注目された1区での区間賞争いを制したのは住友電工の高卒ルーキー遠藤日向でした。 トーエーネックの大卒ルーキー服部弾馬に中継点前のラストスパートで置いて行かれかけましたが、最後の追い脚スピードが服部を上回って1秒差で区間賞をもぎ取りました。 (写真はトップグループからスパートで抜け出した服部弾馬についていく遠藤日向=右から2人目です。)
遠藤の1区での区間賞の走りが過去最高順位が25位だったチーム(住友電工)を11位というところまで押し上げました。 青山学院のエース田村和希等箱根駅伝選手3人の大型補強のある来年は、入賞争いどころか一気に優勝争いに加わるかもしれませんね。
優勝は、3区市田孝、5区村山謙太、6区市田孝の3人が去年の優勝のときと同様(去年の市田孝の区間賞は4区)区間賞で走った旭化成でした。 創部以来初の外国人ランナーの加入でしたが、2区を走ったアブラハム・キャプシス・キプヤティチが区間3位の走りで9位からトップに順位を押上げその後はそのまま独走の逃げ切り2年連続23回目の優勝でした。
2位は4区のエース区間を設楽悠太が圧倒の区間賞で走ったHonda、3位はトヨタ自動車、以下、トヨタ自動車九州、富士通、DeNA、コニカミノルタ、MHPSの順でした。 日清食品グループは15位に終わりました。
今年5位でしたが、神奈川大のエース鈴木健吾が来年加入する富士通の来年も楽しみです。