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Would-be ちょい不良親父の世迷言


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読書「室町無頼」垣根涼介

f0090954_06170726.jpg直木賞ノミネート作品でしたが、選評者の先生たちの選評を早く読んでみたいですね。 選評者からも励ましの意味で辛口な批評を多くもらいそうな作品だなって思いました。

読んだ後、応仁の乱勃発前の一揆に駆り立てられた世情や人々の怒りはそれなりにじんわりと伝わってきました。

伝わってきましたが、それにしても、才蔵が棒術の使い手になるための過酷な修行の描写が長すぎます。筆者のこだわりに読んでいてちょっとうんざりでした。この部分こそが圧巻だって読者もいて、この部分は読者によって良し悪しの評価は分かれるでしょうね。

私は、そこのところはフィクションなのだから長く丁寧に描けば描いただけ説得力の薄皮が剥げてくる個所ですし、著者が描こうとした応仁の乱の前の庶民の負のエネルギーが爆発寸前まで膨張する緊迫感を描く個所が逆に駆け足になっていて残念だって気分なのです。

100ページくらい読んで、たぶん直木賞には選ばれないだろうなと思い、読み進めるにつれて、修行の描写の長さに比べて庶民の一揆の蜂起の描写が逆に短くバランスの悪さを感じさせられました。

前半の修行の場の描写の過剰さと、後半の史実の部分の書込みでの練りの薄さが雑に感じられ、せっかくここまで臨場感を盛り上げながら竜頭蛇尾って感じの残念な出来栄えにしか思えなかったのです。

今の時代を彷彿させるべく、才蔵の修行描写を削って、もう少し貨幣経済と金融バブルの蔓延る社会と時代背景と貧者を救済するセーフティネットの欠如に関するエピソードを増やした方が、庶民の怨嗟のエネルギーが何故沸点に到達して爆発したのか、いったん動き出すと指導者の目論見はもはや計算通りいかず、誰にも止められないエネルギーを持つ怖さを強調してもらったほうが説得力が増したと思います。

幕府の力が弱まった室町中期は、権力構造が複雑化し、元々背景の説明が難しいこともあって多くの作家さんが避けるため歴史小説で扱われることが少ないのです。それでもそれを覚悟して難しい題材に挑んだのであれば、それだけの納得できる仕事ぶりを見せてくれよってことです。修行の部分を削いで、背景説明にもっともっと筆を注いで欲しかったです。

フィクションの場面が多いので、まるで水滸伝の林冲の棒術の稽古場面を読んでいるのとどこが違うんや(ちゃうんや)って突っ込みを入れたくなりますし、骨皮道賢た蓮田兵衛のような信義に厚く、権力に盾突く侠客っぽいキャラも水滸伝には、あるいは宮城谷昌光の古代中国の物語にはヤマのように登場しますよね。

by zoompac | 2017-01-25 06:17 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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