今月(5月)のスポーツ記事が少ないのでキャッチアップをしています。
4月17日の米ボストンで25歳の大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が、初マラソンながら、2時間10分28秒で3位に入り自身手応えを掴んだようです。
今年2月の丸亀ハーフマラソンで、日本人2位、全体で6位(日本人1位は全体5位の神野大地)に入り、自分のマラソンに対する適正を感じたことから急きょボストンというワールドメジャーズでのマラソンの初挑戦となったようです。
10分台は驚くような記録ではありませんが、ボストンマラソン名物の終盤にある「心臓破りの丘」と呼ばれる坂のことを考えれば、まずまずのタイムではないかと思われます。
歴史の長いボストンマラソンで、初マラソンながら3位で表彰台に登った大迫は、1987年に優勝した瀬古以来の30年ぶりの快挙だったのです。
8月の世界選手権‘ロンドンにはトラックでの出場を狙っているようで、6月の日本選手権の10000mに照準を当てた練習をしているようですが、来年の日本人男子のマラソン大会には、大迫傑の名前がある可能性が高くなってきました。 神野大地も東京五輪に向けて来年からマラソンに初挑戦を計画しているようで楽しみです。
大迫、神野の他、服部勇馬、設楽悠太、一色恭志等、箱根をわかした大学駅伝のスーパーヒーロー達が、2020東京五輪のマラソンヒーローの座を巡って熱き戦いを繰り広げてくれる予感がします。
10000mでは、世界との壁は高くと険しいですが、マラソンであれば表彰台の可能性はあります。
まずは大迫傑がマラソン参戦の雄たけびをあげてくれました。