8位、豊田自動織機の島田美穂は欠場でした。

男子1500mでは、遠藤日向が唯一の高校生でしたが4位にはいっていました。住友電工のルーキー高田康輝が5位でした。

女子5000mでは、日本陸上選手権5000m3連覇の尾西美咲(積水化学)がその連覇を4に伸ばしました。10000mでワンツーフィニッシュを決めたJP日本郵政Gの鈴木亜由子、関根花観がエントリーしていましたが、 ラスト250mからの尾西のスパートの切れ味には、さすがの鈴木も対応できなかったですね。鈴木が2位、関根が3位でした。立命館大の大森菜月は6位でした。
by zoompac | 2016-06-27 07:04 | スポーツ | Comments(0)

映画 「マネー・モンスター」

f0090954_7311845.jpgジョディ・フォスターの4作目となる映画監督作で、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが「オーシャンズ12」以来11年ぶりに共演を果たしたリアルタイムサスペンスでした。TVドラマ「24」を観ているような緊張感と迫力がありましたよ。

司会者リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)の軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼ぐ人気テレビ番組「マネーモンスター」の生放送中、ディレクターのパティ(ジュリア・ロバーツ)は、スタジオ内に見慣れない男がいることに気付きます。男は突然拳銃を振りかざし、リーを人質に番組をジャックします。そして、男は、テレビを通じ、意図的な株の情報操作によって全財産を失ったと訴えるのです。

まさに番組ジャックに巻き込まれてしまったリーですが、無自覚に誤った情報を自分が発信していたことに気付き、途中からカイルと名乗る犯人(ジャック・オコンネル)とともに、事件の真相を掴むために、ディレクターのパティ、勇気あるカメラマン、カトリーナ・バルフ(ちょっと奈々緒に雰囲気が似ています)演じる株価が暴落した会社の広報担当等に協力支援をあおぎながら実況中継中に動き始めるって筋立てでした。

ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーの役どころをひっくり返してもよかったように思えましたが、ジャック・オコンネルがかっこよくてジュリア・ロバーツは冷静さを保てなかったかもしれませんね。そうすると、その動揺がジョディ・フォスター監督にも伝播したりして・・・ってどうでもいいことですが。

1961年生まれのジョージ・クルーニー、1962年生まれのジョディ・フォスター監督、そして1967年生まれのジュリア・ロバーツ等、ベテラン大物俳優に囲まれたジャック・オコンネルは1990年生まれでした。
by zoompac | 2016-06-26 07:28 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

映画 「64 後篇」

f0090954_657874.jpg佐藤浩市はじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、永瀬正敏、三浦友和ら日本映画界を代表する豪華キャストが結集し、瀬々敬久監督のメガホンで、ベストセラー作家・横山秀夫の小説「64(ロクヨン)」を映画化した2部作の後編です。後篇には、新たに緒方直人が加わっていました。

昭和64年に発生し、犯人が捕まらないまま迷宮入りした少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件から14年が過ぎ、時効まで1年と迫った平成14年、新たな誘拐事件が発生します。犯人は「サトウ」と名乗り、身代金2000万円を用意してスーツケースに入れ、父親(緒方直人)に車で運ばせ、指定場所も、「ロクヨン」の再現をみるような展開となります。

後編のクライマックス前宣伝通りは確かに原作とは異なるラストへ着地していきましたね。

「子供がいなくなる、それがどういうことか、刑事はそんなこともわかんないのか!」と佐藤浩市演じる三上広報官が叫んでいた宣伝の意味が、腑に落ちるエンディングでした。

原作の警察機構のしがらみに重心を置く結末から、より踏み込んだ、誘拐事件の連鎖が生む父娘の別れと想いがより前面に出ている作品に変わっていました。極論すると娘を持つ(持った)父親3人(佐藤浩市、永瀬正敏、緒方直人)の物語という色合いの濃い作品といえるでしょう。

私には、しかしながら、映画のラストが回りくどく、原作のような警察機構のしがらみで終えてもらった方がしっくりきましたけどね。父娘の話にするのであれば、緒方直人演じる目崎が何故永瀬正敏演じる雨宮の娘を殺したのかという箇所をあんなに簡単に流してはダメでしょう。父娘の話にするとウエットでどうしてもくどくなるから、原作通りそのあたりはさっと切り上げて欲しかったですね。佐藤浩市の演じる三上の家出娘の描き方にも物足りなさを感じます。

最近観る映画は、どうもオチですべる作品が多いのが気になります。竜頭蛇尾ってやつですね。最後に余計なメッセージを詰め込み過ぎて冗長な印象になってしまいました。

佐藤浩市、永瀬正敏の、緒方真人等、熟練俳優の熱演、一つ一つは素晴らしかったけど、私にとっては、最後に余計なひねりを加えたことで加点どころか着地ですべってしまった感じが残念な映画でした。過ぎたるは及ばざるがごとし。
by zoompac | 2016-06-25 06:54 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

第100回日本陸上選手権の注目競技と注目選手等について

f0090954_6281413.png本日金曜日から日曜日まで、リオの代表を賭けた熱い3日間の闘いがいよいよ始まりますね!

