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膝手術・入院の総括

膝手術・入院の総括_f0090954_7243048.jpg膝の軟骨のすり減り具合をレントゲンで観るとき、大体の目安にされるのが大腿骨(太股側の骨)と腓骨(すね側の骨)の間の軟骨の状態です。私の場合、外側に比べて内側が擦り減っており、多少軟骨は残っていましたが、内側が擦り減った分外側に膝が曲がってきたことと、膝の曲げ伸ばしに制限がかかってきたこと、何より体重をかけたときに激痛が走り左脚に体重がかけられなくなったための歩行困難などを理由として、内側の軟骨の部分だけ人工関節に置換する手術を決意しました。

手術をしてはじめて知りましたが、膝には二つの関節があります。1つは上で述べた大腿骨と腓骨、そしてもう1つは大腿骨と膝蓋骨(俗にいう膝のお皿)からなる関節です。前者がメインの関節で、後者が膝の曲げ伸ばしの機能にかかわる関節です。膝手術・入院の総括_f0090954_7251142.gif

私の場合、開けてはじめてわかったことなのですが、この膝の皿の裏側の軟骨部分とそれと接する大腿骨軟骨部分に骨棘がびっしり群生していたとのことです。本来なら、膝を開けて皿を横にずらせたときに見える十字靭帯が骨棘に覆われて見えなかったそうです。先生も骨棘の密生にはびっくりされたそうで、この棘が神経や筋肉・靭帯等に触れて細胞組織に炎症を起こし、また痛みを出していた元凶ではないかとおっしゃっていました。

膝手術・入院の総括_f0090954_726240.jpg骨棘とは、摩擦が激しいために骨が変形して飛び出てくる現象です。骨棘は軟骨が痛んだために出来る石灰質変異といわれていますが、これに刺激が加わってデコボコになり鋭利な状態になります。軟骨から造られるのではなく、間接内水腫のカルシュウム沈着などから派生しているする説もあります。

私の場合、大腿骨と腓骨の関節に比べ、明らかに大腿骨と膝蓋骨(俗にいう膝のお皿)に多くの骨棘がみられ、こちらの関節の変形の度合いのほうが深刻だったようです。手術を執刀した医師によると、ノミとハンマーでこれらの骨棘の除去作業に当初予定しいた手術時間を30分オーバーすることになったとのことです。このまま放置していたなら、靭帯に傷がつき、症状がもっと深刻になっただろうとのことでした。膝手術・入院の総括_f0090954_7264631.jpg

手術はMIS(Minimally Invasive Surgery)という、極小の皮膚の傷で行いと筋肉や靱帯に必要最小限のダメージしかあたえない手術の技法を湘南鎌倉病院で会得された医師によって行われました。

術後はこのMISのおかげで7㎝の傷の痛みもなくいたって順調でしたが、術後翌日のリハビリで膝の曲げと施術後の脚への体重負荷の測定を行った後、腫れがでてきて、表現はオーバーかもしれませんがドッジボールのようになってしまい、膝に熱もでてきました。ひたすらアイシングをしながら、しかしリハビリで膝回りの筋肉を動かす運動は継続しました。リハビリ担当のお兄さん曰く、術後で膝の中に血水やリンパ液が溜まって腫れるのは問題ないが、動かし続けておかないと腫れが引いた後、膝の袋の中の細胞が癒着して曲げ伸ばしの動きに支障が起きてしまうそうなのです。思えばリハビリもこのときが一番つらかったです。救いは切り傷の痛みが少なかったことでした。

術後3日目に膝に溜まった血水を50㏄太い注射器で吸い取ってもらった後は腫れも小さくなり、術後は95度~100度しか曲がらなかった膝も120度から徐々に130度まで曲げることが可能になり、片足立ちもできることとなりました。

唯一の懸念材料は、削りとった骨棘の一部が膝の中に紛れ込んだそうなのです。これは俗称”ねずみ”といって膝の袋の関節液の中の遊離体となってときどき関節のドアをロックして曲げ伸ばしのときの激痛の原因になる可能性があるそうなのです。どこかでじっと動かないでいればいいのですが、動き回るねずみであれば、しばらく経過をみて必要であれば膝に穴を開け内視鏡でネズミ取りをすることになるかもしれません。

術後の経過も問題なく、術後1週間での歩行訓練では杖なしでも歩ける状態となり、股関節に痛みをもつ右脚より術後ですが左脚に体重をかける歩きもできることとなりました。術後10日での退院は、当院では最短だそうです。

入院初日だけ4人部屋でしたが、隣のおじいさんは90歳を超えた年齢で膝の人工関節手術をされていました。去年反対の脚の手術をされその結果がよかったので今回はその反対の脚を手術したそうです。MISという手法によって施術による傷の体に与える負担が小さくなったことは特筆に値すると思います。

ダイエットを期待した病院食でしたが、歩行訓練も含めたリハビリだけでは運動不足なのか、間食をしなかったわりには効果が少なく、結局入院前の90キロに戻って横ばいでした。

明日、もう一度血水を抜いた後退院です。

手術代は150万円~170万円くらいなのですが、健康保険限度額適用認定証を健康保険組合から発行してもらって自己負担額が約10万円。個室の差額ベット代が26,000円X10日で26万円ですが、生命保険の入院給付金が1日19,000円戻ってきますので、ネットすると約7万円の負担です。手術代も20万円くらい戻ってくるので実質の自己負担は無しですね。健康保険のありがたさを実感できます!
by zoompac | 2014-04-03 07:27 | 健康
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