本日の12時15分からNHKで放映予定です。 広島の宮島街道が舞台です。
連覇を狙う埼玉が強い思っていたのですが、直前のエントリーで中学生の久保田悠月も3000m8分35秒台で全国ランキング7位の強い選手が外れて久保田より20秒遅い円谷光佑に変わっていました。
1区の埼玉栄高校エース館澤亮次、2区の円谷、3区のコニカミノルタの設楽啓太で流れに乗れるかどうかがカギになりそうです。 2区を久保田が走り、3区を絶好調のホンダの設楽悠太であれば優勝候補筆頭にあげたのですが・・・・。
一方、広島は全国高校駅伝優勝高の世羅高の選手を中心に高校生が充実しています。特に5区を走る吉田圭太は2年生ながら5000m14分切りの全国屈指のランナーです。 5区でトップに立って、6区の中学生で粘れば、アンカーに今年の箱根の2区を区間4位で走った駒大の工藤有生が控えています。 3区かアンカーに鎧坂哲哉が使えれば断トツの優勝候補にあげたのですが・・・・。
長野も1区~3区で流れに乗れば、5区に闕颯人という佐久長聖高の14分切りランナーがいます。 暮れの全国高校駅伝1区の区間賞男です。 アンカーも日清食品の矢野圭吾ですので、優勝に絡む可能性は高いとみています。
今年の優勝候補は、ずばり静岡と予想します。 1区の浜松日体高太田智樹(5000m14:05:92)、2区の深良中の小澤大輝(3000m 8:34:95)、3区明治大エース木村慎(今年の箱根の2区区間6位)で流れに乗れば、4区、5区、6区もそこそこに走れる高校生、中学生ですし、アンカーに日清食品グループの大砲佐藤悠基です。
この静岡を中心に、埼玉、広島、長野が追いかける展開だと思っています。
1区~3区を観る限りは愛知も強そうですが、4,5,6区の高校生・中学生区間で粘れるかどうかですね。アンカーにはトヨタの山本修平がいます。 皇后盃は愛知が優勝しましたし、女子実業団はデンソー、男子実業団はトヨタでしたので、天皇盃での愛知の気運も高まっています。 去年は1区の高校生のタスキ渡しに違反があったということで失格となった愛知の挽回を期待しましょう。
群馬の高校2年の14分切りランナー東農二高の西山和也は直前のエントリーから外れましたね。 ここは大学生、中学生が強いので面白いかなと思っていましたが、西山抜きでは優勝に絡むのは難しいかなと思います。 1区を走る中之条高の横川巧、2区の広沢中の大澤佑介、3区の順天堂大塩尻和也で流れを作り、4区、5区の高校生で粘れるかどうかですね。 6区には全中駅伝優勝の立役者前橋富士見中エースの新井大貴がいます。アンカーは東農大の戸田雅稀です。
大阪は3区の14分切り高校生ランナー中村祐紀(大阪桐蔭)と4区の中村友哉(青学)の兄弟のタスキ渡しとなります。 祐紀も青学に進学予定です。
さて、今年はどんなドラマが待っていますかね。