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読書 「アメリカ素描」 司馬遼太郎

f0090954_729356.jpgアメリカに渡った司馬遼太郎氏が語っています。

「文明は、多民族地帯に起こりやすい」そして、「文明が興る大地が、それら多様な諸民族を収容して食わせうるだけの農業的豊かさをもっていなければならない」

そして、中国が何千年もかけてそうした民族のるつぼをたぎらせたのに対して、アメリカはわずか二世紀で大文明をつりあげたといっています。

多民族国家であることの強みは、諸民族の多様な感覚群がアメリカ国内において幾層もの濾過装置を経てゆくことなのだそうです。そこで認められた価値が、そのまま多民族の地球上に普及することができます。

司馬氏は、ジャズを例にとって、ジャズはアメリカで市民権を得たからこそ世界へ普及できたと言っています。さらに、文明とはそういう装置をもっていると付け加えていました。

「文明とは普遍性を持っていて、多民族に共有されてこそ文明なのである」

一方、文化というのはその民族特有の価値観からなりたっていると言います。

多民族の集合体から成り立っているアメリカでは、教育で自己主張、自己表現に重きが置かれます。その一方で、単一民族である日本は、集団での自己主張は抑え和をもって尊ぶことに価値が置かれます。

人間は体力が衰えると、カイコがマユの中に入るように自分の文化にくるまりたくなるそうです。普遍的な文明の下では、自分の要求はきちんと伝えないと、同じ文化圏では忖度してもらえることも、多民族の社会では相手の心をいちいち察してはくれないので大変です。

文明で疲れた神経を癒すために文化に憧れる傾向もあるようです。アメリカで一時流行した禅もその象徴だと思われます。

日本で造られた携帯はアメリカで市民権を得られなかったため、ガラパゴス商品となってしまいました。一方、韓国製サムソンのギャラクシーは市民権を得て、堂々と世界市場で戦っています。

この「アメリカ素描」に面白いことが書かれていました。

韓国人が民族大移動といっていいほどの規模(30~40万人)で、1970年代の一時アメリカに受け入れられた時代があったそうです。ベトナム戦争で、韓国がアメリカの同盟国として出兵したことに関係があるらしいという説明がついていました。

この韓国移民たちは、困窮者ではなく、ある程度の資金をもって渡ってきたということで、カルフォルニア州を中心にその勢力を急拡大したようです。いち早く、アメリカの市民権を獲得して、多民族の共有する普遍的価値を身に着けたからこそ、韓国製品もアメリカで市民権を得ることができたのかもしれませんね。

司馬氏の評論を読むと、文明と文化の違いがよる理解できます。ビジネスでよく聞く、「日本の常識は世界の非常識」ということが腑に落ちた読後感でした。アメリカに対する見方もちょっと変わってきそうです。

司馬氏が、「アメリカ素描」のあとがきで、文明と文化について、四つ書いたと言っています。

中国についての「長安から北京へ」と、ベトナムについて「人間の集団について」、それに「街道をゆく 南蛮のみち」、さらに今回の「アメリカ素描」だそうです。

まだ読んでいない「長安から北京へ」と「人間の集団について」も読んでみたいと思っています。
by zoompac | 2016-07-18 07:29 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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