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Would-be ちょい不良親父の世迷言


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読書「熊と踊れ(下)」アンデッシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ

f0090954_09362630.jpgレオ、フェリックス、ヴィンセント三兄弟とその友達で構成された軍人気取りのギャング共を追い詰める、ストックホルム市警のヨン・ブロンクス警部の嗅覚が鋭いですね。 まるで、映画「ジャッカルの日」で、ドゴール暗殺を ある組織から依頼された(OAS)スナイパー「ジャッカル」を追い詰めるフランスのルベル警視のようです。

このヨン・ブロンクス警部は、架空の人物で、この小説のフィクションの部分となりますが、主犯の三兄弟、実際に襲われた銀行や、場所等、この小説に出てくる事件は、時間帯こそぎゅっと詰め、事件の順序も入れ替えてたりしていますが、ほぼノンフィクションです。

三兄弟は実は四兄弟で、この事件に直接関わっていませんが、計画などを内輪の人間として知り得ることのできた次男(レオとフェリックスの間)のステファン・トゥンベリがこの「熊と踊れ」の著者の片割れです。 (スェーデンの法律では、この次男はお咎めがないそうです。) 事件のモデルとなった当時20歳前後だった三兄弟はいま、それぞれ服役期間を終え、名前を変えて堅実な生活を送っているそうです。 軍から盗んだ武器で身を固めた強盗事件といえども、1人も死傷者を出さなかったことが幸いしましたね。 と、いっても脅された被害者にはぬぐえないトラウマが残ったと思います。

1990年代初頭に実際にスェーデンを恐怖に陥れた強盗事件を下敷きにしています。 現金強奪計画は長男のレオによって用意周到に準備されますが、読者まで巻き込まれてこの軍人ギャングの一員となって、銀行を襲うような気にさせられる、そんな一種独特の雰囲気をこの小説は持っています。 銃を持って脅す側と脅される銀行員等の心理描写も細かく描かれていて、とにかくリアルなのです。

「敵が熊のように巨大でも、その熊の周りでステップを踏んで(踊って)、絶妙なパンチを繰り出せば、相手を倒すことができる」という父親の訓え、その暴力的な父親の影響、家族の崩壊の中で育まれた兄弟の絆等が底流を流れるテーマになっていたと思います。

スェーデンの小説の主人公って、ミレニアム・シリーズのリスベット・サランデルといい、この小説のドゥヴニヤック家の三兄弟の長男のレオといい、過剰に暴力的だなぁという印象を持ちました。

その暴力が、読者に緊張感と吸引力をもたらすのでしょうか、上下巻ともそれぞれ500ページを超えるのですが、割とあっさり読めます。 ノンフィクション調なので、ピエール・ルメトールの「その女アレックス」のような驚愕のどんでん返しや捻りはありません。 ありませんが、暴力という直球で読者の心にドスンと衝撃がきます。

この「熊と踊れ」は、去年発売の週刊文春のミステリー・ベスト10の2位に、「このミス」と「はやミス」では1位に入っていました。 文春の「ぶんミス」1位は、癖玉が得意なピエール・ルメトールの「傷だらけのカミーユ」でした。



by zoompac | 2017-01-11 09:36 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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