林英麻(富士見中)も不破亜莉珠(高崎大類中)も常盤高への進学ではなく健大高崎高への進学となっていました。 (写真は林英麻です)
この二人は今年の1月11日の都道府県対抗駅伝の群馬県代表として中学生区間に出場し、林英麻は大阪の高松松智美ムセンビと同タイムの区間賞、不破亜莉珠は、兵庫の田中希実に35秒遅れの区間2位の走りでした。
二人揃って常盤高に入れば全国制覇も夢ではないと思っていましたのでちょっと残念です。
スーパールーキーの二人を獲得した健大高崎高ですが、たぶん今年の群馬県から全国大会に出てくるのはまだ、岡本春美(3年)、樺沢和佳奈(2年)を擁する選手層の厚い常盤高だと思います。
高校生となったこの二人ですが、ほやほやの1年生ながら1500メートルの全国ランキングで、林が10位、不破が18位です。ちなみに1位は、鹿児島女高3年の倉岡奈々、2位と3位に大阪薫英女学院高3年の高松望ムセンビ、1年の高松智美ムセンビの姉妹の順です。
常盤の岡本春美は3000メートルのランキングで全国トップ、樺沢和佳奈は1500メートルランキング5位です。大阪薫英女学院高の高松望ムセンビが3000メートルランキング2位、同じく大阪薫英女学院高の嵯峨山佳菜未は5位です。
こうした情報をみる限り、今年も優勝候補筆頭は、連覇を目指す大阪の薫英女学院高になりそうですね。
兵庫は須磨学園に強い選手が集まらなくなってきていますね。西脇工業高に有力中学生田中希実(1500メートルランキング8位)、後藤夢が進学します。
神奈川県横浜金沢中のリンズィ―ヘレナ芽衣は横浜金沢高に進学です。 駅伝で強い荏田高でも白鵬女子高でもありませんでした。
2016年以降の健大高崎と常盤の県代表争いは面白くなるかもしれませんが、選手が分散されてしまっては、全国大会での上位に食い込むのは難しいかもしれません。
まだしばらくは京都、大阪勢を中心とした、西高東低の傾向が続きそうです。