B1の今井屋茶寮です。酒は結構置いています。万寿が枡で2,700円です。王録も置いていました。
変な店で、メニューは表がイカ、裏が比内鳥です。値段は結構高いです。ちなみに、イカメニューは値段が書いてありますが、鳥メニューは書いていません。1つの店の中に独立採算部門が2つと言うことでしょうか?それにしても何でイカと比内鳥の組み合わせなんでしょうかねぇ。
呼子のイカの活刺しが8,000円。剣先イカでした。透明なお肉が食べる途中から白濁してきます。帽子の部分はネオンのような光を放っていました。九州の甘たれ醤油と、新鮮なイカの独自の甘さと相まって美味でした。後で、帽子はテンプラに、げそは塩焼きにしてくれます。Botanicaのロースト・ビーフを食べたときのような幸せの高揚感はありませんでしたが、おー!と言う感じで、イカの刺身の甘さにちょっとした感動を覚えました。まあ、それが剣先イカの特徴らしいんですが・・・。すぐに白濁するので白いかとも呼ばれているようです。
2003年の夏、呼子に行ったとき、盆で店が閉まっており、食べ損ねたのです。その呼子のイカの仇をやっと取りました。呼子から空輸しているようです。原材料費よりも、輸送費、管理費で高くなるのでしょうね。
料理をもってきてくれたお兄さんによると、お店の上の方達は、研修と称して呼子にイカを食べに行くとのことです。自分にはそうした機会がまだ巡ってこないと言っておりました。私のイカの8,000円の中には研修費も入っていたようです。
比内鳥はねぎまが1本500円。スーパーマルエツだったら7本くらい買えますよ、ただの焼き鳥ですけど。メニューに値段が書いてありません。値段を気にするような人はイカを食えと言うことでしょうか?そのイカもとっても高いんですけど!
ねぎまと大好きなぼんじりを食べました。やっぱ、ジューシィですね比内鳥は。見渡すと、鳥雑炊(900円)を頼む人が多かったようです。比内鳥はだしが出ますからねぇ。雑炊はコスト・パーフォーマンスのよい人気メニューのようです。
付だしで食べた、牛蒡と牛肉のしぐれ煮も美味しかったです。