高校野球の決勝戦、早稲田実業と駒大苫小牧の試合は延長15回の引き分けとなりました。壮絶な戦いでした。
8回表に駒大苫小牧の2番バッターがホームランを打ったときは、0-0の均衡が破れ、これであっけなく終わったと思いました。ところが、あんなに打ちあぐねていた駒大苫小牧の田中から早稲田実業の3番、4番が8回裏に1点取り返して再びタイに。それからは一進一退と言っても、山あり谷ありでスリリングな展開でした。
特に11回の一死満塁を早稲田実業の斎藤投手は、意図したのかどうかわかりませんが、ワンバウンドの投球で結果的に3塁にいたランナーを刺しピンチを切り抜けました。
15回の表の4番本間との対決で斎藤投手は147kmのその日の最速球を2級続けた後、高速フォークで三振に子って取りました。その3球は彼の176球めから178球めだったというから、斎藤投手の潜在能力の高さにびっくりです。
思い出せば37年前、私は高校3年生でしたが、愛媛、松山商の井上投手と青森、三沢高校の大田投手の18回まで0-0の死闘引き分け試合もテレビ観戦しました。手に汗しながら、熱く観戦できたのも本当にひさしぶりでした。今日の再試合、応援は4連投の早稲田実業斎藤投手に・・・と言いたいところですが、ここまでくればどちらも、がんばっていい試合にして欲しいです。
This year"s summer finals saved the best pitching duel for last.
Yuki Saito and Masahiro Tanaka - two talented fireballers with bright futures - each gave up only one run while throwing more than 160 balls as defending high school baseball champion Komadai Tomakomai settled for a 15-inning, 1-1 draw Sunday with Waseda Jitsugyou.
The two teams will slug it out (とことん戦う) again at Koshien today, in the first rematch of a summer final since Matsuyama Shogyo of Ehime drew with Aomori's Misawa in 1969.
斎藤が本間に投げ勝ったシーンです。
Saito struck out Komadai cleanup hitter Atsushi Honma, final batter of the game, with a fork ball after throwing two 147-kph fastballs-his fastest of the day.
早稲田が満塁のピンチを切り抜けたシーンです。駒大がチャンスを活かせなかったという説明になってます。
In extra inning, Komadai wasted base-loaded opportunities in the top of 11th.