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読書 「海の都の物語3 ヴェネツイア共和国の一千年」 塩野七生

f0090954_654827.jpgイタリアの国旗は緑と白と赤の三色旗です。 海上の旗は少し違います。真ん中の白の部分に4つの紋章が描かれています。

4つの紋章は、イタリアの4つの海洋都市国家の国旗です。上段左から右に時計回りに、ヴェネツイア、ジェノバ、ピサ、アマルフィの順になります。

この海の都の物語3巻には、4つの海の共和国の栄枯盛衰が描かれていました。

9世紀にはじまり、14世紀後半に頂点に達し、15世紀末に、片やオスマントルコの攻勢、片やコロンブスやヴァスコ・ダ・ガマ等による大航海時代の到来に挟み撃ちにされて下降線をたどるまで、地中海は、これらイタリアの4つの海の共和国の海でした。

第二次大戦後のイタリア海軍及び商戦旗の図柄は、昔の栄光にあやかりたいという思いが込められているように思えます。

海洋国家アマルフィの黄金時代は10世紀半ばから11世紀半ばの100年間でした。

ナポリ湾の西の端にあるポッツオーリが古代ローマ時代の重要な港であったこと、布教活動の拠点として司教区に早くから指定されていたこと、そしてアマルフィは名目的にビザンチン帝国領であったこと等で、アマルフィは交易を通じて地中海全域のイスラム教徒とローマ法王庁の仲介役を務めていたのです。 またナポリも軍事的には、アマルフィ海軍なしにはサラセン海賊に対して防衛できなかったのです。 当時のアマルフィはナポリよりずっと重要で繁栄していました。

アマルフィイの商人には、マウロがいます。オリエント貿易で大成功し、聖地巡礼に来るキリスト教徒のため、イェルサレムに聖ヨハネ騎士団を創設しました。その後イェルサレムがイスラム教徒に奪回された後、ロードス島に本拠地を移したことからロードス騎士団とか、のちにマルタ島を本拠地にしたことからマルタ騎士団とも呼ばれました。

ロードス騎士団もマルタ騎士団も孤軍奮闘のゲリラ別動隊の大活躍をしますが、アマルフィ本国は皮肉にも十字軍運動には乗り遅れてしまいます。 1073年にビザンチン帝国に代わって南イタリアの支配者となったノルマン人によって本国が征服されてしまったのです。

国家事業でなければ実行不可能な大海運事業である第3次以降の十字軍の輸送は、十字軍の主流であるフランスに近かったジェノヴァとピサの二国に委ねられることになりました。 こうした十字軍遠征という大プロジェクトに投資できなかったアマルフィは国家として衰退し12世紀半ばには地中海という舞台から姿を消してしまいました。

ピサは海に面していませんでしたが、アルノ河を通じてトスカーナ地方の物産の海への唯一の出口であったこととアウレア街道沿いの要所にあったためキリスト教がローマ帝国の国境になってすぐに司教区に指定されました。 それにサラセン人からの脅威に対しては、呼び込んで戦うことをせず、常に海に出て先手必勝の作戦をとりたびたび北アフリカのサラセン海賊の本拠地まで遠征するという積極性をもっていました。

十字軍遠征もピサを一気に海洋国へ飛躍させました。 12世紀を通じてピサは黄金期を迎えました。

11世紀まで対サラセンで同盟を組み共同で戦ったジェノヴァとコルシカ島の領有をめぐって衝突してから、この二国は敵対関係に転じてしまいます。

ピサは海ではジェノヴァ、陸ではピサの港を欲しがったフィレンツェと対峙することになってしまいます。 ローマ法王と神聖ローマ帝国皇帝のパワーバランスにあって、皇帝派であったピサは法王派のジェノヴァとフィレンツェに挟まれ、しかも13世紀後半に神聖ローマ帝国フリードリッヒ二世が亡くなった後ピサは孤島のようになってしまいました。 そのピサの退潮を決定的にしたのは1284年のメロリア沖でのジェノヴァとの海戦での敗戦でした。 海洋国家としてのピサは13世紀後半に退場してしまいました。

残ったジェノヴァとヴェネツィアは13世紀半ばから14世紀末の約120年に渡って全面対決を4回繰り返し、2勝2敗でした。第5回目の戦いで、ヴェネツィアの不戦勝となり、ジェノヴァも姿を消すことになりました。 コロンブスという天才船乗りを生んだジェノヴァもフランス王の支配下になったり、ミラノ公の支配下になったり、紆余曲折を経てスペイン王の保護領になりました。

4つの海の共和国の栄枯盛衰物語は、二大大国ジェノヴァとヴェネツィアのがっぷり四つガチ対決が圧巻でした。
by zoompac | 2016-08-29 06:05 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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