術後、5日めの昨日、傷口を消毒し、ドレッシング・テープという透明の防水シートを貼って、シャワー入浴解禁となりました。 お風呂好きの私には朗報です。さっそく頭も体もゴシゴシ洗ってさっぱりしました。
本日木曜日に、術後3度目の血液検査と術後初めてのレントゲン撮影があり、明日金曜日に、術後1週間めになりますが、抜糸ではなく抜鉤の予定です。
今は、手術切開の後の縫合はスキンステープラー(ホチキス)の針を使うのが主流だそうです。太腿の斜め前方から下に15㎝の傷口にホチキスの針が20個打ち付けてあります。見た目は痛々しいですが、この抜糸というか抜鉤はリムーバーで針を外していく際、痛みがほとんどありません。
抜鉤の後は、数日をかけて、杖を使っての持続安定歩行から階段の上り下りができるところまで訓練する予定です。 リハビリ効果次第ではありますが、医師との相談で、術後2週間の7月11日あたりに退院目標を置いています。
オフィス復帰は、7月14日月曜日か、15日火曜日頃からだと考えています。
異様に発達した筋肉くん(大腿筋膜張筋)が、股関節の可動域制限ブロックの役割から、早く、本来の求められる役割に目覚めて、今後も末永く私の歩きをサポートしてくれんことを願っています。
そして、右股関節疾患のため、永らくあまり機能していなかった「腸腰筋」君が昨日のリハビリから狙い打ちになっています。 この弱った筋肉を縮めたり伸ばしたり動かしてあげることにはある程度痛みを伴いますが、刺激し、血行を促し、本来の機能を取り戻させるには必要なことなのです。
腸腰筋(ちょうようきん)は腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群の総称。主に股関節を屈曲させる働きをします。腹腔の後ろにあり、脊柱を前屈させる筋でもあるため「深腹筋」と呼ばれることもあります。
腸腰筋はハムストリングスの主な拮抗筋でもあり、運動能力との相関が強いといわれ、瞬発力を必要とされる陸上短距離の選手はこのインナーマッスルが人並外れて太いそうです。
椅子に腰かけて膝を上にあげる動作で使う筋肉で骨盤の深部にあることから、骨盤のインナーマッスルと呼ばれています。 「腸骨筋」+「大腰筋」+「小腰筋」の3つの筋肉で構成されていますが、小腰筋は大腰筋の一部として無視されることも多いようです。
下の図の青の部分は、腸腰筋となっていますが、腰骨筋と思ってください。
ということで、本日の主役筋肉は、腸腰筋でした。