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読書 「街道をゆく39 ニューヨーク散歩」 司馬遼太郎

f0090954_5402277.jpgこの本を手にしたきっかけとしては、最近観た映画「ブルックリン」の影響が大きいです。

上京、就職、ひとり暮らしといった私自身を含めて多くの日本人が生きていく上で経験する出来事の不安や葛藤を丁寧に描いた映画作品でした。地政学上の違いがありながらその経験の相似性にただただ驚かされました。「三丁目の夕日」って情景は、個人個人異なったものだと思いますが、その底流にある不安や希望というものは意外と世界的に普遍性を持っていたのかもしれませんね。

おそらく、世界のあらゆる地域で、“共感項”の多い普遍的な作品として観られるのではないでしょうか? アイルランド、イギリス、カナダによる合作映画で、アイルランドでも大ヒットしたと聞いています。

出色は、主演のシアーシャ・ローナンの演技です。ちょっと太ってそのふっくらした体つきに驚かされましたが、50年代当時のお尻やウエストを強調した衣装が映えるよう調整したのかもしれないということを書いた批評家の意見もあり、それが本当なら、そのプロ意識の高さは素晴らしいとしか言いようがありませんね。アイリッシュカラーと呼ばれる瞳の色や木々の緑など色彩も鮮やかで美しかったです。

ということで、司馬遼太郎氏の「街道をゆく ニューヨーク散歩」です。最初、司馬遼太郎氏の「アメリカ素描」を読んでいたのですが、西海岸が中心で(後半、第二部で東海岸も出てきました)、焦って、この本を求めました。ちゃんと、ブルックリンのこと、アイルランド人移民のことが書かれていました。

アメリカでは、新規にやってきた移民(民族)が嫌われ者の役を引き受けたそうです。

最初の移民はWASPが主流でした。白くて(W)、アングロサクソン(AS)で、プロテスタント(P)です。厳密にいうとアングロサクソンではありませんが、初期入植集団組のオランダ系はワスプに準ずるものとして遇されました。(英国もオランダも海洋国家として17世紀からアメリカに進出を果たしていました。17世紀に、オランダが、マンハッタン島の南端にニュー・アムステルダムという町をつくりましたが、17世紀後半、英国はオランダを圧倒してマンハッタン島とその周辺を領有し、英国王の弟ヨーク公の領地となり、以後ヨーク公の名にちなんで、ニューヨークと名付けられました。)

19世紀後半、アイルランドはジャガイモの大凶作に押し出され、マンハッタン島にきて都市の最下層を形成しました。アイルランドは、司馬氏の「街道をゆく 愛蘭土紀行」に詳しいですが、ヨーロッパに進行していた近代化の流れに乗ることのなかった文明の孤島で、宗主国のイギリスに隷属させられ、一時は全島民がイギリスに住む領主の小作人でした。

ワスプからすると、アングロサクソンではなく、ケルト人だったし、プロテスタントではなくカトリックで、本国は数百年もイギリスに支配されており、アイルランド島もいわば農業一色だったため、彼らの多くは、港湾労働者や警察官になり、一部は、この「ブルックリン」の主人公のように帳簿をつける技能を学んだそうです。

その異端性から、当初、さんざんいじめられたアイルランド人も、次にやってきたイタリア移民がいじめと差別の標的に変わることで、位が上がったそうです。イタリア移民が、アイルランド系の警察にいじめられるというエピソードは映画でもありました。

黒人のジャズが市民権を勝ち得て、アメリカ文化に加わったように、アイルランドの土俗のハロウィーンという子供の祭りも、今やアメリカの年中行事になっています。

司馬遼太郎氏の蘊蓄で背景知識を得たことで、もう一度、この「ブルックリン」を観たくなりました。

「街道をゆく ニューヨーク散歩」には、その他、コロンビア大学の話の流れで、タウンゼント・ハリスのことやドナルド・キーン氏のこと等も興味深く書かれていました。
by zoompac | 2016-07-27 05:41 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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