私の注目している競技は男女の1500、5000、10000m+女子3000SCの決勝です。

タイムテーブル、並びに私が注目している選手は以下の通りです。

6月24日(金)
女子10000m決勝(18:20開始予定)
男子10000m決勝(19:23開始予定)

女子10000mは、今年は鈴木亜由子(JP日本郵政G)、高島由香(元デンソー、防府市陸協)、上原美幸(第一生命)の3人の争いに、この競技2連覇中の西原加純(ヤマダ電機)、マラソン代表の座を1秒差で落とした小原玲(天満屋)が絡む展開でしょうか? 豊田自動織機から、沼田未知、横江里沙、藪下明音、ホクレンの走るサイボーグ・清水美穂、JP日本郵政Gの二枚看板の1人・関根花観等も参戦です。

男子10000mは、混戦ですね。旭化成の村山紘太・謙太兄弟、鎧坂哲哉、大六野秀畝、大迫傑(Nike ORPJT)、コニカミノルタの宇賀地強、設楽啓太にHONDAの設楽悠太あたりが有力ですかね。

6月25日〈土)
女子3000m障害決勝(17:20開始予定)
女子1500m決勝 (17:40開始予定)
男子1500m決勝 (17:55開始予定)
20:00前後に女子100mと男子100mの決勝も行われる予定です。

女子3000mSC では名城大1年の向井智香、松山大の高見澤安珠、三島美咲、東農大の清水萌衣乃、立教大の出水田眞紀あたりの有望大学生ランナーに注目しています。
女子1500mでは、高校生ランナーが参戦しています。兵庫西脇工業の田中希実、群馬常盤高の樺沢和佳奈の二人が、7月末のインターハイの前哨戦として直接対決です。実業団の新人として、デンソーの倉岡奈々と豊田自動織機の島田美穂の対決も楽しみですね。
男子1500mでは、遠藤日向が唯一の高校生です。東洋大の堀竜彦、住友電工のルーキー高田康輝の名前もありました。

6月26日(日)
女子5000m決勝 (16:15開始予定)
男子5000m決勝 (16:40開始予定)
17:30から女子200m、その後17:45から男子200mの決勝も行われる予定です。

女子5000mでは、10000mと掛け持ちで、鈴木亜由子、西原加純、上原美幸、関根花観、横江理沙等がエントリーしています。ここに日本陸上選手権5000m2年連続優勝の尾西美咲(積水化学)、ユニバーサルエンタテイメントの元気娘・鷲見梓沙、三井住友海上のスーパールーキー岡本春美、立命館大の突撃隊長大森菜月、去年の全国高校駅伝のアンカー区間で2年生ながら世羅高に優勝を手繰り寄せた向井優香も参戦予定です。

男子5000mも、大迫傑、村山紘太、鎧坂哲哉、大六野秀畝、設楽悠太等10000mとのWエントリー組に有力選手が目立ちます。これにお兄ちゃんはトヨタ自動車所属となりましたが、東洋大の服部勇馬、弾馬兄弟、住友電工から懐かしい竹澤健介がエントリーしています。
by zoompac | 2016-06-24 06:28 | スポーツ | Comments(0)

映画 「団地」

f0090954_5183433.jpg阪本順治監督が日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の映画賞を受賞した「顔」の藤山直美と15年ぶりにタッグを組んだ新作ということで前評判が高かった割には、有楽町スバル座というマイナーな映画館での上映でした。

大阪千里ニュータウンに住んでいた経験から、「団地」という言葉に郷愁を感じました。

また最近観た「海よりもまだ深く」で描かれていた団地の様子から、子供の姿が消え、独り暮らしの人が増え、エレベーターがないので、上階から人が住まなくなる、店が撤退し、過疎地と同じ悩みを抱えたそんな変遷に迫った物語を想像していました。

途中までは、過疎化した団地にやってきた新入居者にまつわる噂が勝手にその虚像を大きくしていくブラックユーモアを交えた新手のスリラーのように思えた展開でした。 ある程度の興味も持てたのですが、最終局面では、なにやら話があの世の話なのかこの世の話なのか、宇宙船まで現れて現実離れしたSFの話なのかよく掴めない、荒唐無稽というか違和感だけがとり残された映画に化けてしまいました。

マニアックな人には面白いのかもしれませんが、私には、あのまま団地という住居環境の噂が作り出す恐怖話で終始していたほうがなんぼかマシな映画になったのではないかと思えました。

落語で言うと、途中までの噺は笑えたのに、オチでふざけすぎてかえってしらけてしまったような感じです。

藤山直美、岸辺一徳、石橋蓮司、大楠道代、斎藤工等、そうそうたる役者が出演している割には、私にはよく理解できないヘンテコな映画でした。

それにしても、日本語の変な人を演じた斎藤工、最初は、中国か台湾から来た人かと思っていましたが、フムフムそうだったのですか、それにしてもって感じでした。
by zoompac | 2016-06-23 05:18 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)

