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Would-be ちょい不良親父の世迷言


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読書 「騎士団長殺し(上)」 村上春樹_不思議なハルキ・イン・ワンダーランド

f0090954_05564150.jpgあくまでも個人的な相性だと思うのですが、書評家の「大森望」とは読後感が相容れません。

岩木一麻著の「がん消滅の罠」を手放しでほめちぎっていた書評も私にとっては眉唾ものでしたし、週刊新潮に記載されたこの村上春樹の「騎士団長殺し」の書評もそうです。

この「騎士団長殺し」に関して、彼は「合計千ページを超える物量にもかかわらずダレ場はほとんどない」と言いきっています。

確かに上巻はそうでしたが、下巻に入ったら、大きなダレ場がやってきます。

まだ、下巻を読み切っていないので、そう言い切るのは早計かもしれません。

しかし、まるで、アリス・イン・ワンダーランドで不思議の国に迷い込んだような、そして落語の「地獄八景亡者戯」でのあの世に迷い込むような展開が私にとっては大きなダレ場と思えて仕方ありません。

そんな世界を微に入り細に入り説明されても非現実感が漂うばかりで緊張感が保てません。

おそらく飛ばし読みしても何ら差し支えない典型的なダレ場だと思っています。ただ、本の副題にあるイデアとメタファーにみちた冒険の描写になっているようなので、しぶしぶ読み進めています。後で戻り読みをするのも嫌なので・・・・。

これで、後ほど、この場面が必要だったのだという納得感のある説明がなかったら怒りまっせ!

この小説の展開は、冒頭にタネ明かしされています。これは私のネタばらしではなく、村上春樹本人のネタバレ提供です。

「その当時、私と妻は結婚生活をいったん解消しており、正式な離婚届に署名捺印もしたのだが、そのあといろいろあって、結局もう一度結婚生活をやり直すことになった。」という一文です。

突然、思い当たる理由もわからないまま、妻から6年の結婚に終止符を打つ別れ話を持ちだされるところからこの物語は転がり始めますが、あがりはすでに「元の鞘に戻る」と示されているのです。

突然の三行半に気持ちの動揺を鎮めるべく、主人公の画家である私は車が故障するまで、車で東北方面へと移動の旅を続け、車が廃車になると友達の別荘に転がりこむことになります。

後々、この車での放浪の旅で出会った「白いスバル・フォレスターの男」と旅の途中で経験した「夢精」が大きな意味を持ってきます。

その別荘は小田原郊外に建つ一軒家で、「私」の学友の父で高名な日本画家「雨田具彦」が使用していたアトリエ兼住居でした。雨田具彦が高齢で認知症に罹り、伊豆高原にある高級ホームに移ったため、画家である私に留守番兼管理を友から依頼されたたという事情でした。

そのアトリエ兼住居で画家としての感性に優れた「私」は様々な不思議と出会うのです。

その不思議な世界への端緒は、屋根裏部屋で、雨田具彦の未発表作の「騎士団長殺し」という絵画を発見したことから始まります。そして、私に「肖像画」を描いて欲しいという依頼が、アトリエ兼住居から谷を挟んで向かいの山に建つ白い邸宅に住む白髪の中年男「免色渉」から舞い込んできます。免色は、ジャガーを4台も持つ大金持ちでした。

この上巻では、この小説の着地点が示されているだけでなく、着地に至るプロセスを垣間見せていると思しき表現も散りばめられています。

曰く、

「あとになって振り返ってみると、我々の人生はずいぶん不可思議なものに思える。それは信じたいがたいほど突飛な偶然と、予測不能な屈曲した展開に満ちている。 しかし、それらが実際に持ち上がっている時点では、多くの場合いくら注意深くあたりを見回しても、そこには不思議な要素なんて何ひとつ見当たらないかもしれない。切れ目のない日常の中で、ごく当たり前のことがごく当たり前に起こっているとしか、我々の目には映らないかもしれない。それはあるいは理屈にまるであっていないかもしれない。しかしものごとが理屈に合っているかどうかなんて、時間が経たなければ本当に見えてこないものだ。」

「理屈に合っているにせよ合っていないにせよ、最終的に何かしらの意味を発揮するのは、おおかたの場合おそらく結果だけだろう。結果は誰が見ても明らかにそこに実在し、影響力を行使している。」

「しかしその結果をもたらした原因を特定することは簡単なことではない。それを手にとって「ほら」と人に示すのは、もっと難しい作業になる。もちろん原因はどこかにあったはずだ。原因のない結果はない。卵を割らないオムレツがないのと同じように。」

「原因が連鎖的に延々と続いているうちに、何がそのものの原因だったのかだいたいわからなくなってしまう。あるいはどうでもよくなってしまう。」

「谷間を隔てた山頂に住むその謎の隣人のことと、「騎士団長殺し」というタイトルを持つ絵画・・・・最初の二枚の駒、将棋倒しのように、一枚の駒(原因)がが隣にある駒(原因)をまず最初にことんと倒し、それがまた隣の駒(原因)をコトンと倒す。それが連鎖的に延々と続いているうちに・・・。」

「いったい何がいけなかったのだろう。とにかく、どこかで流れが間違った方向に進んでしまったのだ。時間をかける必要がある。ここはひとつ我慢強くならなくてはならない。時間を私の側につけなければならない。そうすればきっとまた、正しい流れをつかむことができるはずだ。その水路は必ず私のもとに戻ってくるはずだ。(これは、「私」が離婚に至った理由をあれこれ思索しているところ)」

「私は免色というモデルを触媒にして、自分の中にもともと埋もれていたものを探り当て、掘り起こしただけなのかもしれない。」

「我々の人生には現実と非現実の境目がうまくつかめなくなってしまうことが往々にしてある。」

さてさて、現実と非現実の間でそれでも不思議な体験をしながら過ごしていた「私」の日常が、下巻では、非現実的な村上春樹不思議ワールドの中に入り込む「私」の冒険に一転してしまいます。

どんな出口が用意され、上で「」書きで引用した文章にどんな意味付けがされるのかを楽しみに私も「私」と同行二人でお遍路巡りをしている気分です。どんなご利益が待ち受けているのやら?

この小説のある登場人物?の語り口を借りるなら、この小説、引き込まれる不思議な力を感じるので、「諸君が読んで損はあらない!」となります。

by zoompac | 2017-04-10 05:57 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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