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Would-be ちょい不良親父の世迷言


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読書 「天下人の茶」 伊東潤

f0090954_657381.jpgこの「天下人の茶」の本の、目次の前に、金色のページが挟み込んでいて、この書名と筆者の名が刻まれています。秀吉の黄金の茶室を彷彿させる心憎い演出ですね。この本を開いた瞬間、どこかの詫びた茶室で、伊東潤の点てた一服のお茶を味わっているような世界に誘い込まれ、彼の語る物語との一期一会を堪能させられました。

「千利休」とその弟子たち(細川忠興、牧村兵部、古田織部、瀬田掃部、蒲生氏郷、小堀遠州、山上宗二ら) の生きざまと葛藤が詰まった短編小説を「天下人の茶 第一部」というプロローグと「天下人の茶 第二部」というエピローグではさみ焼に仕上げてくれています。

この「天下人の茶」の一部も二部もさらりと読めるのですが、切り口が斬新で、説得力もあります。

プロローグでは、天下統一へ向けて、部下の武将へ遣わす領土、土地に限界を感じた信長が、利休の進言を取り上げ、茶を広め、茶の湯バブルを創設して、高価な茶器を報奨して部下へ配るといったアイディアが紹介されます。実際、秀吉も活躍して出世する度に、茶会を催す権利をもらったり、高名な茶器をもらったりしていました。

エピローグでは、天下人の表の顔は秀吉ですが、裏で天下取りのシナリオを描いていたのが利休であったことが知れます。そのシナリオの目玉が本能寺の変であり、清須会議であり、賤ヶ岳の合戦でした。

このプロローグとエピローグに秀吉が己と豊臣家の行く末を案じながらも、主君信長の仇討ちのために道を急ぐ気持ちを思い起こして「明知討」を舞う様子が描かれているのも印象的でした。利休の傀儡として、天下取りの大芝居を踊りに踊ってきた人形は、殺した傀儡子利休の声を耳奥で聴くのです。「殿下、共に崖から身を躍らせましょうぞ」

挟み込んだ味わい深い生地で、中身の短編の具材にも統一感を出した、まことに結構な一服でした。伊東潤は名人の域に達しましたね。

利休のことを題材とした小説は数々あれど、利休の存在をこれほど大きく感じた物語は初めてでした。NHK大河の桂文枝の演じた利休の暗いイメージがぶっ飛んでいきますよ。伊東潤氏の直木賞、決まりでしょう!7月19日の発表です!
by zoompac | 2016-07-10 06:57 | 読書・映画・音楽 | Comments(0)
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