高校総体陸上 男子5000m 地方大会の総括

f0090954_5253291.jpg高校2年生で5000m13分台の記録を打ち立てた、今年のインターハイチャンピオン候補の学法石川の遠藤日向(写真)、東京農大二高の西山 和弥、去年暮れに全国高校駅伝2連覇の世羅高吉田圭太ですが、最終学年で臨んだこの地方大会では明暗が分かれました。(ちなみに、遠藤は去年のインターハイ3位、西山は7位でした。)

中国ブロックで吉田圭太は5位でした。

13:53.31 チャールズ ニジオカ(2) (倉敷)
14:25.56 黒木 みひろ(3) (出雲工)
14:26.23 前田 舜平(3) (倉敷)
14:27.42 畝 拓夢(3) (倉敷)
14:28.57 吉田 圭太(3) (世羅)

10以内に世羅高のデービット・グレ(7位)と長嶺 龍之介(8位)が入っていますが、今年は世羅より倉敷のほうがレベルが高そうです。

北関東ブロックで優勝の西山和哉ですが、タイムがよくないですね。

14:35.76 西山 和弥(3) (東京農大二)

東北ブロックで優勝の遠藤日向はさすがですね。
今年1月の全国都道府県対抗男子駅伝1区で区間賞、4月の世田谷陸上競技会では5000m13:48.13という歴代高校生7位の記録を打ち立てました、5月の日本選抜陸上和歌山大会のジュニア5000mでは、並み居る強豪大学生ルーキランナーを尻目に、高校生ながら14:06.71で優勝です。

ブロックは違いますがタイムだけの比較では以下の通りの地方大会の結果になります。7月29日(金)~ 8月2日(火)の全国大会が楽しみです。

13:53.31 チャールズ ニジオカ(2) (倉敷)中国ブロック
14:02.19 遠藤日向(3) (学法石川)東北ブロック
14:05.52 齋藤 椋(3) (秋田工)東北ブロック
14:16.43 清水 颯大(3) (洛南)近畿ブロック
14:19.73 加藤 淳(3) (西脇工)近畿ブロック
14:21.30 千葉 直輝(3) (滋賀学園)近畿ブロック
14:23.13 ベヌエルモゲニ(1) (大分東明)北九州ブロック
14:24.11 Nicholas Kiplimo(2) (豊川高)東海ブロック
14:25.0 名取 燎太(3) (佐久長聖)北信越ブロック
14:25.3 中谷 雄飛(2) (佐久長聖)北信越ブロック
by zoompac | 2016-06-22 06:04 | スポーツ | Comments(0)

高校総体 陸上 女子1500m、3000m地方大会の総括

f0090954_5402384.jpg7月29日~8月2日の高校総体全国大会(インターハイ)に向けて、有力高校生ランナーにエンジンがかかってきました。

3000mでは、北関東ブロックの樺沢和佳奈がこの地区大会でも記録を塗り替えました。やはりインターハイチャンピオン最有力候補ですね。(写真、トップが樺沢で2位を走っているのが林英麻だと思います)

おおざっぱですが、地区大会各ブロックの上位入賞者をタイムで比較しました。

女子3000m

1. 9:06.47 樺沢 和佳奈(3) (常磐)北関東ブロック
2.9:08:15 田中希実 (2) (西脇工)近畿ブロック
3.9:13.91 猿見田 裕香(3) (豊川高)東海ブロック
4.9:14.45 林 英麻(2) (健大高崎)北関東ブロック
5.9:14.74 髙松智美ムセンビ(2) (薫英女学院)近畿ブロック
6.9:15.58 向井 優香(3) (世羅)中国ブロック

1500mでは、西脇工業の田中希実が記録を伸ばしてきましたね。西脇工業が上位3着を占め、スピードランナー王国兵庫をアピールしています。西脇工業のライバル須磨工業の選手の名前が上位に挙がっていないのがやや残念ですが・・・・。

田中希実は、3000mでもスタートから猛ダッシュで先行し逃げ切りを図る高松智美ムセンビを残り1000mでとらえそこから逆転し大差でゴールテープを切っていました。恐るべし田中希実です。

女子1500m

1. 4:18.61 田中 希実(2) (西脇工)近畿ブロック
2. 4:20.20 後藤 夢(2) (西脇工) 近畿ブロック
3. 4:20.61 髙橋 ひな(3) (西脇工)近畿ブロック
4. 4:21.36 片山 弓華(2) (立命館宇治)近畿ブロック
5. 4:21.80 樺沢 和佳奈(3) (常磐)北関東ブロック
6. 4:22.55 リンズィーヘレナ 芽衣(2) (市立金沢)南関東ブロック
7. 4:22.61 小笠原 朱里(1) (山梨学院)南関東ブロック
by zoompac | 2016-06-21 05:41 | スポーツ | Comments(0)
RELEASE INFORMATION NEW ALBUM

[通常盤]「Now On Sale!!」
TOCP-66380/¥2,548(税込)

[DVD付 初回生産限定盤]
「Now On Sale!!」
TOCP-66381/¥3,500(税込)

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