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2017年 09月 15日 ( 1 )

読書 「天子蒙塵 第一巻」 浅田次郎_激動期の大スキャンダル清朝最後の皇帝と側妃の離婚劇

f0090954_06041462.jpg1922年に清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀は16歳で結婚します。相手は上級貴族栄源の娘、婉容(えんよう)、それと端恭の娘、文繍(ぶんしゅう)でした。皇妃・婉容が17歳、側妃・文繍が14歳でした。
そう、溥儀は同時に2人と結婚してしまったのです。

映画「ラストエンペラー」で、溥儀と婉容が同じ布団で仲睦ましく寝ているところに文繍が「私も仲間に入れて」とばかり布団にもぐり込んでくるシーンがありました。 子供の遊びのようにも見えました。

その後、1924年にクーデターにより溥儀達は紫禁城から退去することになります。 溥儀は1912年の辛亥革命の折事実上退位していました。結婚した1922年には清朝皇帝とはもはやいえなかったのですが、紫禁城内に住む溥儀はそのことを知らなかったようです。

紫禁城を退去した溥儀達は、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、オーストリア=ハンガリー、ベルギー、イタリア、ロシア、日本等が租界を設置していた天津を目指しました。イギリスやオランダ公使館へ庇護を要請するものの拒否され、結局、天津日本租界内張園に移転することになりました。

皇帝一家が天津に移ったのは大正14年(1925年)2月です。張作霖は翌1926年12月に北京政府を掌握し、中原の覇者となります。それから1年半の間、張作霖 はいつ紫禁城の王座に登ってもおかしくありませんでした。長男の張学良は自他ともに認めるその後継者でした。

皇帝溥儀が天津に移ったころ、張学良も天津にいました。彼は天津社交界の大スターでした。

そんな中、天津で張学良や溥儀たちが舞踏会三昧の生活を6年過ごしても、中国国民に平安は訪れませんでした。天下を目前に張作霖は、国民革命軍との決戦を回避して北京から謎の退却をし、本拠地奉天郊外で列車ごと爆破されてしまったのです。

そして、1931年に文繍が離婚の申し立てを行います。

この1931年~1933年は激動の年でした。

1931年9月18日、柳条湖事件に端を発して満洲事変が勃発、関東軍により満洲全土が占領されます。その後、関東軍主導の下に同地域は中華民国からの独立を宣言し、1932年3月1日の満洲国建国に至ります。そして元首(満洲国執政、後に満洲国皇帝)には清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀が就きました。

そうした背景をみると、文繍は天津を離れて満州の地に行きたくなかったことから離婚の申し立てを行ったらしいということがわかります。

「天子蒙塵 第一巻」は、日本人の新聞記者によるラストエンペラー溥儀の元側妃というか第二夫人・文繍へのインタビュー物語という体裁でした。溥儀との離婚に至ったいきさつ、その後の様子等が事細かく描かれていました。時代設定は離婚後2年という時期になっていたと記憶しています。

この頃文繍は、溥儀に愛想が尽きています。インタビューの話の端々から、彼女が生理的に溥儀に嫌悪し離れたがっていたことが伺えます。

「あの人と初めて出会ったとき、なんという凶相の持ち主だろうと思った。これが龍顔と言えるだろうか、と。背は高いけど病人のように薄ぺっらな体で、ひどいなで肩だった。」 (映画「ラストエンペラー」では溥儀を演じたジョン・ローンが格好良かったので、私にはこの文繍の言葉に違和感がありましたが)

「小さくて虚ろな目に、度の強い近眼鏡をかけていた。すべての部分が華奢で小さいのに、唇だけがまるで海鼠(なまこ)のようにぼってりと厚かった。ともかくすべてが、ひどく不均衡に見えた。」

「夫はオンドルに腰をおろしたまま、新妻をぼんやりと見つめていた。それはまるで知性も勘定もない爬虫類が、ただおのれの存在だけを信じてじっとしているように見えた。」

「もそも皇帝が複数の妻を持つ理由は、皇統をつなぐためなのです。だから溥儀が男性としての能力を欠いている以上、側妃などは必要ありません。おそらく誰もがそう思っていた。思っていても噂だにできない。玉体に重大な欠陥があるなどと、誰のどの口が言えましょう。」

「女の領分は真実の愛を求めることです。」

「彼の人となりは、人格者どころか、人間に等しく備わる能力をことごとく欠いた、かわいそうな人です。未来のことなどわかりませんが、あの類まれなる凶相が、恐ろしい結末を暗示しているような気がしてなりません。」

「夫に対して反旗を翻すだけではありません。夫を保護し、いずれは政治に利用しようとする日本を敵に回すのです。」

1931年8月末に、奉天特務機関長の土肥原大佐から廃帝(宣統帝溥儀)と側妃の離婚に纏わる醜聞の一切に対する報道規制の申し入れがありました。 もちろん日本の記者クラブに対してだけです。 欧州系の新聞はこの大スキャンダルに飛びつきました。

1931年9月18日に満州事変が勃発しました。奉天郊外の柳条湖で、日本の国策会社である満鉄の線路が爆破され、中国軍の犯行と断定した関東軍が出動して張学良軍との間に戦端を開きます。

戦局は一方的でした。数に勝る張学良軍はほとんど応戦せずに、本拠地の奉天を放棄しました。

そして、11月には、宣統帝溥儀が天津を脱出し、彼を盟主とする親日国家「満州国」が樹立されたのです。

文繍の離婚に関わるインタビューとその歴史的背景が時々交じり合いながら織り成す物語が、まさに激動期の大スキャンダル清朝最後の皇帝と側妃の離婚劇なのでした。

by zoompac | 2017-09-15 06:04 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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