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2017年 06月 16日 ( 1 )

「オランダ紀行 街道をゆく35」司馬遼太郎_日本の近代化に大きな影響を与えた小さな国オランダ!

f0090954_05592463.jpg日本に大きな影響を与えた国といえば、中国と米国です。その次に大きな影響を与えた国が実はオランダなのだということがこの司馬遼太郎の「オランダ紀行」によって納得させられます。

明治維新の後の文明開化で、あれほどの短期間に西洋の技術や文化を取り入れることができたのも「蘭学」によって、日本人が医学、天文学、植物学、兵学、化学、さらには絵画まで書物で基礎知識をすでに吸収していたからに他なりません。

ドイツ人ですがオランダ商館の医員としてやってきたシーボルトや日本で初めての洋式病院を長崎に建てたポンぺ等の「生きた実学」の功績もありましたが、オランダからの書物を通じて学ぶという「蘭学」の貢献が大きかったということです。

戦国期にポルトガル人(イエズス会)やスペイン人(フランシスコ会)が日本にやってきて、きりしたん(カトリック)をひろめたことはよく知られています。
やがて布教の裏に両国の領土的野心が見え隠れしていることがわかって、禁教になり、それが昂じて江戸日本は鎖国をしたことも周知のとおりです。

ところが遅れてやってきたオランダ人(1600年にリーフデ号でウィリアム・アダムス=三浦按針が今の大分県臼杵市に漂着、ちなみにウィリアム・アダムスは英国人)は、きりしたん(旧教)に抵抗した新教のひとびとであり、きりしたんと違って仏僧を悪魔と呼ぶこともなく寺社を焼いたりする物騒な意欲もなく、ときに国土をかすめとろうとする気配もありませんでした。

宗教を前面に出さず商売にしか興味をしめさなかったため、幕府は制限下での交易をゆるしました。1600年の漂着の9年後に、オランダ国王の親書をたずさえた特使が駿府で徳川家康に謁見して国交が開かれたのです。 ちなみに当時はポルトガル人・スペイン人を南蛮人、オランダ人を紅毛人と区別していました。

ただし、幕府は紅毛人を長崎の出島に閉じ込め、彼らの日本での自由行動を抑制しました。 漂着した三浦按針や八重洲に住んだヤン=ヨーステンは別格でしたが。

その外国の窓口を出島に押し込めた流れを変えたのが、荻生徂徠の思想の影響を受けた開明的な8代将軍吉宗です。サツマイモの普及に努めた儒者青木昆陽は、吉宗の命で初歩オランダ語を学びました。さらに吉宗は1720年にそれまで禁止されていた洋書を読むことを解禁したのです。

そのことでオランダの外科技術等を通詞を通じて学ぼうとする輩が増えてきます。閉ざされた鎖国日本にあって、当時の文化人の知識吸収力には驚くべきものがありました。

その知識吸収力は1771年の杉田玄白や前野良沢等による「解体新書(ターヘル・アナトミア)」の翻訳、さらには「蘭学事始」に繋がり、緒方洪庵の「適塾」の発展に繋がっていくのです。

大阪の適塾は西洋医学を看板にしていましたが、その実体は医学校というより語学校だったと司馬遼太郎氏は言っています。

その適塾の初期の生徒に長州藩の村医者の息子の村田蔵六(後の大村益次郎)がいました。火吹きだるまとあだ名されるほどの顔立ちでしたがシーボルトの娘のイネとはねんごろになったりします。蘭語の実力を買われ伊予宇和島藩に招かれ士分に取り立てられます。やがて幕府からも正式に兵学に関する書物の翻訳の仕事を依頼され働いていた時、桂小五郎(木戸孝允)からスカウトされ、長州藩の軍の洋式化プロジェクト長に抜擢されます。戊辰戦争にあっては、新政府軍の総司令官になりました。

軍人としての訓練を一度も受けていないこの人物が、明治維新における唯一の軍略家でありえたのは、オランダの兵学書からさまざまに想像したおかげだったと思われます。

蘭学と旺盛な想像力で異文化を摂取することが行われたのは、この時代の日本だけだったのではないかと司馬氏は語っていました。

村田蔵六が、ひたすらその蘭学を駆使して、軍制、戦略、兵器について書かれた洋書を翻訳することで西洋の当時の最新技術を学び、やがてその知識を活かしを討幕の実質的な最高司令官として江戸を荒らすことなく上野戦争に勝利したことは司馬遼太郎氏の「花神」に詳しく書かれています。

村田蔵六の後輩として適塾で学んだ福沢諭吉は、咸臨丸で太平洋を横断しました。

ちなみに世に埋もれていた杉田玄白の「蘭学事始」の内容に感動し、自費で刊行し世に広めたのが福沢諭吉でした。

「蘭学事始」は、玄白が「解体新書」翻訳当時のことを回想した読物です。 諭吉は玄白の次の言葉に滂沱の涙を流したそうです。

「誠に濾舵(ろかじ)なき大海に乗り出だせしが如く、茫洋として寄るべきかたなく、ただあきれにあきれていたるまでなり」

たとえば、オランダ語の辞書から目の上にはえた毛=眉というオランダ語(ウエインブラーウ。英語のeyebrow)一語を知るのに一日以上かかった苦労話等のエピソードも「蘭学事始め」に紹介されているようです。

福沢諭吉や勝海舟をアメリカに運んだ咸臨丸はオランダ製で、ゼーラント州にあるライン川のほとりのキンデルダイクの造船所でつくられました。

その場所を司馬遼太郎氏は訪ねます。そして函館五稜郭のモデルになったようなナールデンの星型の城郭都市も。そしてスペインからの独立の拠点となった大学の街ライデンも。

ちなみに函館の五稜郭を設計したのは武田斐三郎成彰という伊予出身の者でやはり緒方洪庵の適塾で学んでいます。彼はむろん西洋の要塞をみたことがなく、あくまでも書物でみたものに想像をまじえながら作図をしたにちがいないと司馬氏は想像していました。

コロッケやビール、さらにコーヒー等の言葉もオランダの影響だということも併せて楽しく読ませてもらいました。 さらにオランダ語の影響を受けた言葉には、船のマスト、外科医のメス、ブリキ、ガラス、カバンに、今年の春から孫嬢がぴかぴかの1年生として背にしたランドセル等があります。ランドセルはもちろん彼女の祖父からのお祝い品です。

by zoompac | 2017-06-16 06:01 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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